白鳥

                                                 2013年11月7日 屈斜路湖砂湯

 薄氷が張りはじめた屈斜路湖の白鳥です。浮かぶ姿、羽ばたく姿、空の姿、それぞれ

美しいですね。まだ数は少ないようです。網走湖女満別湖畔、濤沸湖水鳥湿地センター

前など、寄り道をしているものも多いのでしょう。もっと寒さが厳しくなって水面が凍

りつくと、あちこちに温水の湧く屈斜路湖に集まってきて、にぎやかになります。              

彩雲

            2015年11月8日 美幌川土手上から

 美幌川の土手上から見ると西方に当たります。五色の雲、彩雲が空に見えています。

彩雲を見るのは2度目です。前回はいつだったか覚えていませんが、もっと色が濃く、

小さい範囲に詰まっていたと思います。今回は広がりすぎているので、色が薄くなって

います。もっとはっきりした彩雲をまた見たいなー。

田園晩秋

             2015年11月5日 網走郊外

 作物は収穫され、剥き出しになった地面は来期に向けて整えられています。浅い緑の

畑は秋蒔き小麦でしょう。青い傘を被った塚は豆類を乾燥しているところです。よく耕

されてはいますが、一面に茶色の広がる田園はどこか物悲しさがあります。間もなく雪

が全体を覆って田園風景も落ち着くでしょう。

湖岸の枯草

              2015年11月5日 濤沸湖畔

 濤沸湖畔には広い草叢が広がっています。一面に芦のような薄のような枯草が。国道

側から見ると、対岸には藻琴山が聳えています。それ以外には疎林が広がるばかり。も

う一月もすると湖面は氷に閉ざされます。

カラマツ黄葉

              2015年11月5日 網走郊外

 11月はカラマツ黄葉の季節。耕地の境目や街外れには人工林が多く、人工林といえば

圧倒的にカラマツです。自然林が減少していくことには寂しさを感じますが、新緑と黄

葉のカラマツにはそれなりの美しさがあります。特に黄葉のなかにわずかに緑がにじむ

カラマツがわたしは好きです。

 

エゾリス大忙し

              2015年11月5日 美幌霊園

 手のひらに乗るような小さなシマリスとちがって、エゾリスは中型の猫ほどの大きさ

であり、特にこの時季は丸々と太っています。好物の木の実などが豊富な季節であるこ

とも理由ですが、もう何時訪れるともしれぬ雪の季節の備えて、できるだけ食べて体力

を蓄えること。それに土の下に備蓄する餌も集めなければならないので、リスたちは大

忙しなのです。