2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

黄金色のゼンテイカ

毎年6月半ばから7月初めにかけて、一度は海岸草原にこの花を見に行きます。場所によってゼンテイカ、エゾ カンゾウ、ニッコウキスゲの、三種類に呼び分けられています。道内では前の二つのどちらか。日光霧降高原や 尾瀬のニッコウキスゲも好きでしたが、5…

野付半島のタンチョウ

遠くてあまりはっきりしませんが間違いなく丹頂鶴です。国道244から分かれて半島の道に入って間もなく、野 付湾に注ぐ川の対岸に三羽いました。一昨年見たのと同じ場所です。巣でもあるのでしょうか。 イチゴの初収穫8粒。初ものをカラスにやられた残り…

昔トド松の森があった

いったいいつごろまでなのでしょう、ここが樹齢百年前後かそれ以上のトド松エゾ松の森だったのは。野付半 島ネイチャーセンターから花の道をたどった先に、トドワラ(トド松の墓場)があります。広い範囲に白骨を思わせ る枯れ木が散らばっていて、若木もある…

センダイハギが野に満ちて

まりさん、ハノーファの街並、本当にきれいですね。自然の景観はそれぞれですが、ヨーロッパの古い街並はう らやましい。 野付半島はいたるところにセンダイハギが咲き満ちて、ネイチャーセンターからトドワラへの小路はさながらフ ラワーロード。わたしが知…

ぜんぶが花園野付半島

知床半島と根室半島が杯の前後の縁だとすると、標津(しべつ)町と別海町の海岸線は底になります。国後島 が、匙の先端みたいに、この杯に半分突っ込まれています。匙の先端と杯の縁と底に囲まれた海域が根室海峡 です。標津町の市街のはずれから海峡に突き出…

ルピナス ムダの効用 24

タムラ、藤の花を食べているんだ!花って食べられるものが多いみたいだね。菊は小さいころから食べなれて いるけれど、他はまだチャンスがなくて。 orion*.:‘さん、そちらにカワウが来てるんですね。網走湖でも見ましたよ。もともと北海道にはあまりいなかっ…

アカシア香る

クレマチスさん、こちらも夜まで雨の予報です。外気温は20度までいかないようで、いま中綿入りのチョッキを 着ています。美幌の空は気まぐれで、予報に反して太陽が顔を出すことも少なくないのですが、今日はどうでし ょう。 タムラ、7月中には一度行くつ…

草木茂る

タムラ、残念ながらあれは一枚しか撮りませんでした。今度また機会があったらもっとよくわかるように撮りま す。夏や秋の温根内も一度は行きたいし。 クレマチスさん、そちらの梅雨時はやっぱりじめじめですか。このあたりでもいまは比較的雨の降る日が多い …

野の花6月初旬

まりさん、説明ありがとうございます。それで人気度の星の数がきまるということでしょうか。それともファンの 数が?そのへんはあまり意識していませんでした。 クレマチスさん、いまの時季までは目に入るフキはたいてい食べられます。これからだんだん固く…

湿原のあざやかな緑

クレマチスさん、誤解を招く表現でごめんなさい。『フィンランド・・・・・』はかつてこのブログに連載した評論のタイ トルです。わたしは国外に出たことがありません。 むかし鳥取砂丘を訪れたとき、砂の美術館はなかったか気がつかなかったかで、お写真のような…

ワタスゲ 国の将来ビジョン

まりさん、ニュルンベルクといいハンベルクといい、歩き回って佇んで眺めれば、時間を忘れそうな街ですね。 それでもしばらくぶりの我が家はまた格別なのでは? そらさん、ご心配ありがとうございます。37度を割るところまでに熱が下がって、少し楽になり…

ヒメカイウ(姫海芋)

まりさん、ニュルンベルグのバラですか。きれいですね。やはり携帯投稿とはちがう迫力です。 クレマチスさん、わたしが鳥を撮るのは運まかせ。たまたま機嫌よくモデルになってくれる鳥さんに出会うと、あ わてて手にした望遠のシャッターを押すだけ。だから…

釧路湿原の野鳥たち

のび猫さん、あなたのブログ、歯切れがいいですね。バイクに乗っていて嫌がらせされるとのこと、あなたのシ ルエットにそそられるのでしょうか。わたしは原付のおじいさん・おばあさんが先にいると、できるだけ大回りして 追い越します。ときどきよたよた道…

庭の彩り

クレマチスさん、赤いユリ、ウチの庭にも生えていますが、咲くのは来月半ばでしょうか。 去年五月初めに富山に行ったとき、毛穴をふさがれるような湿気にうんざりして、たった3日で帰りたくなりまし た。ここに移って数年で体が順応してしまっていたようで…

霧の美幌峠

クレマチスさん、お庭の花がきれいですね。ところでそちらは入梅とか。美幌は5日を最後に一滴の雨も降って いません。 先週9日、湿原に行くために通ったとき、美幌峠は濃い霧に包まれていました。写真を撮ろうと車外に出てびっ くり。暖かさに慣れた体には…

だれを待つヒメシャクナゲは頬を染め

そらさん、トマトなんか、トマトソースにするので、20本ほど植えますから、苗を買ったら2000円にもなりま す。ですから、秋に種を取って3月に室内で発芽させ、5月はサンルームで育てます。買うのはキューリ、ピーマ ン、青ジソの合計10本。他の野…

釧路湿原温根内

Monterreiさん、お写真の山の形、何かに似ているような気がして考えていました。十徳ナイフについている 栓抜きですね。岩が崩落しないのかなー。 nam**i214さん、精進の日々のご様子で。ご健闘を。野付半島、去年は行かなかったので今年は行くつもり です。…

ミツガシワ群れても静か

サイタマンさん、ありがとうございます。グイの人々が仲間関係を営むための精神文化は、とても洗練されてい ます。他の狩猟採集民もきっとそうだったのではないでしょうか。その点では「文明」の進んだ社会はとても野蛮 ですね。 ミツガシワは大きな群れにな…

釧路湿原のイソツツジ

クレマチスさん、すっかり夏ですねー。こちらも4時前の日の出直後から強い光がふりそそいでいます。ところ で電線のない町の風景、すっきりしていいなー! 湿原の乾燥化のことですが、代掻きが終わった田んぼ、踏むと水が染み出すクッション、雪解けや氾濫…

岩保木水門 ムダの効用23

健さん、釧路湿原のなかには釧路川の氾濫が起きやすい場所や、乾燥化がさまざまな程度に進んだ場所な どがあって、植生も変化に富んでいます。その様子をじっくり観察できる遊歩道は、わたしが知る限りでは、温根 内にあるだけ。一昨日は木道脇の泥のなかを…

初々しいな ミツガシワ

クレマチスさん、ガボチャを上に伸ばすなんて、初めて聞いたときには驚きました。スイカやカボチャは地面に 這わせるものという、思い込みがありましたから。蔓を傷めないためには重い実を吊るすのかなー。だとしたら露 地で実験するにはよほど丈夫な支柱を…

湿原の花五月末

クレマチスさん、カボチャが四方八方に蔓を伸ばしているようですね。わたしは2本仕立て(両方向に二本だけ 残してあとの脇芽は摘む)にしています。初めの年は何本かまとめて植え、ごちゃごちゃ茂り、わけがわからなく なりました。農家の畑を観察したら、各…

緑に映える水仙の色

クレマチスさん、人口減少が問題になり、後継者難から離農する家族が多い時代ですから、湿原を開拓する 必要はないでしょうね。でも過去には、狭い国土に増え続ける人口の圧力から、移民や開墾が国策だった時代 がありました。かつてのつけをこれからどう支…

釧路川悠々

健さん、菖蒲はこれからですか。ウチの庭にはアヤメ(たぶん)が3,4本咲いています。東藻琴の芝桜園は今 年例外的に遅くまで咲いていましたが、例年だと五月第一週くらいで見ごろを過ぎるみたいです。花がなくなれ ば緑一色で他の丘と区別できません。 そら…

一山ぜんぶ芝桜

クレマチスさん、父は10年ほど植物状態が続いたあとで逝きました。ずいぶん前のことですが、見舞うたびに 感じた寂しさは今も忘れられません。 健さん、代々木公園のバラと庄野真代、なんだか雰囲気が伝わってくるみたい。「点の記」はわたしも見まし た。小…

ボケてもワスレナグサ

クレマチスさん、こちらには関東・中部の天気が1,2日遅れで移ってくるみたい。今日は晴れて気温も20度近 くなる予報です。 健さん、黒百合の歌のご案内ありがとうございます。「花の香りが沁み付いて」とあるところで想像しました。相 手の体からあの匂…

サロマ湖のシギと霞

健さん、黒百合というとやっぱり思い出しますね、この歌。 クレマチスさん、黒百合は道内でも減っているのかなー。町内のここの他にわたしが知っている群生地は霧多 布だけです。砂湯などのお土産屋さんや街の植木市で鉢植えが売られているのは見ましたけれ…

黒百合咲いた

健さん、今ごろの北海道は花々が次々咲き代わって、見逃さないようにしようとするとせわしないほどです。山 菜もそう。それぞれの場所と種類で食べごろはあっという間に過ぎるから、コゴミは終わった、ヤマウドはどうか、 ワラビはまだか、と。 野菜などの苗…

昨日のフラパラ

クレマチスさん、新しいブログ・タイトルの「風」はいいですね。キャップが開かなくなったレンズは、けっきょく新 しく買う羽目になりました。 昨日北見のカメラ屋にキャップの開かなくなったレンズを持っていったら、その店では修理ができず、札幌に送 るしか…

湿原歩き ムダの効用 22

クレマチスさん、ブラシノキは花も名前もおもしろいですね。手元の道内草木の図鑑にはありませんでした。寒 すぎて北海道には根付かないのかも。 温根内の遊歩道は湿原の中に木道が、乾いて丘に変わる境目には土の道があって、湿原のさまざまな段階 に適応し…