2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

フィンランド・モデルは好きになれますか 19

第一部 『ゲド戦記』の作者ル=グウィンの新作を読みました。『ギフト 西のはての年代記 1』というファンタジー小説です。あまりファンタジーは読まないのですが、この人の作品は読みます。続きが楽しみ。 今日の写真は和琴半島の林のなかをたどる散策路です…

フィンランド・モデルは好きになれますか 18

第一部 写真は朝のびほろ霊園近くで撮った花です。図鑑で調べたらマツヨイセンノウという名前みたいです。 第二部 フィンランド・モデルは好きになれますか 18 2 フィンランド人の一生 (4)社会人・納税者として、そして老齢期 〔職業に関連する所得格差〕 …

フィンランド・モデルは好きになれますか 17

第一部 今日の写真は朝焼け空の続きです。 第二部 フィンランド・モデルは好きになれますか 16 2 フィンランド人の一生 (4)社会人・納税者として、そして老齢期 〔医療・介護と年金〕(承前) 阿鉢韻鬚發箸法地方自治体や保険を含む、社会保障給付金全体を比…

フィンランド・モデルは好きになれますか 16

第一部 3時に起きて第二部の準備にかかりました。4時近くに窓から見ると、東の空に真っ赤な雲が浮いていて、車で飛び出したくなったのを、じっと我慢。昨日の分を取り返さなくては。せめて写真は気持ちのいいものを、ということで、大好きなドライブ道路と…

季節感が狂います

アジサイは5月の花じゃなかったの? わが家の庭の片隅で、今は盛りと咲いてます。写真の右下、ピンクの花が見えますか。えんえん三月、咲き続けてるムシトリナデシコ。やっと名前を知りました。小さな輪になって、虫取り粘液出る場所が茎にあり、この名がつ…

フィンランド・モデルは好きになれますか 15

第一部 いま前の家の人と立ち話をしました。「このまま秋になっちゃうんじゃないの」と彼が言います。今日の日中は室内で30度になりましたが、外に出れば風はさわやかです。空は青く澄み雲は白く、本当に秋空みたい。雲の多い日の朝焼けは色彩の饗宴のようで…

ヒメジョンと月見草

津別に向かう広域農道からびほろ霊園に入る短い道があります。4時すぎにここへ朝の雲を撮りに行きました。一枚目は霊園の道に植えられたナナカマドです。葉の一部が色づいています。2枚目は、隣の麦畑との境目で雲間から洩れるはかない朝日に浮かぶ月見草…

しつっこくないセールス・勧誘

テニスに行ったとき、雲があんまりきれいだったので、プレイの合間に撮りました。内地では梅雨が暴れているようですが、こちらはたまに小雨がぱらつくていどで、青空がのぞく時間のほうが長いでしょう。ここ2週間ほど、晴れていても25度以下で、念のため…

むかし村八分というリンチがあった

村八分という言葉があります。都会で育った人や、田舎でも若い人は、なじみがないかもしれません。慣習を無視するなどの不都合があった家族に、集落全体が葬式と火事以外での付き合いを断つ、という非公式な制裁です。終戦から4年ほどたって、選挙違反を告…

科学ではない科学番組

科学的なテーマを鮮やかな映像とわかりやすい解説で伝えるNHKスペシャルを、いままでわたしは好きだった。だけど昨日、最近の番組、恐竜の時代を生き延びて進化した哺乳類を扱ったものを見ているとき、「おや」と思った。ナレーションで、恐竜が当時の最…

和琴半島の露天風呂

夏の水芭蕉は、春の清楚な花とはちがい、一枚が7,80センチほどの葉が重なりあって、獰猛な感じがします。屈斜路湖に突き出した和琴半島には二つのキャンプ場があって、手前のは左湖岸の砂浜まで広がり、奥のはよく整備された草地にあります。奥のキャンプ…

岩菊が白く敷き詰め霧の崖

今度のドライブで見た花では、月見草と岩菊の群落がきれいだった。月見草は車の停められない場所で、原っぱ一面を埋めていた。その手前、相生(あいおい)だったと思うが、工事で迂回路になっていたところでは、道の真ん中で5,6匹のキタキツネが遊んでいた。…

峠はみんな霧のなか

早起きして、峠を3つ越え、160キロほどドライブしてきました。峠はみんな霧。最初が訓北峠、阿寒湖畔に入る手前です。阿寒町は合併で釧路市になりました。釧路は霧の街。気候的には美幌は北見・網走圏内で、阿寒は釧路圏に属します。山の手前は時おり部…

食べる楽しみ

このところほとんどいつもほうれん草を食べてる。まだいまなら種を蒔けば芽が出るかもしれないから、畑を空けたいのだ。摘んだばかりのものを、冷たい水で洗って泥を落とすと、厚い葉の濃い緑が光っていて、あまり火を通したくない。さっとゆでたり、生のま…

美幌の町の郊外は

美幌市街から車で五分も走ると、広域農道の左右に、写真のような田園が広がっている。いま麦が色づき、ジャガイモの花が盛りだ。阿寒に通じる国道に並行しているこの農道は、国道より標高が高いので見晴らしがいい。パック・ツアーのものらしい大型観光バス…

映像の楽しみ

目のせいか頭のせいかわからないけど、ときどき活字に集中できなくなることがある。昼間でも眠くなって、文字が躍りだしたりする。そんなときでもテレビの映像ならだいじょうぶ。引き込まれれば眠気もふっとぶ。こっちに引っ越したときフンパツして、32イ…

フィンランド・モデルは好きになれますか 14

第一部 今日の写真はまた庭に勝手に咲いた花です。アジサイ、ジャガイモ、月見草、それにスミレの順です。スミレはまだ咲き続けていますよ。月見草は庭ではなくて隣の空き地です。 第二部 フィンランド・モデルは好きになれますか 14 2 フィンランド人の一…

フィンランド・モデルは好きになれますか 13

第一部 網走湖の女満別湖畔の写真です。もうすぐここで夏祭りが開催されます。船の競争や花火、そのほかいろんな催しがあるのだそうです。 第二部 フィンランド・モデルは好きになれますか 13 2 フィンランド人の一生 (3) 大人への準備 〔後期中等教育から…

朝のイタチとニセアカシア

6月末のある朝、陽が昇って間もないころですから4時ごろだったでしょうか、美幌川の岸でムラサキツメクサの群落(写真桔臾棔砲鮖っていたら、背中のほう、支流が合流するところで大きな水音がします。振り向くと何か動物がさっと水門の奥に隠れます。また…

雲がいっぱい

そらさんが昨日の雲を気に入ってくれたようなので、今日はさらにもう4枚。 一枚目は美幌川堤から見た美幌峠方向の空です。やや右の奥に木の影になっているのが峠です。よく見えないでしょうが、とても厚い雲でしたから、峠は霧の中でしょう。美幌という町は…

網走湖畔の鷺と雲

本来なら網走湖に沿って10キロくらい車で走れるはずなのですが、今日は工事中で、女満別(めまんべつ)湖畔キャンプ場の先までと呼人(よぶと)付近しか行けませんでした。キャンプ場の先、アシの茂った岸辺にたくさんの青鷺(だと思うけどちがうかも)がいまし…

フィンランド・モデルは好きになれますか 12

第一部 写真の一枚目は裏摩周展望台の駐車場で見かけた花(セイヨウヤブノイチゴだと思う)です。一株なのに花が色とりどりで、不思議な気がしました。二枚目と三枚目は標茶(しべちゃ)から裏摩周に行く途中の牧場風景です。 第二部 フィンランド・モデルは好き…

雲を見る楽しみ

旅に出たときのほか雲を見なくなったのは東京でくらしはじめてからだ。高校生のとき、空を見ながら雪道をずっと歩いて、見知らぬ土地で日が暮れかかってあわてたことがあった。信濃川に架かる橋の上で、何度水と雲を眺めたことだろう。その前の6年間は標高…

フィンランド・モデルは好きになれますか 11

第一部 今日の写真は6月末のある日、早朝の美幌川を撮ったものです。 第二部 フィンランド・モデルは好きになれますか 11 2 フィンランド人の一生 (2) 学童期(承前) 7~14歳児の総標準授業時間はOECD加盟国中でもっとも短い。日本と比べると、 日本 フィ…

フィンランド・モデルは好きになれますか 10

第一部 一枚目の写真は小清水海岸、二枚目と三枚目はエゾキスゲが咲き乱れる小清水原生花園、四枚目は濤沸湖畔にあった展望牧舎木道のハマナスです。 第二部 フィンランド・モデルは好きになれますか 10 2 フィンランド人の一生 (2) 学童期 この項は主とし…

フィンランド・モデルは好きになれますか 9

第一部 裏摩周を離れ、小清水海岸と濤沸(とうふつ)湖へ移動すると、一転して開放的で観光客のにぎわう風景になります。国道沿いには、道の駅、センター、湖側の道路に一箇所の、三つしか駐車場がありません。湖畔のポニーが何頭か見える一帯には、ヒオウギア…

フィンランド・モデルは好きになれますか 8

第一部 子どものころ新潟県の信州に近い山村で6年ほど暮らした。いまは合併で津南町になったが、そのころは蘆が崎村だった。林の奥深いところに水の澄んだ池があって、確かではないが、龍が窪と呼ばれていたような気がする。関東に住むようになってから、こ…

摩周の宝石ー神の子池

大きな蕗の葉と木立に囲まれた小さな池は、摩周湖から湧き出る水を湛えて、鎮まりかえっていた。流れ出る川はさわやかな水音を奏でているが、振り返って見る池にはさざ波一つない。水面は宝石の深い輝きに似て、白を溶かした緑。湖底にはたくさんの倒木が沈…

裏摩周までちょうど100キロ

雲がテーマのはずだったけど、またいつかということで、今日の遠出のはなし。 摩周湖は東側(表)からは何度も見たが、西(裏)からはまだだったので、いつか行こうと思っていた。昨夜いっぱいやっていて思い立ち、地図を調べ、畑に水をまいてから7時前に出発。…

小説を読む楽しみ

埼玉にいた最後の5年くらいは、一ヶ月に20冊は小説を読んでいたんじゃないだろうか。こっちに来てから、硬い本の量はあまり変わらないけど、小説は半分以下になった。図書館にリクエストしたものだけでちょうどよくて、書棚から探す必要はない。テニスの…