2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

美幌川冬のさかり

何種類かの地図を比べてみました。美幌峠西方標高450メートルあたりがこの川の源流でしょうか。 市街地手前の川原近くに海抜12・5メートルの標示が書き込まれていました。440メートルほどの高 度差を25キロ余で流れ落ちて、町内で網走川に合流し…

赤い帽子の小鳥さん

ウチの隣にある空き地で夏のあいだ月見草が咲いていました。境界際の草を刈ったとき、気をつけて残 しておきました。一昨年ツグミが来て雪の上で種をついばんでいたのを覚えていたからです。去年1月末 に退院してからずっと、また来るのではと注意していま…

防風林白い霧氷を身にまとう

陽が高くなってから晴れた日に、美幌川近くの農地で撮った防風林です。陽の低い早朝とちがって霧氷 が白く見えます。 まだ流氷は樺太にぶら下がったままで、北海道の東部沿岸から肉眼で見えるところまで来ていません。 きのう金土市で網走産の生蛸足を買って…

氷紋光る

南側サンルームのガラスについた氷紋が8時近くまで融けない朝は、写真のようなきらめきを見ること ができます。テレビはいまの美幌の気温を-20.9度と表示していますが、きのうの昼が暖かかったた めか、今日はできていないようです。 「日経サイエンス…

夜明けの山と公園

今日の写真は月初めの冷え込んだ日、陽の出前に撮った藻琴山と公園です。 きのう朝、土手の樹氷がきれいでまたシャッターを押してしまいました。帰ってガレージの温度計を確 かめたら-17度だったのに、ダイヤモンドダストはまったくなし。車のフロントガ…

氷がつくる抽象模様 続

データ放送は現在の気温を-20.7度と表示しています。ウチのガレージの温度計では-19度でし た。今日までのところでは今冬の最低気温でしょうか。今朝の氷紋や霧氷はどうでしょう。まだ暗くてわ かりません。写真は前回の続きです。 この気温が陽の出…

燃え立つ霧氷

本州はかなり南でも雪になったようですね。美幌ではきのう、春先のようにぐったりした雪景色が、陽 に照らされていました。でも狂った陽気もきのうまでで、いまは-12度になっていました。最低気温は -16度台だったようですが、それでもあまり霧氷は着…

白い土手

タムラの言うナナカマドの赤い実は、スキーを履いたりしないと歩けない場所が多いせいか、このとこ ろまったく気づきません。凍結と融解を繰り返して落ちてしまったのかも。それとも、餌が乏しくなっ て、鳥たちが最後の始末をつけたのかな。 きのうの狂った…

氷がつくる抽象模様

北側の玄関ガラスに着いた氷の模様は、壁紙、それも図案が具象ではなく抽象的なもの、に見られる繰 り返しでできています。でも、人工のものとちがって、似てはいるが同じではないパターンのつながりで す。一枚目の中心部では基本が羽根模様のついた直線で…

霧氷の色調変化

写真は2週間ほど前の霧氷です。1枚目と2枚目は同じ木立ですが、陽が射しているときと陰っている ときで、ずいぶん色調がちがいます。もっとも意図的に少し対照を強調しています。でも、3枚目で陰に なった枝は、自然に青みがかっています。4枚目では立…

白い川原

ガレージに温度計をつるしてみました。扉がさび付いて閉まりませんから、外気温とみなしていいでし ょう。NHK北見のデータ放送で出る数字が他の気象情報よりだいぶ低いので、信頼できるのか確かめよ うと思ったのです。さっき見たら-15度。データ放送…

せせらぎ公園華やかだったころ 2

現在の気温は-3度。こんな気温で推移する日は雪が降りやすいようです。今日は朝食後に雪はねで一 汗流します。 キバナコウリンタンポポとコウリンタンポポ。魚無川のほとりに、隣接してそれぞれまとまっていまし た。白い世界から気分を変える公園の花の第…

枯れ草光り空にヒコーキ

枯れ草に着いた霧氷が朝日に光ります。爆音に気づいて見上げる青空には機影が鮮やかです。これは1 0日ほど前。このところ見応えのある霧氷に出会っていません。暖かいからでしょうか。それでもたいて いは真冬日でしたが、今日はこれから雪になり、最高気…

せせらぎ公園華やかだったころ 1

このところ白い景色が多かったので、気分転換に、6月末せせらぎ公園が花に彩られたいたころの写真 で、未掲載のものをときどき混ぜます。まずはオダマキとキショウブ。オダマキは森が終わったところに ある歩道脇斜面に咲いていました。上の平らなところに…

つがいのオジロワシ

美幌川で撮ったものです。とくに右側の一羽で頭部の白が目立ちます。霧多布で泊まった宿の人から、 夏のオジロは全身が白いと聞きました。彼は野鳥の保護観察を受託している人なので、まちがいないと思 います。わたしも、聞く前にそれと気づかず、白い一羽…

雪浅いころの美幌川

12月下旬、美幌川原に雪はまだあまり積もっていません。霧氷もそこそこです。でも、朝の寒さは厳 しく、枯枝の鳥(ヒヨドリかな)も縮こまっているような。ここ一週間ほどは最低気温が-15度を下回る 日はあまりなく、写真の日よりむしろ暖かい感じです。 …

夢幻のなかに 2

霧氷幻想の続きです。白く広がる端正な世界に意識が溶け込むような感覚。冬山登山をした人なら覚え があるのではないでしょうか。関東にいたときは、電車とバスを乗り継ぎ、重いリュックを背負ってのき ついラッセルの末に得られる、希少な機会でした。ここ…

日の出前の茜色

冬の夜明け前に、清涼な空気のなかで南東の空を望むと、刻々と変わる雲の色がとても印象的です。こ の日、最後の一枚で上端を覗かせている太陽は、1,2分後には全身を現し、雪原と樹氷をきらきら輝か せました。未明の空の茜は明るい一日を告げる色でした。…

夢幻のなかで 1

ひときわ霧氷がみごとな厳寒の朝に、スパッツで護られた足で雪原に深い跡を刻み、青白、純白、薄紅 色と、微妙に色調を変える木々を見つめながら歩き、一瞬美しい夢の世界にいるのかと。臨死体験で花園 を見ると聞きました。わたしの脳がエンドルフィンに浸…

畑は白、空も白

雪が止んで晴れた朝、美幌の街外れでこんな光景がよく見られます。 「新しい文明の姿を考える」の下書きが、やっと完成しました。明日以降、最終章を4回に分けて断続 的にアップします。つたない仕上がりとはいえ、わたしなりにエネルギーを使いました。わ…

枝陰のオジロワシ

トトさん、いよいよ受験シーズンですね。お体をたいせつに。 Shiryumrさん、帆船の写真カッコよかったです。 オジロやオオワシが群れている場所を教えてくれた人がいて、行ってみました。国道脇の木に止まる1 羽を見つけましたが、あいにく車を停められず、…

薄紅色の朝の木々

時刻や雲の様子で草木についた霧氷は微妙に変化するので、見るたびに新しい気がして、なかなかもう いい飽きた、とはなりません。昇ったばかりの朝日が雲間から突然光を漏らす瞬間に、とくに薄紅色が強 調されるように感じられます。 前に話題にした中井久夫…

氷紋さまざま 3

氷紋写真でアップしていなかった分です。今後もっときれいに着く日があったらまた撮りますけど、と りあえず最後の蓄えです。 地球史に興味があって、だいぶ前に何冊か読み漁り、およそのことは理解しているつもりでした。とこ ろが、このあいだNHKで放送…

ささやかな天然イルミネーション

ゆめラジさん、ほんとにやりきれない気持ちです。せめて即座に断交を通告する政府を持つことができ ていたら、言葉だけの後ろめたさから少しは救われるかもしれないのに。 この日生まれたばかりの陽の光を受けて、美幌川原の木々についた氷の結晶が輝き始め…

霧氷の季節へ

先月最終週あたりから、冷え込んだ晴れた朝の霧氷が美しくなっています。今日の写真はそのころのも のです。本格的な霧氷の季節に入り、もう珍しいわけではないのですが、それでもやはりまたうっとり眺 めてしまいます。きのうは-18度の寒気のなかで指先…

高く飛ぶオジロワシ

去年のうちに撮った空高く飛ぶオジロワシです。近づきつつある流氷から先行して飛来したのでしょう か。わたしのレンズの性能だと、この距離で捉えた動く対象はこの程度の解像度にしかなりません。 おとといは大晦日から居座っていた雪雲が割れて、太陽が顔…

昇華でできる小さなオブジェ

そらさん、白い大地の上に広がって、刻々に変わる東空の赤系色調も、頭上の濁りない青も、美幌の晴 れた冬の朝はとりわけきれいです。写真で伝えられるのはその片鱗だけ。 昇華した水蒸気は付着する物によって微妙にちがう、さまざまな立体模様を作ります。…

昇る朝日に雲の暈(かさ)

ピーチ・ピンクさん、お子さんが4人ですか。わたしは一人でしたが、それでも、大学院まで親の教育 費負担がまったくなく、生活面でも18歳になれば子どもは自立し政府がそれを援けるフィンランドの制 度が、とてもうらやましく思えました。そういうシステ…

透明な輝き

星羅パパさん、ゲストブックでの年賀、ありがとうございます。今後ともよろしく。 そらさん、このところ雪が降るばかりで、気温が0度前後と暖かいものですから、氷紋が見られなくて 残念です。前回撮ったのがまだ残っていますので、そのうちにまた。-20…

氷紋さまざま 2

nam**i214さん、ぜひサロマ湖周辺以外でも、ゆっくりと小さな楽しみを探してみてください。どこで もそうなのでしょうが、目を凝らすと何気ない場所にも美しいものがありますよね。ただわたしとしては は、このあたりの8月から9月半ばまでと、11月中旬か…