2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

天上の花園

頂上駅から一周1時間ほどの、姿見の池と夫婦池をめぐる遊歩道がしつらえられています。かなり急な ところもあるごつごつした岩の多い道です。一人だけハイヒールの人を見かけましたが、足をくじかなけ ればいいがと、他人事ながら心配になりました。風にさ…

旭岳の噴煙

旭岳ロープウエーの頂上駅を出るとすぐ、噴煙を上げる旭岳が目の前に迫ってきます。北海道の屋根・ 大雪山塊の主峰です。曲線のピークが山頂で標高2290m。わたしは標高差600mにちゅうちょしたの と、姿見の池を中心とする天上庭園を心行くまで味わい…

見晴るかす大雪連山 続き

サイタマンさん、今日の選挙で与党のごり押しにブレーキがかかるといいですね。事態がよくなるわけ ではなく、ただ現状で足踏みするだけでしょうけど。それでも今後2・3年続く変化のはじまりになるか もしれませんから。 ソラさん、お久しぶりです。こちら…

見晴るかす大雪連山

まだ雨が止みません。昨日のうちに帰ってきていて正解。濡れながらのテントの撤収はいやですよ。大 雪山はおととい、天気が悪く景色も見えなかったとか。今日はこの調子ですから、日にちの選択がどんぴ しゃり。暑くもなく寒くもなく、朝は低い峠は霧に包ま…

名人の花  民主党は低負担高福祉 ?

花つくりの上手な奥さんの庭で14日に撮った写真の続きです。 明日は2時起きで、前の家の人と一緒に大雪山に出かけます。テントで一夜を明かす予定ですので、ブ ログはお休み。あさっての書き込みは夕方かな。高山の花と雄大な風景の写真を楽しみにしてい…

上手に花を作る人

わたしのように庭の大部分を野菜畑にしている人は近所にあまりいません。だれかが、「安く買えるも のをわざわざ作ったりしないよ、」と言っていました。たしかに、露地で収穫期を迎えた野菜は、産直で 買えばとても安いので、労力を考えると、ばかばかしいよ…

ユリとイワギク  夏の嵐

赤いユリは我が家、白っぽいのは裏の家のものです。径1cmほどの小さな花がびっしり密集して咲く イワギクは、わたしのお気に入り。家にも隣の家にもあります。撮っているときに目に留まった毛虫はお まけです。 昨日の嵐はすごかった。2時ごろまでよく晴…

荒地の花  足踏みマリナーズ

近所には買い手のついていない空き地がいくつかあります。管理者が毎年草刈をするところもあります が、放置され荒れているところもあります。自分の敷地に隣接している荒れ地は迷惑にも感じますが、そ こに咲く花に魅力を感じたりもします。いまはヒゲナデ…

野菜の花 自民党のホンネは高負担低福祉?

ジャガイモとエンドウマメの花です。ウチの庭の2箇所で、ジャガイモが育っています。植えたわけで はないのですが、去年堀り残したものと肥料にしたコンポストの中身から芽を出したようです。エンドウ マメは裏の家で作っています。 〔自民党のホンネは高負…

雲と柱状節理

リンデンさん、10時間余の旅は思ったより楽でした。大型バスなのに定員は25名くらいでしょう か。最後尾を除くと、一人掛けの椅子が3つ横に並び、前後の幅も広く取ってあります。トイレもありま す。移り変わる車窓の景色を見るのが好きですから、退屈…

大雪山と大雪湖  福祉と負担

7月1日に所用があり、往復10時間半ほどかけて高速バスで札幌に出ました。内地なら東京と金沢や 山形を往復できる時間です。美幌と札幌ではバスでも列車でもほぼこのくらいかかります。この日道東と 道央を分ける峠の近くで、車窓からデジカメで撮った写真…

カムイヌプリに霧が流れて

摩周岳はアイヌ語でカムイヌプリ(神の山)だとか。晴れて陸が暖められると、摩周岳も摩周湖も、途中 でさえぎるもののないオホーツク海の風が運ぶ霧に包まれます。この日もカメラをセットしているうちに カムイがベールを下ろし、歩きはじめると一瞬開き、ま…

山の花  強いぞマリナーズ

最初の二枚は現地ではチシマフウロと思っていましたが、写真で見ると色が淡すぎるのでトカチフウロ かも。次の二枚はヨツバシオガマでしょうか。あとは、オオハナウドとマルバシモツケと見当をつけまし たが、冠状の白い花はたくさんあるので自信ありません…

山のアヤメとエゾツツジ

04年の中越地震からの復興が終わる間もなく、また信越地方に大地震が起きました。わたしの身より に実害はありませんでしたが、前回被災した中学・高校の同級生は今度無事だったでしょうか。地震はプ レート境界にある日本列島の宿命で、まだ予知は占いみ…

樹海に湧いた霧のカーテン

rps13_dddさん、励ましてくれてありがとう。これからも撮りつづけます。 sekai3652000さん、「△△人は奴隷だ、○○人はバカだ、日本民族は優秀なんだ、日本軍の力を見せ付 けて、それを世界に認めさせろ、」みたいなことを言っているときには、日常のやり場のな…

花の山西別岳

今月9日に西別岳に連れて行ってもらいました。摩周湖第三展望台から湖をはさんでちょうど反対側に カムイヌプリ(摩周岳:857メートル)があります。その南東に位置する標高799メートルの山で す。高度差は500メートルほどですが、出発して間もなく…

時を映す林の変遷

毎日寒くて取り付けたエアコンを暖房に使っています。 関東から訪ねてくれた一人からのメールに、楽しかった旅のことを友人たちに話しまくっているとあり ました。ほんとに、目で見て体で感じたものは写真では伝えきれませんね。 それでも、あの4日間の写真…

花のじゅうたん  日本の右傾化 最終回

写真はゼンテイカ(赤みの強いほう)とエゾキスゲ(黄色)のじゅうたんが広がる野付半島です。 知床リップさん、せせらぎ公園でお会いすることがあるかもしれませんね。メガネをかけて少しお腹の 出たチビの年寄りがカメラをぶら下げていたら、それがわたしです…

丹頂のいる風景

池田さん、花のアルバムはいいですね。わたしはあまり植物の名前を知らず、写真を本やネットの画像 と比べて、なんとか見当をつけています。でも、葉や花の形・大きさ・色などを詳しく確かめずに、まち がうこともたびたびです。慣れた人だと全体の印象でぱ…

野の花と里の花  ウニのこと

はじめの4枚は6月末の能取岬で撮りました。トリアシショウマ、アジサイの仲間、オオハナウド、オ ドリコソウだと思いますが、ちがっていたら教えてください。後の二枚は同じころウチの庭に咲いていた 芍薬とヒゲナデシコです。ヒゲナデシコは名前よりずっ…

フレベの滝と羅臼岳

takapatiさん、斜里岳は、小清水や斜里海岸近くほどは大きくないのですが、ここ美幌からも見えま す。道東のシンボルのような山ですね。 タムラも、わたしと同じで、朝夕の海の太陽が好きなのかな。海岸ならどこでも同じだと思っていまし たが、気流や気温の…

国後島の灯と海の朝

takapati さんはいま富山ですか。わたしの息子もそちらの学校を出て、今年県内の製薬会社に就職し ました。道東の出身だと、裏日本の湿気は相当こたえるんじゃないですか。わたしは小清水のジャガイモ 街道を走っているだけでも、さわやかな海風を感じて気分…

トドワラ

takapatiさんは北海道出身みたいですね。わたしは18で上京して以来ずっと東京と埼玉に住みまし た。その間さまざまな季節に北海道を訪ね、すっかり好きになりました。奈良から青森まで、本州もいろ んなところに旅行しています。それでも、妻を失い息子が…

ワッカ原生花園

takapati さんが小清水の花にコメントしてくれましたので、もう一つ別な原生花園を載せます。網走 から45キロほど北上するとサロマ湖があります。周囲90キロ、面積約152平方キロで、日本では琵 琶湖、霞ヶ浦に次いで、三番目に大きい湖です。東端の栄…

知床の鹿  日本の右傾化 6

知床でたくさんの鹿を見ました。最初の四枚は知床五湖からウトロに下る途中で出会ったメスや仔の群 です。後の二枚は羅臼の市街地で遊んでいたオスです。今年知床岬で、メスを中心に銃で駆除することが 決定されたとか。陸上輸送できない場所ですから、その…

小清水原生花園

網走の高台に登ると、斜里・知床に向かって滑らかに湾曲している海岸線が見えます。弧がはじまって 間もないところで、濤沸湖と海に挟まれている砂地の丘陵帯が小清水原生花園です。柵で囲まれて管理さ れているのは海岸沿いの狭い地域ですが、国道で隔てら…

尾岱沼のうたせ船

リンデンさん、わたしはマイナスイオンなるものの効用は信じませんが、暑い日でしたから滝の近くで 飛沫を浴びるのは爽快でしたよ。 標津からオホーツク海に向かって張り出した、エビの尻尾のような形の細長い野付半島と、別海町の海 岸にはさまれた内海が尾…

オシンコシンの滝

知床の入り口にあるオシンコシンの滝。去年も載せましたが、今回はデジタル一眼レフでしたので、水 の力感が少しは表現できたような。最後の二枚は滝から落ちた水が海に注ぐ前の短い渓流です。 知床リップさんの言うように、狩ったり採ったりも自然との共棲…

ワラビだらけの大草原  自然との共棲

知床リップさんはご存知だと思いますが、知床ネーチャーセンターからフレベの滝に至る自然探索路沿 いの草原は、ワラビの大群生地ですよね。はじめて見る方は写真の緑のうち、森以外はほとんどワラビだ と想像できましたか。大きくなったものも若いものもあ…

花の野付半島に鷺群れる

全長28キロに及ぶ野付半島を埋め尽くすようなゼンテイカ(エゾカンゾウ)の大群落。その上に群れ るアオサギと舞い飛ぶ丹頂。見た後で同行者の一人が言いました。「北海道全体がお花畑みたい。」そし て帰宅後わたしが取り出した絵葉書について、「プロが…