2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

姿見の池  

2017年8月28日 旭平 天気がよければ旭岳を鮮やかに映し出すので姿見の池と呼ばれています。このときは 曇っていて、朧な山容が部分的に映るだけです。池の岸は山の蔭になります。この高原 のなかで雪渓が最も遅くまで残ります。チングルマが咲き出す…

雲と噴煙

2017年8月28日 旭平 いろいろに天気は変わりました。旭岳に雲がかかっているときの絵です。立ち昇る白 い噴煙と部分的に融合しています。大げさに言うと、人間の日常世界とはちがう雰囲気 です。仙境と言ってもいいかもしれません。

ミヤマアキノキリンソウ

2017年8月28日 旭平 高度があるからここではミヤマアキノキリンソウです。低いところならアキノキリン ソウ。ミヤマ*****の方が明るく輝くような黄色です。アキノ*****はもっと沈んだ黄色で す。一般に低地の同類に比べ高山植物の方が色鮮やかな気が…

夏の終わりの旭平

2017年8月28日 このところ昼は30度前後の気温が続き、夜も湿気で寝苦しい日々が続いています。 そんなとき旭平の爽やかな空気がつくづく恋しんなります。最後の一枚にはガンコウラ ンとコケモモの実が写っています。ここは国立公園なので摘むことは…

綿毛のチングルマ

2017年8月28日 旭平 8月も月末になるとチングルマの花は姿を消してその綿毛の原野が広がります。もと もとこの花の名は風車に似た綿毛から付けられたチゴグルマが起源だとか。春の華やぎ とはちがいますが、一面を白く覆う綿毛の風景も見ものです。

エゾオヤマリンドウ

2017年8月28日 旭平 『新北海道の花』ではもっと紫がかっていて、色ではミヤマリンドウが近いのです が、茎の立ち方などからエゾオヤマリンドウと判断しました。もっと低地に多いエゾリ ンドウとも似ています。どちらが正解でしょうね。エゾリンドウ…

コスモスいろいろ

2011年8月29日 遠軽コスモス園 ウチのコスモスは白とピンクだけですが、遠軽のコスモス園に行くと他にもいろいろ あることがわかります。赤系統は濃い赤紫、薄めの赤紫、それにピンク。白ではただ真 っ白、白い花びらの縁にかすかに赤い線が入ってい…

遠軽コスモス園

2011年8月29日 遠軽の太陽の丘公園の大部分がコスモス園になっています。コスモスは花より勢いよ く緑の葉が茂るので、遠方は花園であることが分からなくなります。多くはウチの庭で も見られる白やピンクですが、中にはウチでは見られなくなった濃い…

緑、緑、また緑

2011年8月27日 小清水高原 小清水高原から展望すると、屈斜路湖からオホーツク海の海岸まで、あるいは斜里岳 や知床連山の麓まで、広がりに広がる緑の海が見えます。オホーツクの森一帯もその 一部です。まだ8月、緑に衰えはありません。小道を辿っ…

ヤマハギ

2017年8月25日 隣の空き地 8月はヤマハギの季節。ほぼ1カ月は咲いているでしょうか。派手ではないけれど趣 のある花です。隣の空き地のヤマハギは今も咲いているけれど、覆いかぶさるように成 長した白樺に圧迫されて窮屈そうです。なにしろ白樺の…

艶やかなハマナスの実

2017年8月15日 キムアネップ埼 8月も半ばになるとハマナスは花より実が目立つようになります。艶やかに光ってお いしそうなのですが、この状態ではまだ口にするには早すぎます。しわしわになると干 し柿に似た味を試すことができますが、種がほとん…

エゾミソハギ

2017年8月15日 濤沸湖沿岸草原 ミソハギ科の花。ミソの由来は禊に使われたことらしい。北海道では8月の代表的な 花。わたしの意識のなかでは夏の終わりを示す花。50センチから1.5mとわりあい 大柄です。

キムアネップ埼の湿地

2018年8月19日 キムアネップ埼からサロマ湖の対岸まで、湖を二分するような湖底地形になっている のだそうです。こちら側の陸上は浅い水溜りの部分と湿地を好む草が生い茂る部分とが 混在しています。青空を映す水面と緑の草地の風景は気持ちがいいもので…

夏の終わりの湖畔草原

2017年8月15日 濤沸湖畔 湖畔の草叢ではこの年の夏の最後を飾る花々が咲いていました。ツリガネニンジン、 キンミズヒキ、ハマナス、エゾフウロ、それにエゾミソハギ。春の花々に比べ、夏の 花々が地味に感じられるのは、わたしが短い秋とそれに続く…

麦刈りの後

2017年8月15日 小清水丘陵 麦の刈り入れが終わりその後始末をしているところです。刈り入れ、脱穀、袋詰めな どのおおかたは、機械で済ませるようです。そして残ったのが麦稈。それはおおきなロ ールに巻き上げられます。直径は大人の男のおおかたの…

旭平8月の花

2011年8月14日 8月いっぱいはまだ高山植物が各種楽しめます。今日の写真はその一部。まずはキバナシャクナゲ。次はミヤマリンドウ。三番目はアオノツガザクラ。形は似ているけれど薄いピンク色のはエゾノツガザクラ。そして最後は高山植物の代表、チ…

旭平のコマクサ

2011年8月14日 このころはまだ旭平の探勝路脇に一叢のコマクサがありました。姿見の池の前、鐘の 塔の手前にある礫岩地帯です。いつの間にか消滅していて近年は見たことがありませ ん。自然消滅なのか、心無い来訪者の盗掘の結果かは分かりませんが、…

八月の旭平

2011年8月14日 旭岳ロープウエーで終点まで登ったときに目前に広がるのが、姿見の池高原、あるい は旭平です。目に迫る峰は北海道最高峰の旭岳。二つ仲良く並んだ池はその名も夫婦 池。生い茂るハイマツの彼方には姿見の池の畔にある鐘を吊るした塔が…

摩周湖岸のナデシコ

2011年8月6日 摩周湖第一展望台から摩周岳に至る湖岸の細道があります。山頂までには険しい登り があるので、平坦な途中まで歩いてみました。早朝の薄い陽にここそこに咲くエゾカワ ラナデシコの輝く薄紫が鮮やかでした。

網走湖とフロックス

2011年8月6日 網走フロックス園 網走天都山へ上る道の入り口近くからちょっと右に逸れて昇ると、フックス園があり ます。地元有志がボランティアで世話をしているフロックスの花薗です。そこからは花 だけでなく網走湖もよく見え、ちょっとした名所に…

摩周湖の霧

2011年8月6日 霧の摩周湖と言われますが、晴れた日に霧の湖を見ようと思ったら遅くとも朝8時ま でに展望台に到着していなくてはなりません。この日はそのぎりぎりの時間、第三展望 台には霧が残っていましたが、第一展望台では残る霧はわずかでした。…

曇天の濤沸湖

2017年8月15日 濤沸湖は湖畔草原の広い湖です。湖畔の国道や道道から見ると水面より草原が目立ち ます。わずかに湖漁がおこなわれているようですが、わたしは湖上に船を見たことがあ りません。あまり漁が盛んでない方が湖を中継地や棲み処とする水鳥…

流木

2017年8月15日 小清水原生花園海岸 打ち寄せられは流木はどこから来たのでしょう。さまざまなことが想像されます。ア ムール川の解氷で一気にあふれた河水に押し流され、流氷にも木肌を削られ、はるばる オホーツク海をさまよってこの浜に流れ着いた…

ハマナスの残り花

2017年8月15日 濤沸湖畔 8月も半ばとなれば6月から咲き始まったハマナスも終わりに近づきます。それでも まだいくらか残っていて緑濃い草叢に華やかな彩を加えています。バラ科の花、ただし 一重ですけれど。野生ですから人に世話されるバラよりは…

桜鱒の滝昇り

2017年8月3日 さくらの滝 わたしがいたわずか2,30分の間に見たジャンプするサクラマスは数十匹に及んだと 思います。滝の上まで達せずに再挑戦、再々挑戦する魚も少なくないので、同じ魚を何 度も目撃した可能性はあります。それでも、一日に、ある…

奔る波頭

2014年8月14日 能取岬 夜明けの海でくねる動物のように奔る波頭を見ました。海はおおむね静かで大きな揺 蕩いもありません。静かな海なのに突然小さな波頭が出現し、獲物にとびかかる蛇のよ うに迅速に移動します。

オホーツク海の夜明け

2014年8月14日 能取岬 日の出前、いつも通り東の沖空には黒雲が居座っています。陽光は分散され太陽の形 はわかりません。それでも上空が次第に明るくなり、下方の黒雲に走る放射の筋が次第 にはっきりしてきます。やがて雲に打ち勝った太陽が海上に…

エゾニワトコの赤い実

2014年8月9日 美幌せせらぎ公園 せせらぎ公園は魚無川沿いの森の中の道です。片側は小川に開けていますが、反対側 は森です。大きな森ではないけれど、夏は緑が繁って陽光は葉叢の下までは届かず、歩 く目線の高さでは暗く籠っています。この時季暗い…

睡蓮の花

2014年8月9日 美幌せせらぎ公園 白とピンクがあります。比べると白は地味ですね。ピンクの方が数も少し多く、ほこ ろびはじめた蕾、もう少し開いた花、全開の花とさまざまな段階が見られます。全開よ りもほころぶ蕾、開ききる前の花の方がわたしは好…

ホザキシモツケ

2014年7月25日 鶴居村