2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

遠ざかる流氷

2009年3月4日 北浜海岸 網走海岸から北浜海岸にかけては流氷帯がすっかり沖に後退しています。今や知床半 島の斜里側が流氷の盛りでしょう。昨今の知床海岸では、しっかり装備して流氷と遊ぶ 流氷ツアーが提供されているようです。

3月の美幌せせらぎ公園

2009年3月4日 3月に入っても美幌はまだ冬です。それでも散策路だけは除雪されています。もう少 し暖かくなれば、たくさんのエゾリスたちが交尾相手を求め、明るい雪上を駆け回るで しょう。 圧政下のロシアで反戦運動をする人々! プーチンだけがロシアではな…

馬上の観光客

9009年3月4日 鱒浦海岸 沿岸氷が大量に残る鱒浦の海岸に、3頭の馬と騎乗する3人の観光客らしい人物が姿 を現しました。しばらく凍った海岸を散策した後どこかに去っていきました。思うに高 台の観光牧場の客たったのでしょう。道東には夏ならば乗馬を体験…

残る沿岸氷

2009年3月4日 北浜海岸 流氷帯は岸から離れていっても、沿岸には大量の氷が残っています。流氷帯から割れて流れ着いたものも、もともと海岸でできたものもあるでしょう。砂で黒く汚れている氷塊は、砂浜で凍ったものが海岸に押し出されたのでしょうか。 思え…

遠ざかる流氷

2009年3月4日 北浜海岸 この年は3月に入ると網走―北浜の流氷原は消え、流氷の名残は知床沿岸にへばりつ いていました。それでも北浜海岸には沿岸氷が大量に残っており、知床沿岸の流氷帯の 先には浮氷が漂っていました。流氷が姿を消して船舶の航行が可能に…

七色の輝き

2017年2月18日 ウチの周り 晴れた日に積もった雪の表面には、さまざまな色の輝きが見られます。一番多いのは 銀色ですが、その他にも黄色、緑、青、橙色、少ないけれど赤もあります。青の中にも 緑色に近いもの、黄色では黄金色と言っていいものなど、7色以…

白い藻琴山

2017年2月18日 弟子屈町郊外 藻琴山は標高は低いのですが、左右に長い裾を引いて、特に雪に覆われた姿はなかな か見ごたえがあります。 一昨日から雪が降り続いて、今季初の大雪になりました。これまでの大雪は日本海側 や大雪山塊の西側だったので、ほとん…

透ける青

2017年2が18日 屈斜路湖砂湯北 湖岸に積み重なった氷塊が部分的に青味を帯びて透けて見えています。小さな氷なら ともかく、大きな氷塊のこんな色は、沿岸氷と流氷の重なり合う海岸を除けば、この湖 岸以外には私は知りません。海水の青とはちがう青です。色…

峠の雪景色

2017年2月18日 美幌峠 美幌峠の景観としてほとんどの人々が注目するのは、湖を見下ろす屈斜路湖側です。 しかしわたしは、美幌側の景色も好きです。春の終わりから夏にかけて各農家から牛や 馬が集まる峠牧場の緑も快いし、なだらかな曲線が目立つ冬の白い風…

雪奔る

2017年2月18日 美幌峠 厳寒期の美幌峠です。凍った雪の表面を霧のような雪がさっと奔り抜けます。平らな 雪原のように風に乗って大きく吹き渡るのではなく、道路のように雪湮が高く舞い上が るのでもなく、積もった雪の窪み、岩の間などを瞬間的に吹き抜けま…

湖岸の氷塊

2017年2月18日 屈斜路湖砂湯北 湖面の氷量が増えると湖岸に乗り上げる氷塊も増えます。冬枯れの樹や下枝に纏いつ く氷もありますが、湖表面の氷が割れて波に運ばれて岸に乗り上げる氷も増えます。こ の氷塊は互いに乗り上げて、積み重なりまるで堡塁のように…

2月の湖面

2017年2月18日 屈斜路湖 屈斜路湖は大きいだけでなく温泉の湧く岸辺も多いので、なかなか全面凍結には至り ません。凍結した部分もその形状はさまざまです。泉源に近い領域では筋が入ります。 凹凸があって光が点在する場所もあります。高い場所から望見する…

白鳥の舞

2014年2月14日 屈斜路湖砂湯 このころから白鳥の求愛行動が始まります。踊りかけ、相手が応じて踊りはじめるの がきっかけです。羽を傘のように広げたり、肩を高くしたり、両方の羽を高く上げて広 げたりする所作がいつも含まれているようです。これらが一種…

氷海と雪山

2014年2月11日 北浜海岸・能取岬 海には白い海氷帯と黒い海面とがあります。海面には知床の雪山が映っているところ も。とにかく氷海と雪山が一望できるのはこの季節だけです。中には南極の映像を思わ せる写真もあります。もっとも南極の映像では氷原に雪が…

濤沸湖の水鳥

2014年2月1日 濤沸湖湿地水鳥センター横 この日の濤沸湖には白鳥の他さまざまな水鳥が集っていました。そのなかで比較的近 くで撮れた鳥たちです。一枚目の、先端が曲がった嘴と岩のような頭をした鳥はカワア イサ。2、3枚目は名前の通り頬が白いホオジロガ…

空の大鷲

2014年 美幌川土手 この年としては初めての大鷲到来でした。尾白は頻繁に来ていましたが、大鷲はなか なか現れず、待望していました。木に止まってなかなか動かないので、足踏みをしたり わざと大きく動いたりして、ようやく空を飛ぶ姿を捉えました。この鳥…

羽ばたく白鳥

2014年2月7日 濤沸湖畔湿地水鳥センター横 この日、海は流氷に覆われていましたが、濤沸湖の、すぐ先で海への水路に流れ出る 糊口付近には氷は見られず、白鳥をはじめとするさまざまな水鳥で賑わっていました。 白鳥は静かに水に浮かんでいると優雅です。で…

流氷列車

2017年2月8日 北浜海岸 北浜海岸に出るには踏切を渡ります。その踏切の近くに立って、北浜駅から小清水方 面に向かう列車が通るのを撮りました。流氷が見られる冬だけの特別列車です。内部で はストーブが焚かれスルメを買って焼いて食べることもできます。…

青磁色の沿岸氷

2017年2月8日 能取岬 岬の崖下の沿岸氷です。薄い青磁色が付いています。もしかして流氷が運んできた微 生物の影響でしょうか。アムール川が海にもたらした豊富な栄養がプランクトンの繁殖 を促し、流氷がそれを北海道のオホーツク海にもたらすので、オホー…

海が氷原に

2017年2月8日 北浜海岸 昨日までの写真からちょうど1週間後です。網走海岸から知床海岸まで海全体が凍り ました。水面は見えません。写真は網走の南隣、北浜の海岸で撮りました。遠景と浜に 近い部分の近景の両方です。遠景ではほぼ平らな氷原に見えますが、…

天都山流氷館展望台から

2017年2月1日 網走 能取岬から見るのとはちがって、流氷館からの展望は広くなり、網走市街、氷海、知 床の山々が一度に眺められます。こうして見ると、ジャム氷の海域や細長く白い帯がま だ広いことがわかります。海が氷原に変わるのはこの日からほぼ1週間後…

流氷接近

2017年2月1日 能取岬 いよいよ岬の沿岸に流氷帯が接近しています。4枚目では既に接岸しているようにも 見えます。迎える沿岸氷は例によってさまざまな段階にあります。最盛期には海面が見 えず、ただ大氷原が広がるだけです。その写真はまた別の日に。

光る氷海

2017年2月1日 能取岬 夜が明けそめて低い陽光を受け氷海のあちこちが薄く光りはじめています。まだ海氷 の薄いところもありそうですが、刻々と広く厚くなっているようです。今年は3日に雄 武から斜里にかけてのオホーツク海岸が海氷で閉ざされ、砕氷船以外は…

海氷の成長

2017年2月1日 能取岬 場所や海流によって様々な形で海氷が成長します。波にゆすられてジャム氷に濃淡が できます。徐々に沖の流氷の破片が沿岸近くに漂着します。ジャム氷の濃いところでは いくつもの塊ができ、互いにぶつかり合い擦りあって縁が盛り上がり…

沖の流氷

オホーツク海地方の氷雪風景の中でも一番は、流氷と沿岸氷が作り出す氷海の風景だ と思います。これから数日はさまざまな氷海風景を次々アップしたいと思います。 2017年2月1日 能取岬 一枚目は沖に一筋の流氷帯が現れ、沿岸からはジャム氷がその帯に向かっ…

新雪の湖畔道

2016年1月30日 能取湖畔 林のなかを貫く湖畔道です。除雪はされていません。それでも車の通った跡はありま す。流氷を期待した人でしょうか。地元の人はある程度様子が予測できますが、遠来の 人は日程があって、とにかく行ってみようと思うのかもしれません…

流氷の先触れ

2016年1月30日 能取岬 今年は先月半ばから紋別では観光砕氷船のガリンコ号が稼働しているようですが、能 取岬から斜里にかけてはまだ流氷到着のニュースは聞こえてきません。16年の1月も流 氷の先触れである白く長い海域が出現したのは1月も終わろうとするこ…

オホーツク海の気嵐(けあらし)

2016年1月30日 能取岬 気象用語では蒸気霧と呼ばれるのだそうです。川、湖、海の表面から白く立ち昇る霧 が、湯気のように見える現象です。美幌川ではよく見ますが、能取の海のそれは大規模 で、圧倒的でした。車が能取湖畔を東進するとやがて海の方向に、あ…