2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6月に家まわりで咲いた花から

ゆめらじさん、オジロはカラスなんかとちがって人の接近を嫌うから、自然な環境ではあまり近寄ることができ ません。望遠で撮ってじっくり眺めると、ほんとうに「猛禽類」だなー、と。 タムラ、6月のワッカ原生花園でちょっとの間だけオジロに出会ったのを…

夏のオジロワシ

根室の春国岱ネイチャーセンターで 「夏でもオジロは来ますか」 「たいていいつもいますよ」と窓際に置かれた望遠鏡で探してくれました。 「今はちょっと見えませんね。別海側の走古丹にもたくさんいるんですよ」 それで国道44号、243号、244号をた…

エゾカンゾウの季節

ゼンテイカ、ニッコウキスゲ、エゾカンゾウと三つも名前のある花です。本州では尾瀬、日光霧降高原 など高原の花ですが、東北や北海道では海岸の平地で普通に見られます。ほぼ同時に咲くエゾキスゲ や少し遅れるエゾスカシユリとともに、原生花園の夏を代表…

もや立つ浅海

まりさん、古城でコーヒーですか。いいですねー。写真の真ん中にいるのはお子さんでしょうか。 そらさん、スズランは香りがよくて姿もまあまあだけれど、毒草だそうです。繁殖力が強くてどんどんはびこる ので、こちらの人には庭の植物としてあまり人気があ…

スズランは香り

まりさん、もうラベンダーが咲きましたか。ウチの庭ではようやく新しい緑が萌えて香りが漂うようになったとこ ろで、花が咲くのはまだ先です。去年は花がついたのは数本だけでしたが、今年はだいぶ増えそう。緯度的には こちらとあまり変わらないかもっと北…

水辺に集うスズガモの群れ

走古丹から戻って国道244号線を尾岱沼方向へ走っている途中にたくさんの水鳥が集う水辺があり、路肩に 車を停めてカメラに収めました。群れは遠く、鳥の種類がはっきりとはわかりません。でも羽の様子がここに至る 前に撮ったスズガモに似ています。他の…

走古丹の風景

まりさん、召し上がったのはホワイトアスパラですね。こちらも今シーズンですが、もっぱらグリーンです。昨日 安売りのお店に一束(片手で握ると余るくらい)100円で出ていたので買いました。沸騰しているお湯に入れ再び 沸騰したところで上げ、オリーブ…

春国岱の森で

風蓮湖と根室湾にはさまれた南東側の砂洲が春国岱です。その付け根にあるネイチャーセンターに隣接した 森で出会った生きものたちです。びっしり生えて葉を伸ばすシダ類と若緑が茂りはじめた木々の間で、白く輝く 崑崙(こんろん)草の群れが際立ちます。黄…

風蓮湖

nam**i214 さん、無事に走りきられますように。根室が旅程に含まれているようですね。ちょうど昨日わたしも 風蓮湖に行ってきました。44号線で納沙布岬に向かい根室市街に入る手前に春国岱ネイチャーセンターがあり ます。そこで1.7キロほどの森歩きを…

釧路湿原コッタロ展望台

タムラ、クロユリの黒はクローズアップにしてみるとたしかに不気味だね。野に咲く株を目の高さで見るとそれ ほどでもないんだけど。 観光バスで釧路湿原を展望するのはたいてい釧路市展望台になります。そこからは釧路川が遠いこともあっ て、湿原らしさを実…

釧路湿原6月初旬の花たち

まりさん、壁に椅子がつけられたお店の写真、おもしろいですね。 これまで単独でアップした以外の花たちです。ワタスゲは大きな群れで咲いていると風情があるのですが、ま だちらほらでした。次の黄色い花、何度見ても名前を覚えられません。それで写真に撮…

丹頂さんは会議かな

アキホさん、ご訪問ありがとうございます。 まりさん、今度は比較的長く日本にいらっしゃったようですね。 たくさんの蓮の花!蓮や睡蓮の花は大好きです。朝鮮王朝では高貴な花とされていたとか。 現代社会では表現活動を仕事にできる人が一番「労働」から遠…

黒百合 ムダの効用 番外篇ヤノマミ ②

町の群生地に先週咲いていた黒百合です。花弁が3センチほどですから、他の百合よりは小さいですね。本州 では山奥にしかないようですが、こちらでは北見の街中の公園など、まだまだ残っているみたい。民家の庭に植 えられいるのも時々見ます。でもやっぱり…

900草原

弟子屈町にある900草原から撮った6月1日の風景です。ここは展望のいい小高い丘で、町営牧場になってい ます。牧場総面積1440ヘクタール、牧草地930ヘクタール。名前の由来は牧草地の面積だそうです。写真一 枚目に掲げたレンガ色の建物はレスト…

わずかに咲いたイソツツジ

1週間前、釧路湿原温根内のイソツツジは気をつけていないと見落とす程度に、ほんとにポツリポツリと咲きは じめたところでした。川湯の硫黄山麓に大きな群生地がありますが、湿原ではそこのより背丈がずっと低い小さ な株が密集しています。最後の一枚で茶…

釧路川悠々

釧路川は屈斜路湖を源流として南下し、弟子屈(てしかが)、標茶(しべちゃ)、釧路町を経て、釧路市で太平洋 に注いでいます。もともとは下流に行くにしたがって蛇行が多くなり、流入する支流とともに広範囲の低地に水分 をもたらしていました。いまは釧路…

三分咲きのヒメカイウ

三十九さん、ご忠告ありがとうございます。さっそくトラックバックを承認制に変更しました。「自動巡回」に反応 する必要はないと思いますが、区別できなくて。 大きめの群落で目に付くのは緑あざやかな葉だけ。先週の釧路湿原温根内遊歩道では全体として三…

湿原にようやく緑が

アキホさん、ご訪問ありがとうございます。忘れ物のはなし、歳をとるといろいろ出てきますね。忘れ物ではな いけれど、冷蔵庫の前まで行って何を取りに来たのか思い出せなくなったりとか、わたしにもあります。 ユメラジさん、ほんとにシンプルにくらせるの…

ちょい早ミツガシワ 春樹の効率批判

そらさん、900草原という大きな丘で撮った写真にたくさんの牛たちが写っています。そのうちにアップします。し ばらくはちょっと遠出すると何度も牛に会う季節が続きます。 8日の段階では釧路湿原のミツガシワはこんな程度。一帯を白く染める絵を撮るにはち…

牛と知床

このあたりの多くの町や市は高台に公営の牧場があります。5月に若草が萌えてくると農家から牛や馬がや って来て、たっぷり草を食べて肥え、11月ごろ雪が来る前に各農家に帰ります。預けた農家は夏の間に自分の 牧場で牧草を収穫し、シートに包んで蓄えて…

名前に花が二つある花

ミキィさん、ありがとうございます。さっそく訂正しました。サロマ湖と能取湖でシギには会っているのに、急いで いたためサギをシギと書いているのに気づきませんでした。 タネツケバナ(種漬け花)は本州のありふれた雑草で、その花は種籾を水に漬けて苗を準…

ツルとサギのいる湿原風景

写真の整理に時間がかかった上に、いつものネット接続トラブルで、決定ボタンを押したとたん書き込んだ画像 と文章がダメになって、ブログ更新が遅れてしまいました。 ミツガシワの最盛期を見逃すのではないかと心配で、まだ早いと思いながら、昨日また釧路…

のど赤ノゴマ ムダの効用 番外編①

植物や野鳥の名前がなかなか覚えられないわたしですが、赤い喉が特徴的なノゴマはわりあいたやすく見分 けられます。この写真は能取岬で牧場を囲む鉄条網に止まっていたところを撮ったものです。 ムダの効用 番外篇 ヤノマミ ① 『ヤノマミ』(国分拓 NHK出版…

霧ともや

6月1日の屈斜路湖は霧の下に沈んでいました。標高947mの津別峠展望台からは、このところ連日屈斜路 湖上空を覆いつくす雲海が見られるそうです。それに比べたら上の写真は迫力がイマイチかも。雪が融けて津 別峠が開通したのは5月29日。道内、特に…

若葉の森

美幌峠を境にして美幌町の隣町は弟子屈(てしかが)です。この町の中心部から、摩周湖、釧路、阿寒湖、鶴居 村、根室への国道や道道が分岐しています。釧路湿原温根内に行くときは鶴居村を経由する道道53号線をた どります。この道に入って少し走ったところ…

アオジ再び

そらさん、梅雨の最中なのですね。降り続く日のじっとりした冷たさと晴れ間のむし暑さを思い出します。こちら でも寒暖の差が大きい日々ですが、晴れても降っても空気は乾いて感じられます。 今年はアオジによく会います。初めの2枚は釧路湿原で、あとはせ…

ミツガシワ予告編

そらさん、釧路湿原は南北に長いから、上空からでないと全体を視野におさめることはむずかしいですね。南 東の細岡展望台から見ると、湿原を囲む丘の西側対岸がわりあい近く感じられます。でも、道がなくて実際には できませんが、歩いて突っ切るとしたらず…

今年初の釧路湿原

タムラ、あんまり海水が浅くて澄んでいるから、海底が露出しているように見えるんだね。これほど遠浅だとは 気がつかなかったよ。普段の青い海面だと深さはよくわからないから。 去年雪が来る前に行って以来だから、ほぼ半年ぶりかなー。釧路湿原温根内遊歩…

引き潮岬で鳥の漁

潮が引いた能取岬の海で、トビとアオサギが忙しく漁をしています。大鳥の乱舞に恐れをなしたのか、近くにカ モメの姿はありません。アオサギの足先をわずかに濡らす浅い海は、海底の岩や藻を透かし見せ、鳥たちの影 を映していました。

忘れな草

桜の季節の北見フラワーパラダイスには、桜のほかにモクレン、レンギョウ、スイセン、タンポポなど派手な花 が多いからあまり注目されないけれど、足元で小さな青い花を付けている忘れな草も忘れないでね。暑さに弱く 寒さに強いと言うから、北海道に適して…