2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

4月の稚魚  まだ希望が

オリオンさん、川口ではもうポピーが咲いているのですね。ウチの庭のポピーはやっと葉が少し伸びはじめた ばかり。チューリップも蕾さえ見えません。やったことはないけれど、コメントの重ねはできると、以前誰かが。 4月14日、公園の中のせせらぎに群れ…

森陰の小さな植物

森歩きが楽しみな季節が始まっています。遺跡の森ではアズマイチゲの他に、一叢のスミレとネコノメソウが 咲いていました。コケにもさまざまな種類があるようです。朽木に生えていたものと、潅木茂るサロマ湖の砂浜で 見たものは同じ種でしょうか。最後の三…

水芭蕉の森 ムダの効用 39つづき

いま外は雨、気温は零度をかろうじて上回る程度です。連休中の天気ははかばかしくないみたい。昨日午前中 薄日が射したので、Hoさんを誘って網走湖畔呼人の森を歩いてきました。低地の1キロ余はずっと水芭蕉が咲 き誇っています。去年は5月第一週でも奥は…

野鳥にぎやか春の森

タムラ、確か遺跡の森にはいっしょに行きましたよね。写真の窪みは続縄文期の住居跡かな。復元住居は続 縄文期と擦文期のものが数軒みたい。縄文期のがなくて残念だと思っています。 木々の間で野鳥が活発にさえずる季節です。町内のせせらぎ公園もにぎやか…

遺跡の森の浅い春

健さん、花粉症があるんですね。いまひとつ春を楽しみきれないというところかな。こちらではシラカバの花粉 に苦しむ人がいるみたい。 森でアズマイチゲ以外に春の気配を感じさせるものと言えば一叢のネコノメソウと一輪のスミレくらい。それで も青々とした…

エゾエンゴサク3分咲き

寒々とした天気の日につかの間の晴れ間があったので、エゾエンゴサクの様子を見てきました。崖上は前回の ように探すまでもなく、すぐに目に付きました。3分咲きというところでしょうか。崖下は蕾どころか芽さえ出ていま せん。やはり例年より遅いようです…

サロマ湖寒々

金曜日のサロマ湖は寒々として、丘ほどの高さしかない低山が雪で白くなっていました。ワッカ原生花園はま だ枯れ野。屈み込んでみてもわずかな緑さえ萌えていません。しなびたハマナスや草の実があるばかりです。 それでも湖漁の舟は活発に行き交っていまし…

アズマイチゲも花を閉じ

そらさん、昼の雲もさまざまですが、美幌の日の出も季節や天気でいろいろですね。映像でしか見ていないけ れど、アフリカの砂漠とかモンゴルの大草原とか南極とか、場所がちがうとまた別な雰囲気みたい。 フリペで2度ほどアズマイチゲの開花が取り上げられ…

昇る陽は雲の陰に

雲の陰で昇る陽の輝きにも魅せられますが、このところ何日もこんな光ともご無沙汰です。室内で出芽させた 野菜苗をサンルームに出した日から1週間ほど、夜は零度前後、昼も5度未満の時間が長く、最高でもせいぜい 7度くらいまでしか上がりません。まだ美…

森のフクジュソウ

タムラ、書いた当人もいつでどんな内容だったか記憶があいまいだもの。ときどき前のものと整合しないのでは ないかと心配になったりします。 ゆめらじさん、ヒマワリは土壌の放射能を吸い上げるのですか。セシュウムやプルトニュームは半減期が長い というか…

雪降る午後のシジュウカラ

タムラ、エゾエンゴサクの球根が食用になるって、前に書いたような気がするな。北海道のものはわりあい大き く、親指の先くらいになるとか。その他にもワラビの根、ヤマノイモなどが、縄文の昔からこの地の住民に貴重な 植物デンプン質になっていたと思うよ…

うしろ頭の白い鳥

3月下旬の能取岬で撮った鳥です。この姿・顔つきの野鳥は見た記憶がなくて、名前がわかりません。知って いる方がいたら教えてください。近くで大きな群れが一斉に飛び立ちました。渡りの途中かもしれません。はっき りわかりませんが、この写真の鳥もその…

春の水鏡

赤FDさん、ありがとうございます。季節的にはもう少し後になりますね。博物館に行く機会があったら受付の人 に聞いてみます。 そらさん、東20㌔ほど先が海だからでしょうか、晴れた日の夜明けにはいつも窓から茜色の空が見えます。そ の時間に土手に立てば…

朝焼け雲

赤FDさん、美富のエゾエンゴサクはせせらぎ公園東屋付近より少し早く咲きますね。この前ニセアカシアを刈 っている人がいましたよ。茂って歩きにくいので勝手にやっているけど、外来種だからと。わたしみたいにこの林 が好きな人もいるんですね。ときどき…

蕾のエゾエンゴサク

gyo*e*0321さん、神の敵と戦って死ねば天国に迎えられると信じるテロリストもいるし、そう教える宗 教国家もあるし。イスラエルにも原発はあったかなー。ところで、わたしも便座のスイッチを切ってみま しょうか。でも水は出る? オリオンさん、転載はいつで…

春の雪山 原発はミサイルに対応できる?

タムラ、以前の彩雲は巻雲だったと思うけれど、今度のはもう少し低かったような。夕方の西空にかかってい た黒っぽい雲は層積雲じゃないかなー。その上部にかなり広く数種類の色が見られました。ここは層状の高積 雲だったのかも。暮れるまで1時間ほど持続…

彩雲

そらさん、洪水は怖いけれど、晴れた日に岬の高台から青い海を見渡すのは四季折々の楽しみです。何ヶ月 か海を見ない日が続くと無性に出かけたくなります。 前に彩雲を撮ったのは去年の秋だったかなー。見たのはそのときが初めてでした。この写真は2回目、…

流氷去った北の海

まりさん、国家主義的心情から都知事の「天罰」に共感する方の記事を転載されていますね。わたしは大義と 身近な親しいものの保護が矛盾したときは、後者を優先する人のほうが好きです。 そらさんそうですね。そのなかに身を置いた短い間だけでも、自然の景…

屈斜路湖はまだ白く

ゆめらじさん、東浩紀がチョコチョコ書いているような、電子メディアを活用した条文ごとの直接投票や投票権 のトレードなど、メディア民主主義の世になったら、いまの選挙みたいな無力感はなくなると思うのですが。 そらさん、落ち着いたら、「安全基準を厳…

土手のキツネ

そらさん、エゾヤナギは大きいものだと15メートルくらいになります。あまり高いものは花穂を撮るには遠いの で、2から5メートルくらいのものを被写体にしました。美幌川やせせらぎ公園にヤナギの類がたくさんあります。 ニセアカシアとともに川筋の代表…

芽吹く柳

そらさん、ジャレド・ダイアモンドが書いています。文明の行く末は絶望が50パーセント、希望が51パーセント だという意味のことを。1パーセントだけ上回る希望は祈りかもしれません。わたしも滅亡が現実になる日まで、1 パーセントを信じ続けます。ヒ…

山路の春はまだ浅く

そらさん、桜が満開ですか。こちらの山路はまだ下の写真のような状態です。それでも町ではこのところ5月下 旬・6月上旬の陽気が続いて、庭の雪は隣家の陰に残るだけになりました。そろそろ乾いてきた片隅を耕してホ ーレンソウを蒔かなければと思っています…

西雲光る

くれかけた西空の雲です。白、オレンジ、赤が混じりあった光、見つめていると乗り物酔いに似た気分に。 夜半の余震、ずいぶん大きく、本州東半分全部が揺れたみたい。気持ちを立て直そうとしていた被災者は、ま たかと心配したでしょうね。早く地殻が落ち着…

今年のアカゲラ

タムラ、桜が遅れているんだね。こちらは去年にもまして暖かくなるのが早そうだよ。まだ最低気温が零下にな る日はあるけど、プラス二桁の時間も増えて、室内の鉢に蒔いた野菜やハーブのタネは発芽が進んでいます。 そらさん、野草の天ぷらはなかなかオツで…

北国の早春

そらさん、きのう屈斜路湖から上って藻琴山の中腹を横切る山道をドライブしました。屈斜路湖の大部分も山 道もまだ白い季節。こちらでは海ぎわは早春ですが、山はまだ冬の雰囲気です。それでも2箇所でキツネに、1 箇所で小鹿の群れに出会いました。野鳥だ…

春の田園に白鳥が

そらさん、人為的気候変動と核と人々の気持ちのなかにたまった閉塞感、どれも文明を滅ぼしかねない危険を 孕んでいたと思います。死者を悼み、被災者の生活回復と事故の収束を願うと同時に、生残ったものたちの間で 新しい社会への動きが活発になることを期…

夜明け前

そらさん、あなたの疑問に重なるかもしれないことで、ここのところわたしが考えてきたことを写真の後で少し書 きます。まだ雑ですけれど。 いまの社会で指導的地位にあるエリートの多くがもつ価値基準は、庶民の常識とはちがうのではないかと思い ます。大義…

白い連山

そらさん、そろそろ咲きますか。東武電車の沿線や川の堤などで見た桜を思い出します。こちらで5月半ばか ら見ごろになるのは、ソメイヨシノとはどこかちがうような。エゾヤマザクラやチシマザクラが多いのかな。 先月、名残の流氷のころ撮った白い知床連山…

岬の福寿草

1週間ほど前に能取岬で咲いていた福寿草です。埼玉にいたときはお正月に飾る鉢花のイメージでしたが、こ ちらでは4,5月にここそこの野山を彩る野草です。このあたりの野外では能取岬のが一番早いみたい。一本の 茎に一輪だけ花を付けるのは、固有種のキ…

朝の街並

そらさん、そうですね。おたがい不安を抑えて、より深く考えるきっかけにできるといいですね。 長くは続きませんがが、赤みがかった朝陽を受けて、街が生まれたてのように新鮮に見える時間があります。 今度の災害はわたしの心の奥に埋もれていた不安を引き…