2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

せせらぎ公園10月10日

10月10日の公園はまだ緑でした。それでも桜の葉は色づいています。薄紫の花はエゾノコンギクで しょうか。図鑑で見るとこの花の色は白から濃い紫までさまざまです。魚無川沿いのエゾムラサキツツジ がいくつか花をつけていました。季節はずれの狂い咲き…

せせらぎ公園9月27日

ミネルバさん、コメントありがとうございます。ミネルバといえば梟を思い出します。知恵の象徴でし たっけ。 9月27日のせせらぎ公園の池には睡蓮(蓮かな?)が咲き、崖を登った道路わきには少し紫がかった花 (栽培種ですよね、名前は知りません)が盛りでし…

白鳥クローズアップ

降雪前に屈斜路湖と美幌峠で撮った一連の写真は、白鳥のクローズアップが締めくくりです。これから は、スリップ対応に自信のない身としては、なかなか峠越えに挑戦する気にならないでしょう。町内の冬 枯れた川筋や田園にはいい被写体がなかなか見つかりま…

鴨とユリカモメ

砂湯の水辺で、白鳥の周りにマガモとユリカモメが浮かんでいました。ユリカモメの名前は耳にしてい ましたが、実物をしげしげと眺めたのは初めて。鳥類図鑑の説明で、カモメは海だけの鳥という先入観が 正されました。 この鳥は白粉と口紅で厚化粧した女の人…

峠から見る美幌町

今月17日1時ごろ、国道を25キロ上った美幌峠から町を撮ったものです。わたしの安物レンズでこ れだけ細かいところまで見えているのは、きっと晴れていて気温が低く空気が乾いていたからです。暖か い季節ではもっとぼやけてしまいます。背の高いビルの…

青い湖水と白い雲 インチキ商品

11月16日午後1時、美幌峠から眺めると、湖水の濃いブルーと、カルデラ湖を縁取るように浮かぶ 雲の白が対称的で、空の薄い青がその間を埋めています。峠は見慣れて通過することが多いのですが、 時々車を停めて高台に登ると、そのたびにやはり魅せられ…

羽ばたく白鳥

じっと見ていると白鳥は時々羽ばたきます。飛び立つわけではないので、わたしたちがあくびをしたり 伸びをしたりするようなものでしょうか。一瞬ですから撮るのはけっこうむずかしい。肉眼で気づいて構 えたのでは間に合いません。ファインダーに目を当てシ…

和琴半島小春日和

中島はこんなに近かったっけ、和琴半島の湖畔に着いてまずそう思いました。でもこれは勘違い。日本 最大の湖中島は半島の付け根からは見えないはずです。かなたに斜里岳が白い頂上をちょこっと見せてい ますから、コタン付近の湖岸でしょう。3月に息子夫婦…

白鳥親仔 大きな歴史 3

黒いのは仔でしょう。もうずいぶん大きくなっています。それでもまだ親がしっかり付き添っているみ たい。去年美幌川に来ていた家族の例では、春になり飛び立つころには親と見分けがつかない白い羽にな っていました。 〔大きな歴史 3〕 今月のIPCC総会…

斜里岳くっきり 大きな歴史 2

美幌峠から屈斜路湖に向かって下りはじめるとすぐ、白銀輝く斜里岳が左手にくっきり見えました。オ ホーツク地方のほとんどどこからでも見える、道東の山々の盟主です。冷涼な冬の、空に水蒸気が少ない 午前中でしたから、輪郭も雪も鮮やかです。撮りたかっ…

群れる白鳥

ラチェットさん、北海道出身で大阪在住ですか。わたしは昔5歳の息子を連れてそちらに行ったことが あります。ガン病棟に妻を残したあわただしい旅でした。夜息子と一緒に入った行きずりの大衆酒場で、 料理の安さと味の深さに驚きました。あの下町の雰囲気…

美幌川初冬の風景

サイタマンさん、そちらに住んでいたころ悩まされた隙間風を思い出しました。そろそろ厚い布団に変 えていた時期なのですね。季節の推移に鈍感にくらしていましたので、何月からのことか記憶が曖昧で す。こちらでは冬でも薄い布団に電気毛布を低い目盛りで…

草むらの初雪

屈斜路湖に白鳥が戻ってきているのというので行ってみようかと思ったのですが、峠の凍結が気になっ てやめました。これからの季節は出かけるとしてもせいぜい北見や網走まででしょう。町の中を歩く日が 増えます。昨日はブログを書き終えてから美幌川のほと…

唐松黄葉

北見の街中ではすでに今月11日に玄関先の雪かきをした建物があったとか。美幌の初雪は昨日です。 今朝の道路や庭先は白くなっていません。夕方ちょっとだけですぐに止んだようです。雪が来れば冬で すから、唐松の黄葉を載せて晩秋を締めくくります。せせ…

霜の庭

このところほとんど毎日霜が下ります。イチゴの葉は表面が薄白く造花のように硬くなりながら、枯れ る様子はありません。日照時間が12時間より短くなると休眠に入るとかで、成長を止めているのでしょ う。それでも、雪の布団にくるまるまで濃い緑色を保ち…

能取の海に冷たい風が

トンネルができてから能取岬で会う車が増えています。今月の2日も先客があり、わたしがいる間にも 何台か到着しました。漁港近くの道路には防雪柵の組み立てがはじまっていて、岬牧場の牛たちはそれぞ れの農家に引き取られた後です。トンネルができる前は…

実だけ残ったナナカマド

いまやナナカマドの葉は落ち、枝先に残るのは、鳥たちについばまれ新しい繁殖地に運ばれるのを待つ 赤い実だけです。意識なき生き物は、ヒトの干渉があってもなくても、己が習いに身をゆだね、新しい命 につなぐ営みを淡々と続けます。

晩秋道東 大きな歴史

写真は順に晩秋の田園、オホーツクの森展望台からの網走湖、能取湖、網走ー斜里海岸です。 〔大きな歴史〕 現在を理解するために過去を顧みるのが歴史だとすれば、宇宙と生命の変遷をたどることも歴史といえ ます。いわば大きな歴史です。しかし学校教科とし…

雪を待つ森

11月2日の土曜日、あまり天気がよかったのでオホーツクの森を歩きに行きました。この森の春は以 前紹介しています。ゼンマイやコゴミが萌え出し、白樺や楓の若葉が鮮やかでした。半年もたっていない のに、もう広葉樹はすっかり葉を落とし、雪を待ってい…

山に雪庭にはスミレ

昨日午後ちらちら日が射してきたので外に出たら山はまだら模様。前夜の街の雨が山で雪になったので しょう。山頂は雲に隠れています。中腹にある広葉樹の裸の枝は雪片を振り落とし、笹原や牧場には消え 残っているようです。エゾ松、トド松の林はうっすらと…

紅葉にさようなら

関東平野の紅葉はこれから見ごろでしょうか。道東では鮮やかな赤色はだいたい終わりました。あとは 黄色い唐松が散って、来年まで秋の彩りとはさようならとなります。今日は載せ残した近場の紅葉を三 点。最初は美幌霊園10月25日。次はウチの庭10月3…

鳥と狐  精度が増した温暖化予想

一枚目は9月27日にせせらぎ公園入り口近くの堤で出会ったハトよりちょっと大きい鳥です。シギの 一種かと思いますが、ちがうかも。後の二枚は10月4日に大雪高原温泉に行く途中で見たキタキツネ。 〔精度が増した温暖化予想〕 今年のノーベル平和賞がゴ…

ナナカマド

美幌霊園に通じる並木道のナナカマドです(10月25日)。これだけ葉が紅葉すると、実は目立ちませ ん。葉に一月以上先駆けて鮮やかに色づいていたのに撮りそこないました。せせらぎ公園で見たピンク系 の別な種類は、そのうちに紹介します。 熊谷達也の『は…

美富自然公園

もう一回美富自然公園の写真です。鳥はミヤマカケスだと思います。リスはこれ一枚だけしか撮らせて くれませんでした。 やっとユズを料理に使えます。去年皮だけ大量に冷凍しておいたのを9月に使いはたし、それ以後ずっ と、店に行くたびに探していました。…

木漏れ日

美富自然公園は魚無川と国立療養所に挟まれています。小道という小道を全部歩いても10分程度の小 さな林です。それでも、大木群が落ち葉を厚く降り積もらせる場所や、腰くらいまで藪が茂る場所があっ て、中にいると南北に公営住宅や中学があるとは思えな…

炎みたいな 戦争よりボボがいい

このページをいつも訪れてくれる人は、紅葉の絵はもういい、という気分かもしれませんね。わたしも 野付牛公園へ行ったのはリスが目当て。でも、逆光に浮かんだモミジが燃え立つ炎のように鮮やかで、ま た撮ってしまいました。わたしは記憶で補強しています…

リスとの会話

ゆみこさんに喜んでもらえてよかった。すぐ動くからなかなかピントが合わなくて、仕上がりがいまい ちなんですよ。顔をアップしてみても、ヒトの赤ちゃんほどにも表情がないし。そこでこんな会話を空想 しました。 「エゾリス君、表情が硬いよ、リラックス、…

北見野付牛公園のエゾリス

このあたりの森に棲むリスは2種類で、シマリスとエゾリスだと聞いています。シマリスは文字どおり 縞があって、手のひらサイズの大きさ。わたしはまだ会っていません。エゾリスはこの町でも北見でも何 度か見ています。体長は尻尾を除いて2,30センチでく…

サンゴソウ07 2

もう一回サンゴソウを近景と遠景で。 裏の家からもらって一株だけ植えたハッカが夏の間に増えました。花の付き方からすると日本種のよう です。他にペパーミントとスペアミントがあるけど、この種がいちばんメントールが多いそうです。周り に茂っていた雑草…