2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

初秋の雲

2013年8月30日 ワッカ原生花園 オホーツクブルーの空に積雲・積乱雲が発達しています。花も空気もすっかり秋です が、雲だけはまだ夏の気配を残しています。発達し今ににも雨を降らせるかと思いまし たが、わたしがいる間は晴れていました。ワッカ原生花園は…

ツリガネニンジン

2013年8月30日 ワッカ原生花園 サロマ湖東端のワッカ原生花園は、もう完全に秋の花の季節になっています。秋の花 の代表の一つがツリガネニンジン。花の形が完璧にミニチュアの釣鐘です。花びら中か ら垂れているのは雌蕊でしょうか。これがいかにも鐘を鳴ら…

ハマナスの実は色とりどり

2013年8月22日 キムアネップ埼 ハマナスの実は赤、橙、青、それらの中間色と色とりどりです。この状態ではとても 食べられません。もう二月以上経って冬が来て、花も葉も散り果て実もしわくちゃにな ると、干し柿に似た味になります。ただ種がびっしり詰まっ…

ハマナスの残り花

2013年8月22日 キムアネップ埼 ハマナスは早いものは6月に咲きはじめます。そして8月下旬まで咲いているものもあ るのだから、ずいぶん息が長い花です。もっとも同じ花がずっと咲き続けるというわけ ではなく、咲いては散りを繰り返しているようです。この時…

霧の屈斜路湖

2016年8が24日 藻琴山展望駐車場 雲海を見下ろす小清水高原から川湯方面へ下るにしたがって、雲海の霧も下降し、屈 斜路湖の湖岸や周辺の低山にまとわりつくようになりました。これ以上霧が下降すると 視界を塞がれ、あたりがよく見えなくなります。美幌峠で…

網走湖満水

2016年8月22日 国道39 国道39号で網走湖呼人湖畔にさしかかったときでした。前日わたしたちが小学校の体 育館に避難した大雨の影響で、湖が膨れ上がっています。湖岸は完全に水没し、草叢も 植えられたヒマワリも案内板も水中にあります。行ってはみませんで…

サロマ湖一望

2016年8月22日 幌岩山展望台 サロマ湖畔を通る国道238号線を山道方向に逸れ、舗装されていない一車線の道路を しばらく登ると、幌岩山展望台の駐車場に着きます。そこからは急坂を15分ほど息を切 らせて登るとやっと展望台です。今のわたしではこの坂はとて…

ウンラン

2013年8月22日 キムアネップ埼 サロマ湖の湖底地形を2分するキムアネップ埼。その陸地は湿地と草地です。その湖 畔草原にウンランが咲いていました。ちょっと変わった形の花です。白い花びらに黄色 で厚手の芯。白も黄色も色は鮮やかです。目を近づけて見る…

フロックスの咲く丘

2016年8月22日 網走の丘 網走湖を見晴るかす丘にフロックス園が営まれています。地元有志の方々のご苦労で 維持されていました。ここでは赤や白のフロックスの群生が育てられているほか、網走 湖やその周辺の眺望が得られました。コロナが流行ってから外出を…

ユリ園

2016年8月22日 小清水町にさまざまなユリを集めたユリ園があります。洪水も治まりいい天気だった ので、折から訪れていた息子一家とともに出かけました。洪水の後だったせいでしょう か、入園者はわたしたちだけ。無料でカートに乗せて案内してもらいました…

洪水の跡

2016年8月18日 美幌川とウチの庭 この前日避難命令が出て一夜を小学校の体育館で過ごしました。その帰り道美幌川の土 手に上ってみると、岸の草叢にはまだ水溜りが残り、倒れたり倒れかかったりした樹が あちこちにあります。ウチの庭ではコスモスをはじめ各…

暁光雲から漏れて

2014年8月14日 能取岬 能登岬の日の出です。この季節は岬の正面の海から陽が昇りますが、水平線方向の海 にはこの時刻いつも雲がわだかまっていて、光は雲間を洩れるようになります。子ども が描いた太陽の絵のように、光の放射がはっきりして来ると間もなく…

ヤマハギ

2014年8月17日 能取岬 緑のなかに点在するヤマハギはうっかりすると見過ごしそうなほど目立ちません。し かし花だけをクローズアップするようにして撮ると、紫色が深くなかなかのものです。 古来よりハギと呼ばれてきたのはこの花です。北海道から九州まで、…

黒い知床

2014年8月14日 能取岬 能取岬から望んだ知床の夜明け前です。逆光になるので山々は黒いシルエットを描い ています。岬の崖はもっと黒々としています。黒い知床連山はシャキッとした印象で す。冬の白い山々もいいけれど、墨絵のような連山も好きです。

ナミキソウ

2013年8月14日 釧路湿原 まっすぐに伸びた茎の緑の葉の間から、濃紺でラッパ型の花が覗いています。漢字で 書くと浪来草、海岸の砂地に多いからだそうです。確かにワッカ原生花園にも見られま すが、標高の高い小清水高原にも咲いています。比較的環境を選ば…

コケモモの赤い実

2016年8月10日 旭平 コケモモの実が色づきはじめています。もっと色が濃くなって黒ずんでくると食べ 頃です。もっともここは国立公園内、採集は禁じられています。どこだったか記憶がは っきりしませんが、ずいぶん食べたことがあるような。何となく味は覚え…

旭岳と空

2016年8月10日 旭平 次第にうろこ雲が薄れ、噴煙のあがる旭岳の姿が目の前に現れました。青と白の空を 背景にすると岩峰が一段と引き立ちます。空の模様は刻々と変わります。しかし旭岳 は、噴煙はたなびくものの、どっしりと不動です。

うろこ雲

2016年8月10日 旭平 この日旭平の上空には白いうろこ雲が広がっていました。空気が澄んでいるから背景 の青も鮮やかです。うろこ雲は美幌でも見ることがありますが、これほどくっきりとし た縞模様はめったにありません。

ミヤマリンドウ

2015年8月2日 旭平 背は低い(5~15㎝)けれど、タテヤマリンドウやエゾリンドウに比べ青の色があざやかです。高山植物には色があざやかな花を付ける種が多いですね。花粉を媒介する昆虫が少ないので、色を鮮やかにして目を惹こうというのでしょうか。

チンクルマ―花とその後

2015年8月2日 旭平 まだまだ咲き誇るチングルマの群れがあります。その一方で咲き終わった花の跡が カサカサに乾いて、薄いプラスチックでできているかのように固くなった群れもありま す。このカサカサのチングルマも興味深いものです。咲き誇る花も咲き終…

ミヤマアキノキリンソウ

2015年8月2日 旭平 アキノキリンソウは秋を代表する花です。8月後半から下界の海岸草原に咲きそろい ます。旭平では冷涼な気候のため、6月の雪解けが始まると下界の4季の花が1一斉に 咲きはじめ、初雪が来るまで咲き続けます。ここではミヤマアキノキリン…

シラタマノキ

2015年8月2日 旭平 シラタマノキの実です。白い粉をまき散らしている実もあります。口にするとサロメチールの薫りがするそうです。探索路を旭岳登山道と逆コースでたどると、最初の坂を上り切ったあたりに群生していました。このあたりでシマリスの姿を見た…

8月の残雪

2015年8月2日 旭平 8月に入っても旭平や近隣の峰には雪が残っています。谷筋や池の窪みなどです。この調子では完全な無雪期になる前に初雪が来るかもしれません。雪と紅葉と緑の3色の旭岳は写真などで見たことはありますが、実物はついに目にする機会があり…

天界に咲く

2015年8月2日 旭平 8月になると山ではもう間もなく秋と身構えてしまいます。それでも花はまだ残って いるし、残雪もあります。今日の花は3種だけ。一枚目はアキノキリンソウとミヤマリ ンドウ。次の2枚はコマクサ。これは姿見の池近くのガレ場に一か所だけ咲…

エゾニワトコ

2014年8月9日 美幌せせらぎ公園 緑濃い公園の林でエゾニワトコの赤い実が艶やかに光っていました。樹なのですがあ まり大きく繁ることはありません。大人の背より少し高いあたりが限度でしょうか。林 床の草花が終わって緑以外の彩りがあまりないので、鈴な…

紫陽花とコスモス

2014年8月9日 ウチの庭 ウチの庭ではこのころ紫陽花とコスモスが元気よく花を咲かせていました。埼玉にいたときの常識では紫陽花は梅雨が始まる6月ごろ、コスモスは秋9月か10月の花と思っていました。美幌でも紫陽花を7月初めに咲かせているお宅もありますが…

釧路川源流下り

2013年7月31日 釧路川源流下り 釧路川の源流は屈斜路湖です。この日は子どもたちをまじえた遠来の客を伴っていた ので、カヌーではなく、ゴムボートにしました。その方が大きくて大人数が乗れ、安定 がいいのです。出発して間もなく温泉の湧く川辺に寄りまし…

オニシモツケ

2014年7月25日 摩周湖第三展望台 第三展望台の裏側、屈斜路湖側の斜面に咲き広がっています。色は白やピンク。あわ あわと咲いています。わたしはこの花が好きなのですが、こんなにきれいなのに何でオ ニなのか、さっぱりわかりません。特に珍しい花ではなく…

ジャガイモの花の広がり

2014年7月15日 斜里郊外 視界いっぱいにジャガイモの花が咲き広がっています。花の色が普通に見る薄紫です から、普通にスーパーなどで見る皮が薄茶色で中が白い種でしょう。最近は紫色だった り黒だったりする珍しい種も栽培されています。それらは花の色も…

野付半島の丹頂

2014年7月16日 この日は半島のあちこちの水辺に何組もの丹頂が見られました。もともとは釧路湿原 とその周辺、鶴居村、釧路市の原野などで生活していましたが、次第に数が増え、国道 391号沿いの畑、濤沸湖などでも姿を見るようになりました。野付半島にも繁…