2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

能取岬の解氷

2009年 3月24日 能取岬の牧場はほぼ全面的に雪が消えていました。沿岸にはまだ氷の残るところも浮 氷が漂うところもあります。岬の突端近くの洞口状にえぐれたところは氷が見えませ ん。この年は今年とちがって寒さが平年並みでした。今年の解氷はもっと早か…

スズガモ

2016年3月22日 濤沸湖 春になると濤沸湖の水鳥の種類が増えます。岸近くに寄ってくれないのではっきりと は撮れませんでしたが、キンクロハジロに似ています。名前の由来は羽音が金属的で鈴 を思わせるからとか。北海道では夏も残るものがいるそうです。

春の雪山

2016年3月22日 能取岬 逆光ながら陽射しが強くなっているため、斜里岳から知床連山に至る雪山がまぶしく 輝いてます。里は福寿草が咲いて春の華やぎが始まっていますが、山々はまだ暑い雪を 纏って、冬の厳しさが続いています。知床峠が開き間近に雪山を目に…

福寿草の季節

2016年3月22日 能取岬 3月下旬、まだ此処そこに雪が残るなか雪の消えたところから福寿草が咲きはじめま した。正確には北見福寿草という変種です。普通の福寿草が咲く森もたくさんあるので すが、ここには萼が花弁より長いこの変種だけが咲きます。色彩の乏…

カルガモ

2016年3月22日 濤沸湖畔 カルガモが集まっていました。マガモより少し小さな鴨です。白鳥や他の鴨類に比べ 人を恐れません。人がいても平気で岸に上がりわたしたちの足元を歩き回ります。頭は マガモに似ていますが、背中の羽模様が筋状です。近くで撮らせる…

湖解氷

2016年3月21日 屈斜路湖畔 湖の解氷が始まっています。だいたいは岸の近くから海氷が進みます。でも、融け方 は場所によってさまざまです。破片が湖面の圧力で直立する場所。温水の効果で次第に 薄くなる場所。ねっとりとした官能的な滑らかさを見せる場所。…

釧路川源流の早春

2016年3月21日 釧路湿原の水源となる釧路川は屈斜路湖に始まります。この年は3月下旬になっても 流出口付近の林にはまだ残雪がだいぶ残っていました。青空も見えてはいますが、湖水 も河川水も黒々としています。青い水面は4月の明るい陽射しが広がるまで待…

和琴半島のアカゲラ

2016年3月17日 屈斜路湖和琴半島 和琴半島の入り口、キャンプ場や露天風呂に近い森にはさまざまな小鳥の鳴き声が聞 こえています。この前カケスの写真をアップしましたが、同じ日にアカゲラの姿も見る ことができました。最後の一枚は赤い羽根が見えていませ…

峠はまだ冬

2016年3月17日 美幌峠 峠の湖側は吹き上げる風で冬でもあまり雪が深くはなりませんが、美幌側はけっこう 積もります。その雪が3月中旬も残っていて、まだしっかり冬の風情です。 今年はもう零下になる日も少なくなりました。町の郊外では営農が1週間ほどは早…

和琴半島のカケス

2016年3月17日 屈斜路湖和琴半島 熱帯とちがって北海道の小鳥は色彩に乏しいものが多いのですが、カケスは例外でな かなか賑やかな色です。特に羽を広げると首の橙色、原の青が目立ちます。止まってい るときは背中の灰色が。

かすむ湖、

2016年3月17日 屈斜路湖畔・美幌峠 冬は峠から湖にかけて霧の深い日が多いのだけれど、この日は3月中旬なのにやはり 湖は霞んでいました。岸近くの温水の湧くあたりは水面が現れていましたが、沖の湖 面には大量の氷が残っています。霧の間から薄陽が射すと…

ヒヨドリ

2016年3月17日 屈斜路湖和琴半島 美幌でもよく目にする小鳥です。国外では珍しくわざわざこの鳥を見るために来日す る人もいるとか。スズメより少し大きく止まっている姿のいい小鳥です。姿勢を正して 立っている兵隊を思わせるような。

凍湖のカワアイサ

2016年3月17日 屈斜路湖和琴半島 湖面にはまだ湖水より湖氷の方が優勢です。この日は湖水の現れた場所に3羽のカワ アイサが漂っていました。2羽のオスと1羽のメスと見ましたがどうでしょう。和琴半島 のこのあたりに水鳥がいることは稀です。白鳥の鳴き声が…

ヤナギふくらむ

2016年3月12日 美幌せせらぎ公園 柳ではなく楊です。こちらではしだれ柳はほとんど見たことがありません。3月も中 旬には楊の花芽が優しい楕円形に膨らんできます。木々のなかでは最も早い春の兆で す。次はエゾムラサキツツジ。蕾に雪が付くことも珍しくは…

せせらぎ公園雪融けの始まり

2016年3月12日 林の雪融けは樹木の根元から始まります。枯木に見えても木々には低いけれど体温が あって、外気そのものよりは暖かいのでしょう。この年の3月中旬は川筋や舗装された 歩道は雪融けが進んでいたけれど、美幌川の土手や林にはまだたくさんの雪が…

春のエゾリス

2016年3月12日 美幌せせらぎ公園 川筋の窪地に当たるせせらぎ公園にはまだたっぷり雪が残っています。その途中から 公園の外に出るための木の梯子段が作られています。その踊り場で一心に何かを食べて いるエゾリスがいました。いいことではないと思いま…

浮氷

2016年3月4日 能取岬 浮氷帯は青い空、青い海面、白い帯、薄氷、沿岸氷とともに、春の氷海の多様性を作 り出す一つの要素です。それとともに、氷海の季節の終わりを示す指標でもあります。 この日はまだ海氷のさまざまな姿が見られましたが、次第に他の風景…

沿岸氷

2016年3月4日 能取岬 アムール川河口などオホーツク海北部からやってくる流氷とちがって、北海道東部の 沿岸から海に向かって成長すのが沿岸氷です>3月ともなれば、流れ下った流氷との接続 は切れ、沖の流氷帯との間に砕氷や薄氷や青い海面が挟まるようにな…

青空と氷海

2016年3月4日 能取岬 春らしい青空が広がり明るい陽光が降り注ぐ日でした。海の青、空の青に対して、薄 かったり厚かったり破片だったりする白い海氷が多様な風景を作りだしていました。流 氷が知床に向かって後退し、網走方面に残る流氷帯は沖に細くなって…

岬の空に尾白鷲

2016年3月4日 能取岬 頭上高く一羽のオジロが行きつ戻りつ舞っています。首から腹にかけて羽が白くなり かかっているのは、ある程度歳をとっている印です。海面の魚を狙う様子もなく、ただ 舞い続けているのは、北へ帰る仲間の集合をまっているのでしょか。…

終わり間近な霧氷の季節

2016年3月4日 美幌川土手 3月に入ると霧氷の見られる朝が少なくなって、下旬にはほとんど見られなくなりま す。12月になって再び水蒸気が枯れ枝や枯草に触れて昇華するようになるまでは、花叢 のような、棘のような、夢幻のような霧氷とお別れです。

知床沿岸の白い帯

2016年3月4日 能取岬 3月に入ると能取岬から小清水までの流氷は知床半島の沿岸に集まり、白い帯になり ます。こちらの海岸沿いは露出した海面が増え、残る岬の沿岸氷の先は青い海と薄氷が 主役になります。知床沿岸沿いの白い帯はまだしばらくは残りますが、…

番屋

2016年2月17日 能取湖 能取湖とオホーツク海の狭間に建つ番屋です。かっては破れはてた廃屋でしたが何年 か前に再建されました。能取湖(かっての)や能取湖近海の漁に使われるのでしょう。

流氷列車

2016年2月17日 小清水踏切 流氷を見るために、冬の間だけ走る列車があります。道の駅小清水から小清水原生花 園駅(この駅には流氷期と夏の花の季節だけ臨時停車する)を経て北浜駅までの間が特に 流氷がよく見えるので、この間は乗客が海側の窓に集まっていま…

小清水沖の薄い海氷

2016年2月17日 小清水原生花園 この年は2月のうちに海氷の勢いが衰えました。流氷は沖に離れ、近海は沿岸氷が海 面の表面を薄く広がり縞模様を描いています。今年は出かけていませんが、やはり海氷 の勢いは弱いのではないでしょうか。

水鳥の群れ

2016年2月17日 濤沸湖水鳥湿地センター 大群のカモメと白鳥が集まっていました。餌やり禁止以来寄って来る鴨は種類が減っ たようですが、その分カモメが増えているような。近くで見るとカモメは獰猛な顔つき をしています。白鳥は温和な顔つきをしていますが…

晴れたり雲ったり

2016年2月17日 能取岬 この日この時間帯には、青空が覗いたかと思うとさっと霧が広がり、またすぐ明るい 陽射しが降ってくる、目まぐるしく天気が変わっていました。海や湖もまた氷が光った り青い波が広がったりさまざまでした。2月の後半から3月にかけて、…

摩周湖畔から見える山々

2016年2月13日 摩周湖第一展望台 2月厳寒期の山々です。降雪の後ではないので常緑樹が黒々と写っています。順に、 雄阿寒岳、斜里岳、斜里岳付近の低山、摩周岳、西別岳です。 昨日は5時起きをして久しぶりに本格的な雪かきをしました。病院の予約日なので、…

摩周湖畔から見える山々

2016年2月13日 摩周湖第一展望台 2月厳寒期の山々です。降雪の後ではないので常緑樹が黒々と写っています。順に、 雄阿寒岳、斜里岳、斜里岳付近の低山、摩周岳、西別岳です。 昨日は5時起きをして久しぶりに本格的な雪かきをしました。病院の予約日なので、…

摩周湖厳寒

2016年2月13日 摩周湖第一展望台 木々に緑なく湖面が全面凍結しているのが2月の摩周湖です。屈斜路湖と摩周湖の両 面から吹きあがる寒気は厳しく、長く留まることはできません。それでもこの日は雪が 降っていなかったので、湖面風景を楽しむことはできまし…