2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

森で出会ったゴジュウカラ

エゾエンゴサクをたずねて森のなかを歩き崖を登りきったとき、目の前の木で動くゴジュウカラに気づ きました。すぐに足を止め、静かにカメラを取り出して構える他は動かなかったのがよかったのか、幹を 上下したり地面の倒木をつつきまわったりするだけで、…

初々しいツツジ

RENさん、コメントありがとうございます。道南にお住まいのようですね。ドライブのお写真拝見しま した。オホーツク地方の海とはどこかちがうような。 gom**neko19*9さん、コメントありがとうございます。暖かいところにお住まいなのかな。子どものこ ろ雪国…

とつぜん冬にあと戻り

「春の雪」なんてゆるいものじゃないね、これは。春の舞台がとつぜん冬の場面に。どんでん返しみた いな感じ。むかし春山に登ったときは、予め覚悟していたからあまり驚かなかった。だけどここは山じゃ なくて平地だよ。そうか、山でくらしていると思えばい…

影絵のような鹿の群

やんまさん、お好きなハクセキレイ、もっときれいな写真をお見せしたかった。動きの激しい動物は 失敗が多くて。うまく撮れることもあるかもしれませんのでときどき覗いてください。 湖岸道に入って間もなく一頭の小鹿が眼の端に入りました。日の出に間に合…

草原のハクセキレイ

おやじさん、コメントありがとうございます。桜の写真がきれいですね。こちらの開花は5月11日と 発表されています。 能取岬の灯台周辺の草原でハクセキレイが遊んでいました。 今朝6時から明日まで雪の予報です。3月末から暖かい日が続き、このまま春が…

一番早いスミレ、アオイスミレかな

雪が消えてから雪が降るまでのほとんどの期間、野山を歩いていてたいてい一つ二つと出会う花がスミ レです。種類も多く手持ちの「北海道の野の花」図鑑に、スミレ科として掲載されている種は30をこえ ています。ちがいが微妙ななので、アバウトなわたしに…

丘をうっすら春の雪

ついさっき岬から帰ってきたところです。目覚めたのが3時半。データ放送の予報を確かめたら、今日 は晴れです。すぐに出ればオホーツク海の日の出を撮れるかなと思いつき、顔も洗わずにとびだしまし た。でも気温はいちおう零下ですから防寒ズボン、中綿ジ…

カルガモ遊ぶ 金持ちのための景気対策

先月末北見の常盤公園で、まだ雪の残る公園で陽を浴びて、気持ちよさそうに戯れていたカルガモたち です。 〔金持ちのための景気対策〕 早く景気がもち直して欲しい、この気持ちはたいていの人に切実だと思います。政府与党はいま国民の この気持ちに付け込…

街も里も春うらら

先週から春うららの陽気が続いていました。この地方で他に先駆けて咲く津別神社の桜がほころんだと いうニュースもあります。ところがきのうから天気がくずれ、いま外は雨です。今夜と明日の予報には雪 だるまマークも。これでしばらく足踏みするのでしょう…

北国の迎春花

このあたりで、春を告げる野の花は福寿草ですが、庭でその役割をしているのはクロッカスだと思いま す。福寿草は庭や鉢で咲いているのを見たことがありません。ありふれた野生の花だからでしょう。クロ ッカスは庭や畑の隅、それに家周りの空き地などに植え…

エゾヒメアマナ ナノ医療の可能性

大きめな目に付きやすい花はまだあまり咲いていません。でも気をつけないと見落としてしまいそうな 小さな花はいくつか見つけました。能取岬の枯れ草にまぎれて黄色い花弁を覗かせていたエゾヒメアマナ は、背丈が5,6センチで花は1センチ強というところで…

二ツ岩海岸

網走市街を北に外れ、能取岬に至る登り坂の下に位置する海岸が、二ツ岩と名づけられています。北は 岬の岸壁に視界を遮られていますが、南東は港の埠頭がよく見渡せます。いつ行っても海鳥の遊ぶ姿があ ります。この日は釣り人らしい二人が乗るボートが浜辺…

今がさかりの水芭蕉

ゆめラジさん、阿修羅見ましたか。気に入ってもらえて我がことのようにうれしいです。奈良に行く機 会があったら、秋篠寺にもぜひ足を伸ばしてください。まったくちがう雰囲気ですが、技芸天もすばらし いと思います。 10日前はわずかに白いだけだった呼人…

黄花広がる陽だまりの森

夜はときどき零下になり、内陸部では雪の降る日もあります。ウチの庭も今朝はうっすら白く、霜が降 りたようです。それでも晴れていれば昼は暖かく、カボチャやトマトの芽が伸びはじめているサンルーム のガラスを開け放します。そんな日に美富自然公園の端…

北の森に芽吹く

タムラの言うように、落ち葉を掻き分け顔を出す植物を見ると、何かを感じさせられます。北海道の大 地は、開拓者が切り開く前、ほとんど湿原と森に覆い尽くされていたはずです。今でもその片鱗を覗うこ とのできる場所がいくらかは残っています。雪の下で冬…

まだ小さいエゾエンゴサク

久しぶりのお湿りです。4月に入って初めてかな。今日は庭に水を撒かずにすみます。 きのうのうちに写真を撮りに行っておいてよかった。明日も傘マークが付いていますから、撮り置きが 乏しくなるところでした。 そろそろだろうと、エゾエンゴサクを楽しみに…

渡りにそなえる白鳥

先週初めに女満別湖畔にいた白鳥の大半は、首に黒ずんだ色を残していました。1年目の若鳥のいる家 族が集まって来ているのでしょう。砂湯には特に若い鳥が多い印象はありませんでした。ここは餌が豊富 で、渡りが始まる前に体力を養い飛行の練習をするのに…

薄紅色の知床の山

能取岬の空には雲が広がっていましたが、知床山塊は薄紅色に輝いていました。逆光なので雪の白さは 目立ちません。南東の空から光の筋が降りてきています。 4月に入ってからお湿りがありません。この時季北見地方で10日も乾燥が続くのは、記録されるよう …

呼人の森の福寿草

光が乏しい森の福寿草は、鉢に仕立てられていたり陽だまりに咲いていたりする福寿草とちがって、自 分たちのテリトリーで繁殖しているという自信みたいなものが感じられます。呼人半島突端の高台をめぐ る遊歩道周辺は群落が次から次へと続く印象でした。ガ…

白と青の風景

屈斜路湖の砂湯で、うららかな春の陽が大鳥と藻琴山の白、湖水と空の青を際立たせています。若い二 人連れの女性が砂に手を当てたり掘ったりしていました。地名のとおりちょっとくぼみを作れば温水が滲 み出てきます。厳冬期の凍結した湖上に露天風呂がしつ…

残氷の湖面 貧困が戦争を招く

今週初め、呼人半島と北岸の間に広がる湖面はまだ氷に覆われていました。 〔貧困が戦争を招く〕 元国連次長の明石さんと国連事務総長の特別顧問であるジェフェリー・サックスさんの対談が、NHK のテレビ番組で放送されました。そのなかでサックスさんは、…

早春美幌峠

4日前の月曜日、美幌峠南東の屈斜路湖は、島陰にわずかに薄い氷を残すだけで、他は湖面が開いてい ました。網走湖より解氷が早く進んでいます。一方、峠の高台に上る径は凍み雪に覆われ、西方の丘は まっ白です。本州では桜の季節が終わろうとしているとこ…

水芭蕉わずかに白く

この前話題にした「世界で一番寒い村」が、今日午後2時からNHK・BSハイビジョンで再放送されま す。興味のある方はごらんになってください。 おとといエゾエンゴサクがそろそろかなと思って能取岬に行ってみました。美幌町は青空が広がるいい 天気だった…

空の白鳥 給付金受け取るよ

きのう網走湖呼人半島には、湖面を覆う残氷を前に、解氷を待つ舟と漁師の姿が見られました。浅い春 の風情です。同じ湖でも女満別湖畔は湖水が広がり、白鳥、アオサギ、鴨、トンビなど、鳥たちでにぎわ っていました。風は冷たくてもこちらは春です。この日…

美幌川水ぬるむ

サイタマンさん、おひさしぶり。「世界で一番寒い村」はおもしろかったですよ。NHKは同じ番組を 地上波、BS2、ハイビジョンで繰り返して使うので、3つの番組表を注意していたらまたやるかもしれ ません。ちなみに、「世界一番紀行」というシリーズの…

岬の残氷

先月末福寿草を撮りに能取岬に行ったとき、崖下の一部に奇妙に白い氷が残っていました。冬の流氷や 新雪の色とはちがって、精製塩か洗剤の泡のような白です。近づいて手を触れてみれば原因がわかったの かもしれませんが、急峻な崖ですからそれもかなわず、…

春の野鳥

数日前せせらぎ公園に行ったときは、野鳥たちの姿を見ませんでした。繁殖の季節が終わって散ってし まったのでしょうか。今日は3月に撮り溜めたものでまだアップしていないものから集めました。順にシ マエナガ、ヒガラ、ミヤマカケス、ヒヨドリです。 牛肉…

残雪の風景

美幌の川べりや郊外には残雪の風景が広がっています。厳冬期の華やぎは遠くなり、萌える春はまだし のび足です。それでも広がる青空の下で明るい陽光を浴びながら歩くと、晴れやかな気分になります。花 芽の膨らんだヤナギのなかには、遠目では白い花のよう…

散歩に付き合うキタキツネ

美幌川堤をいなみ橋から上流に向かって散歩していたら、川原にキツネがいました。真冬に網走川原で 出会ったのとちがって臆病みたいで、わたしが止まっているのに、カメラを取り出す間もなくすぐに林の 方へ逃げて行きました。それでも姿を消すわけではなく…

今冬最後のオジロ、かな?

nam**i214さん、お久しぶりです。銀山湖のあたりだと、真ん中だけ少し割れてきたばかり沢で、雪の 庇を掘り崩して空洞になった部分を覗きこむと、黄白色で30センチから50センチほどにも伸びたフキ ノトウが生えていたりすのではないでしょうか。子どもの…