2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

花咲く草原 ④

2011年6月21日 野付半島 野付半島の草原を行く小路の左右の花々です。キンバイ、センダイハギ、ゼンテイ カ、クロユリが認められます。既に紹介したものもありますが、場面場面でその風情が 違うので再度アップしました。野付半島の草原はさながら自然の花園…

 花咲く草原 ③

2011年6月21日 野付半島 対岸の尾岱沼からは野付半島に向かう観光船が出ています。その船着き場はトドワラ の一画にあります。トドワラというのはトドマツのは林が潮風に曝されて朽ち果てた場 所です。そこから半島の車道までは最後の一枚のような歩道を歩く…

花咲く草原 ②

2011年6月21日 野付半島 昨日の続きです。一枚目はルピナス。外来種ですが今ではすっかり北海道に定着しています。二枚目はクサフジ。三枚目はハマエンドウ。次の2枚はゼンテイカ、またの名をニッコウキスゲ。最後はすっかり数の減った和タンポポです。右辺…

花咲く草原 ①

2011年6月21日 野付半島 6月も終わりに近くなれば海岸草原にはさまざまな花が咲き乱れます。今日から4回に 分けて野付半島の草原の花々を御覧に入れたいと思います。まずはコンロンソウ、次は キンバイだと思いますが、なにキンバイかはわかりません。次はス…

花咲く草原 ①

2011年6月21日 野付半島 6月も終わりに近くなれば海岸草原にはさまざまな花が咲き乱れます。今日から4回に 分けて野付半島の草原の花々を御覧に入れたいと思います。まずはコンロンソウ、次は キンバイだと思いますが、なにキンバイかはわかりません。次はス…

霧の峠道

2016年6月24日 津別峠からの帰路 津別峠で屈斜路湖の雲海を堪能してから、帰路に就きました。来たときとはちがっ て、弟子屈側ではなく津別側に下りていきました。低くたなびく雲海に入っていくよう で、草木は霧に包まれています。木々の根元の霧がなくなっ…

森の清流

2016年6月24日 津別ノンノ森 林間を流れ下る清流に沿って右岸を遡上し、途中で橋を渡り左岸を流れに沿って下っ てきました。クリンソウの他フキなどの緑の草たちが水を浄化するように身を屈め、ま た細い木々も生い茂っています。湧き立つ流れはときに泡だっ…

津別峠の雲海

2016年6月24日 美幌峠、小清水高原など、屈斜路湖の雲海の見られる場所はいくつかありますが、 それらのなかで一番標高が高いのが、津別峠です。しかも峠にはちょっとしたお城のよ うな塔が建てられていて、745mからの展望が得られます。雲海が見られる確率…

ノンノの森のクリンソウ

2016年6月24日 津別町ノンノの森 隣町の津別にノンノの森と名づけられた森林公園があります。中心を清流が走り今の 時季はその周りをクリンソウが咲き乱れています。遊歩道を歩くだけでも肺の中がリフ レッシュされるような清涼感がありますが、小川の周りが…

馬とアヤメ

2016年6月16日 濤沸湖畔小清水原生花園前 湖畔に放たれた馬たちの唯一の仕事は、生い茂る青草を食むことです。馬たちはアヤ メや菖蒲の類は嫌いなようで、それらを残して周りの草だけを食べ尽します。アヤメを 観光客に見せたい関係者にはそれが狙いです。 …

能取岬の初夏に咲く

2016年6月16日 能取岬の草叢にもようやく夏の花が咲きはじめました。海に突き出した岩塊に一輪だ けハマナスが咲いています。もう少しすれば他の場所にもいくつかの群れを作って咲き そろうでしょう。ユリに似た黄色い花はゼンテイカ、またの名はニッコウキ…

引き潮の海

2016年6月16日 能取岬 この日の朝能取の海は引き潮でした。こうして見ると、岬の崖下はしばらく浅くなっ ていて、それから深くなっていることがわかります。この日のことではありませんが、 浅いところを歩きながら、多分貝だと思いますが、拾っている女の人…

6月の原生花園

2016年6月16日 小清水原生花園 六月も半ばを過ぎると海岸草原(原生花園)も花々で賑わうようになります。この写真 では、輝くような黄色はエゾカンゾウ。橙色はエゾスカシユリ。空色と紫が混じってい るのはハマエンドウ。白い傘のようなのはエゾノシシウドで…

クロユリ

2011年6月8日 美幌国道39高架下土手 国道39号が魚無川を渡るところが高架になっていて、その下の土手にクロユリが咲い ていました。それがいつの間にか消え、近年にはまったく見られなくなりました。草刈 りの際に抜かれてしまったのか、盗掘されたのかわか…

湿原のイソツツジ

2011年6月8日 釧路湿原温根内探勝路 イソツツジはエゾツツジの言い違いからついた名前だとも言われますが、別にエゾツ ツジという種もあります。赤い色で山地に生える種です。結局イソツツジで通用するこ とになります。イソツツジの名所は川湯硫黄山の麓で…

ヒメカイウ

2011年6月8日 釧路湿原温根内探勝路 漢字で書くと姫海芋です。姫は小さいという意味、海は湿林の水中に生えるからで、 芋は太く伸びる根の形状からでしょうね。初めて見たときは水芭蕉の矮小種かと思いま した。苞の形状も中心にある花の形状も、小さいだけ…

ハナタネツケバナ

2011年6月8日 釧路湿原温根内探勝路 ハナタネツケバナ、名前にハナが二つあるのが不思議ですぐに覚えられます。稲のタ ネを水に漬ける時季を知らせる花だとか。本州にもある花のようです。温根内探勝路で はわりあいよく目立ちます。一見地味ですが、クロー…

湿原のミツガシワ

2011年6月8日 釧路湿原温根内探勝路 この写真を撮ったころのミツガシワは盛大に繁茂していましたが、次第にその数が減 り、最後に訪れた2020年ころには残っているのはほんの一部になっていました。残念で すが、放置しておけば植物種の偏移は避けられないこ…

裏摩周展望台

2016年6月6日 第一展望台や第三展望台ほどは観光客に知られていませんが、これらの二つの展望台の反対側に裏摩周展望台があります。摩周岳の隣に位置します。ここからの湖の表情は表からの湖とはかなり違います。雪渓の残る斜里岳は湖の先でなく、展望台の裏…

裏摩周展望台

2016年6月6日 第一展望台や第三展望台ほどは観光客に知られていませんが、これらの二つの展望台 の反対側に裏摩周展望台があります。摩周岳の隣に位置します。ここからの湖の表情は 表からの湖とはかなり違います。雪渓の残る斜里岳は湖の先でなく、展望台の…

白樺新緑

2016年6月6日 摩周湖畔 5月中旬までは白骨のような枝を晒していた白樺・岳樺も、6月に入ると新鮮な緑を纏 いはじめます。ウチの隣の空き地に生えた白樺は5月には葉を茂らせていますが、摩周 湖畔は標高が高いので、1か月遅れになります。浅緑の葉を纏うと幹…

神の子池初夏

2016年6月6日 深い森の中の小さな泉といった趣です。湖底から湧き出す水は透明な場所と青い場所 があります。色の違いは光のせいではなく、湧き出す水の成分の違いを反映しているよ うです。うっそうと茂る森のなかにあるので、しっとりと落ち着いた雰囲気で…

新緑の摩周湖

2016年6月6日 5月の連休を期して、それまで積雪で閉ざされていた第三展望台方面の道路が開通し ます。冬季は第一展望台だけが開かれていましたが、これで第三、第一二つの展望台か ら摩周湖を展望できます。時は新緑のころ。湖岸も中の島もフレッシュなグリ…

コツマトリソウ

216年6月6日 神の子池周辺 釧路湿原や神の子池の周辺など、冬が長く湿地の多い場所には、本州では高山に咲く ような小さな花が見られます。ツマトリソウの変種コツマトリソウはそんな花の一つで す。ツマトリソウ自体が花冠1.5㎝から2センチの小さな花ですが…

緑深まる

2016年6月5日 美幌せせらぎ公園 6月は美幌の本当の夏の始まり。公園の森は濃い緑に満ちています。これまでの草本 に代わって、樹木が主役です。小鳥の囀りは聞こえますが、姿は葉陰に隠れています。 それでも、山鳩の姿を一つ捉えることができました。

ツツジさまざま

2016年6月5日 美幌町内 早咲きのエゾムラサキツツジはそろそろ枯れはじめていますが、代わって色も枝ぶり もさまざまなツツジが町内の家々の庭を飾っています。美幌の6月は公園や庭が一番は なやぐ季節です。

リラの花咲く

2016年6月5日 民家の庭 6月の美幌は花の季節。さまざまな花が咲き競います。なかでも目立つのがリラ、ま たの名をライラック。この家の庭では本来の色紫が、白と競演しています。ご主人は白 い色がご自慢な様子。紫はよくあるけれど、白は珍しいのだとか。札…

スズラン薫る  

2016年5月30日 ウチの庭 今は草ぼうぼうに荒れ果てたウチの庭ですが、足腰が元気でそれなりに手入れをして いたころ、楓の樹の下にスズランの群れがありました。花を見なくても窓を開けると漂 ってくる香りで、開花していると分かったものです。このところ雨…

エゾノコリンゴ蕾と花と

2016年5月23日 ワッカ原生花園 硬い蕾のエゾノコリンゴはじっと見つめると微妙な薄紅色で、なかなかきれいです。 蕾が膨らむと真っ白になり、そのままの色で花開きます。咲きそろった花ははっとする ほどの白の塊ですが、長くは咲き続けません。ウチの隣の空…

野のスミレ

2016年5月23日 ワッカ原生花園 北海道のスミレの種類は20種に上るようで、その種名はとても覚えられません。この スミレは5月後半からごく一般的に見られるように思いますが、名前はわかりません。 まだ雪が残るころに咲くものもあれば、こんなに遅いものも…