2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

透き通る

枯木や枯れ草に着いた霧氷の透明感は何にたとえたらいいのか。こちらに移り住むまでは知らなかった美しさ です。雪かきで体の節々か痛む日があっても、道路が凍結して気楽に遠出ができなくなっても、この景色がある から長い冬を嫌いになることはありません…

冬の白雲

takeさん、暑さに強いか寒さに強いかは青年期までの環境が影響しているみたい。わたしが子ども期を過ごし たのは、新潟・長野県境にある標高500mほどの高原でした。夏はわりあい涼しく冬は豪雪。だからでしょうか、 北海道の気候が体によく合って、…

雪と氷の美幌川

どんなに寒さが厳しい朝でも、美幌川の水面が閉ざされた光景は見たことがありません。川幅が狭ばまって深 くなり、そこそこの流速もあるあたりを歩くからくからでしょう。同じように町内にある川ですが、魚無川や網走川は 氷雪に覆われる場所もあります。流…

堤の霧氷

歩きはじめたばかりでは、霧氷に黒ずみが残っています。堤を歩いているうちに少しずつ陽が高くなり、折り返 して車を停めた場所に近づくころには、雪道が明るく輝き、枯枝を飾る氷華も白さを増します。この朝は気温が- 16度ほど。まだ川霧はわずかです。 …

雪原になった網走湖

日本海側や道央は大雪に悩まされているようですが、オホーツク海側はたいしたことがありません。今朝は数 日振りに玄関先の雪かきをするつもりです。せいぜい5センチほどでそれもさらさら雪なので、すぐすむでしょう。 それでも網走湖はすっかり湖面が隠れ…

きらめく枯れ木立

murutiさん、向こうの霧氷は透明できれいだね。あそこまで行ってみようか、そんな話をしながら-17度の 土手をごいっしょに歩く。と、突然脇の木立からオジロワシが飛び立つ。そんな想像をするだけでうれしくなり ます。 河原の枯枝に着いた細かな氷が、ま…

ひと時のいろどり

takeさん、こちらは4月までの5ヶ月弱、ずっと白い風景が続きます。でも山間地とちがって、すっぽり雪に埋ま る感じにはなりません。ところで月隈城跡の白壁は風情がありますね。 まりさん、見ましたよ。ちょっとしたユーモア短編映画の趣ですね。 4月まで…

雪花

まりさん、「奥様は魔女」懐かしい番組です。ハノーファの街は電飾で飾られても落ち着きがあるような。 花咲爺さんが撒いた灰は雪で、咲いたのは雪花だったりして。林間にはまだくるぶしほどしか積もっていなか ったので、スパッツもつけずに歩いてみました…

うす桃色

夜明け前が一番暗いって言葉があるけれど、あれウソですね。山の端に太陽が顔を出すだいぶ前から、少し ずつ明るくなりますよ。今の時季だと、日の出前の風景がちょっとうす桃色がかっています。最初の写真はちょう ど一週間前だから、まだ月は半月に近いけ…

きらきら

枯枝に着いた霧氷の透明感が好きです。そして昇りたての陽に輝くきらきらも。光と視線の角度がうまくマッチ したとき、見飽きた景色が一瞬だけ幻想的な美しさを開示してくれます。カメラを構えてその一瞬を再現しようとし ても、なかなかうまくいきません。…

窓から見える朝の空

麺ちゃんさん、コメントありがとうございます。北朝鮮は北海道と同じくらい寒いのではないかなー。これで 暖房用の燃料や食料が乏しかったら、どうやって1日をやり過ごすか考えただけでぞっとします。ところでご紹 介のラーメン、とてもおいしそう!カロリ…

青空に霧氷

muruti さん、つたない写真を気に入ってもらえて、とてもうれしいです。まだ人工物に損なわれない風物が残 るこの地に移り住むことができて、わたしはラッキーでした。今後ともお付き合いよろしくお願いします。 まだ霧氷の着きかたは控え目です。それでも…

枯草に白い花

建さん、関東では12月に入ってもゴルフ場や公園に紅葉が残っていたのですね。お写真の印象はこちらの10 月みたいです。 オオウバユリとかセイタカアワダチソウとか、背の高い枯れ草に積もった雪は、白い花を思わせます。と言って も、形は花より綿や産み…

はじまりの霧氷

takeさん、山の頂が白くなって、九州も冬の気配ですね。それにしても冬の最低でも-5度ですか。こちらでは このところ最高気温がそんなあたりですよ。 12月に入って美幌川沿いの枯れ木に霧氷が着く日が多くなりました。とはいえまだ季節が始まったばかり…

光る

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 冬は光るものが何かと目に付きます。特に低い陽が射す朝と夕方は。①②は先月16日、枝に着いた前日の初 雪が融けて朝陽に光っています。③はやはり先月の冷え込んだ朝、葉の表面に付いた霜に昇ったばかりの太陽 光が届いたところです。 ④のよう…

波がおっかけっこ

高台に佇んで走る波を見ていると退屈しません。たしか白波を白馬にたとえる表現があったような。白馬の群 れが追いつき追い越そうとかけっこをしている、そんなイメージでしょうか。岸近い海水が氷混じりになると速度が 落ちて、のたりのたりうねる感じにな…

湖畔の葦

今の季節は車の乗り入れ禁止ですが、女満別から呼人半島まで網走湖をめぐる林道があります。その入り口 付近にちょっとした湿地帯があって、そこに木道がしつらえられています。5月に花開く水芭蕉の群れを見に来る 人のためでしょう。わたしは野鳥目当てに…

氷のオブジェ

石狩・空知地方は大雪のようです。日本海からの風が大雪山系にぶつかって降らすのかな。美幌はオホーツ ク地方の海から遠くない町なので、まだ作業する除雪車を見ていません。でも気温の方は、昨日まで13日間で 真冬日(終日零下)が9日、12月としては平…

冬の青空

takeさん、12月に入ってもきれいな紅葉があるのですね。こちらでは見ごろの風物は氷雪が主役です。 このところたいてい毎日青空が見られます。ちらちら降る時間はあるのですが、ほとんど積もりません。子ども のころ新潟県の山間部でくらしました。冬…

凍りはじめの網走湖

網走湖が凍結を始めたばかりのころです。これでももう白鳥は去っていました。いたるところで温泉が湧く屈斜 路湖に移ったのかも。そういえばアオサギも見かけません。湖畔の湿地を囲む樹にたくさんの巣を作っていた群 れは、どこかに営巣地を移動したのでし…

うすい山影

takeさん、柿の木の風景、北海道では見られないものです。柑橘類、イチジクなどもありません。ブドウには適 しているようです。このあたりには洋ナシが何種類かあり、リンゴ、サクランボも見かけます。クリは道南にはある かもしれませんが、東部ではダ…

岬の海に白い波

能取湖に接する海に、敷きつめたような平らで白い波ができていました。湖がまず凍結し、次にこのあたりから 海にも氷が広がります。冬の海水は黒に近い青緑色で、波の白さがひときわ引き立ちます。 最低気温が-10度を下回る日が増えました。きのうは-1…

女満別湖畔のオジロワシ

takeさん、南国の街はいま紅葉ですか。北海道東部とのちがいは2ヶ月ちかいことになります。南北に長い 列島を旅すれば、季節を移動できそうですね。 先週の女満別湖畔で数羽のオジロワシを見ました。12月に入ったばかりで、このあたりまで来るのは珍…

湖はまだ初冬

takeさん、これから4ヶ月ほど、寒さの苦手なあなたが身震いするような絵が続くことになると思いますよ。とこ ろで写真④の噴煙を上げている山、屈斜路湖に近い硫黄山によく似ています。 五日ほど前の網走湖女満別湖畔です。湖水に小さな氷の破片が漂い、…

葦の氷

予備知識がなければ、水蒸気と水と氷が同じH2Oだとはとても信じられません。まあ、目に見えない水 蒸気は別として、水と氷は光によく輝くという点は共通ですけれど。波しぶきが届く高さにある葦の茎周 りで氷が成長して、朝の低い陽にきらきら光っていまし…

雪降る前の濤沸湖

takeさん、飛び立つ瞬間を撮るのに比べれば、最初から空にいるものを撮るほうが楽ですね。75-300ズーム に1.5xをセット。古くて手ブレ補正がないので、たいてい1/1600です。オートではピントが合わずマニュアルで撮 ることも。空が明るくて鳥が暗くな…

冬のカモメ

種類はわからないけれど、カモメの仲間だと思います。遠目には優雅なのに、近くで見る顔は不精ヒゲだらけ みたいで、人相(カモメ相)が悪いですね。荒波砕ける初冬のオホーツク海で漁いそしんでいました。一帯が海氷 に覆われる時季には、太平洋側にでも移動…

オホーツク海初冬

takeさん、お寺のモミジ、いい風情ですね。こちらはもうすっかり冬の雰囲気です。 陸は晴れて無風なのに、岬にはオホーツク海から冷たい風が吹き寄せていました。岬の周りや能取湖に接す る海域に白い部分が広がっています。今は泡立つ波の色です。あと…

能取湖のオオワシ

タムラ、アシとヨシは同じ植物みたいだね。イネ科植物は、カヤ、スゲ、ススキなど、分類と習慣的な呼び名 が入り混じってややこしいよ。あきらめて適当に使ってる。 12月に入ったばかりなのに、能取岬に行く途中でオオワシに出会いました。流氷はもちろん…

樹間の朝陽

美幌川の堤に立って待つ太陽は藻琴山の北山麓に昇ります。年が改まる頃にはもう少し南に寄るので、山頂 付近になります。そうすれば人家を入れないで撮れますから、もう少しすっきりした図柄になります。美幌峠で初 日の出を見る催しがあって、役場前からバ…