2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

網走湖遠景

ウチのあたりで美幌川岸から北東にどんどん上る道は、女満別の丘陵地帯に続いています。そこから国道に 下りないようにして網走方面に向かうと、巨大なエスカレーターを上り下りするようないくつもの起伏を経て、やが て網走天都山一帯に行き着きます。女満…

大草原

ほんとうは湿原なのですが、夏草が茂って大草原の感じです。どこかから馬に乗ったインディアンやロ ーラ姉妹が現れてもおかしくないような。でも湿原センター近くの木道を歩いてみると、じくじく水が滲み 出していたり小さな流れが溢れていたりで、人も馬も…

高い雲

すじ雲とかうろこ雲とか、高いところにできる雲ですよね。なんだか秋を感じるなー。これは24日の写真。夏の ない年になるのかなと思っていたら、ここ3日ほどは季節にふさわしい陽気です。でも最高気温が28度台。近所 の人には「暑いですねー」と挨拶するけ…

網走フロックス公園

網走湖を見下ろす小高い丘に去年開園した花の公園です。ボランティアで集まった人たちが何年かかけてここ までこぎつけたとか。訪れたのは日曜で、乗用車の他に観光バスも停まっていて、なかなかにぎわっていまし た。まだ咲きはじめです。去年満開のころ2…

北太平洋のはじっこ

takegaharaさん、文が下手で、読んでくれた人に余分な負担をかけ、もうしわけないと思っています。いまは文 明が最初から抱え込んでしまった「原罪」について語ろうとしているところです。たいていの現代国家が国民や外 国の民衆にしていることは、ヤマト王…

馬鈴薯の花 ムダの効用40-4

昨日根室から浜中にかけての太平洋沿いを走りましたが、このあたりと雰囲気がちがいます。低い樹がまばら に生えた原野が多く、田畑より牧場が目立ちます。女満別・美幌・北見あたりは、一歩郊外に出れば耕地が広が っています。いま田園を彩るのはは黄色く…

睡蓮 ムダの効用40-3

せせらぎ公園の池に睡蓮が咲く季節になりました。栽培種のなかでは好きな花の一つです。特に白が気に入 っているのですが、普通に撮ると明度が高すぎてぼやけ、暗くして撮ると花以外が黒くなります。むずかしい花で す。年々数が増えてきているのが楽しみで…

黄金色の空 ムダの効用40-2

タムラ、オオウバユリは他のユリとちがって、花が茎から直接横に突き出しているから整然としている印象です ね。 ゆめらじさん、ヒグマの皮はいまのロールスロイスみたいにステータスシンボルだったのでしょうね。敷物にした り掛け物にして飾ったりしたと思…

オオウバユリ ムダの効用 40-1

タムラ、この手のことを思いつく人はけっこういるんじゃないかな。そのなかにネットキャンペーンを仕掛ける能 力のある人がいるといいんだけど。 まりさん、ドイツは緑の党が長い間耕した土壌があって、3・11で一挙に事態が動いたのでは ? 日本だとネット で…

ラベンダー 菅新党はいかが ?

去年は花穂が数本しかなかったラベンダーです。今年はずいぶん咲きました。まだかがみ込まないと香りを楽 しめませんが、花がもっと開けば離れていてもわかります。ウチの庭では数十センチ四方と狭い範囲です。美 瑛・富良野あたりでは広がる紫のなかに立っ…

夏の森

夏の森で薮を漕いで歩くときの悩みは蚊とダニです。でもこのところの低温であまり襲われなくてさいわいでし た。寒い夏でも夏は夏、蕾や咲きはじめのオオウバユリが群落になって、森の下暗がりに白く浮かび上がってい ます。ずいぶん数はあるのですがそれほ…

黄色いカモミールと赤いユリ

カモミールといえばふつうイメージするのは白じゃないかな。ウチの白いカモミールはもう終わって、今は黄色 が盛りです。名はダイヤーズカモミールみたい。香りはないのだけれど色がとてもあざやかで、勝手に生えてき て手荒に扱ってもめげないタフなヤツで…

アカシアの花

ゆみこさん、テレビの週間予報では、美幌の最低気温は9度、最高気温は27度でした。家の中は窓を開け閉 めして17度~32度というところでしょうか。細かく着たり脱いだり、時にはストーブや扇風機を使ったりしない と、ね。でも暑がりのわたしには、報…

朝の草原

りぃ汰さん、訪問ありがとうございました。 健さん、美瑛はラベンダーの花の季節だったでしょうか。来年2週間かけて回るのなら、根室の春国岱の砂洲 や落石岬の草原もおもしろいかもしれません。季節にもよりますが。 まだ薄い朝の光を受けて、見慣れた草原…

海に散る金の砂

タムラ、専門家の写真には迫力があったでしょうね。この前久しぶりにうろこ雲を見たよ。これからの季節はお もしろい雲が増えるような気がします。 未明から日の出直後にかけての短い時間帯は、海岸風景がとても新鮮に感じられます。陽の光がまだ夜の闇 を残…

ワッカ原生花園夏

子どものころ産婆をしていた祖母がよくゲンノショウコを集めて乾していました。それで薬草として名が記憶に 残っています。どんな花だったかはまったく覚えていません。こちらでエゾフーロ(1枚目)が草原の夏を代表する 花の一つと知ったとき、ゲンノショウ…

雲間に昇る太陽

まりさん、わたしは毎日が日曜日だから変わらないけれど、現役の年間労働日数がヨーロッパなみに減ると、 息子夫婦が孫を連れて遊びに来やすくなりますね。 発電所の故障で停電ですか。今年はまだないのですが、美幌はたまに雷で停電しますよ。光ケーブ ルに…

霞み立つ湖

サイタマンさん、逃げ場のない街なかでの猛暑、クーラーに頼るしかないのかな。それなのに「節電」だなん て。フィンランドみたいに、大人はみんな交代で長い夏休みをとって北海道へ避暑に来るようにになればいいの に。そのあいだ人手不足の街では学生に学…

ハマナスの季節

わたしの感覚ではオホーツク地方の夏は7月に始まって8月半ばで終ります。その期間を代表する花と言えば やはりハマナスが筆頭でしょう。街でも山地でも目にしますが、広い海岸にびっしり咲いているのがいちばん好き です。今日の写真ではちらほらというと…

夜明けの岬で

未明の能取岬では燈台の黒いシルエットの先端で灯りが回転していました。8秒で1回転という記事を目にした ことがあります。計ってはみませんでしたが、もう少し遅いように感じました。この灯台は早朝や夕ぐれの薄暗が りがしっくりきます。雪や流氷を背景…

白樺の森とクリンソウ

梅雨が明けた本州は猛暑が始まっているようですね。熱中症にお気をつけください。美幌も30度近い日はあり ましたが、窓を開け放せばしのげるので、まだクーラーの出番はありません。それに日射しを遮る深い森へ出か ければ、ひんやりと涼しい風が吹きます…

エゾキスゲとエゾスカシユリ

風の伝道師さん、ご訪問ありがとうございます。あなたのブログで誕生花という言葉を初めて知りました。 7月に入るとワツカ原生花園はゼンテイカ+エゾキスゲからハマナス+エゾスカシユリに主役交代です。見つけ たエゾキスゲの群れは二つだけで、老残という…

芍薬とカモミール

まりさん、ドイツも北海道も亜寒帯だから似ているのでしょうか。それとも関東の街場にいたときはあまり空を見 なかったというだけで、どこでも同じ空があるのかも。 ウチの庭に咲く花で一番華やかなのは芍薬です。でも楽しめるのは365日のうち10日ほど…

空は血の色

昨日は夜中の零時過ぎに目が覚めそのまま寝つけず、3時に家を出て能取岬へ日の出を撮りに行ってきまし た。夜明けの時刻を確かめていなかったので気が急いてだいぶ飛ばし、少し余裕がある到着です。それはよか かったのだけれど、せっかくがんばって出かけ…

シコタンタンポポとハマエンドウ

まりさん、今日は晴れ、明日はまた天気が崩れるようなので、ひさしぶりに岬の日の出を見に行くつもりです。また 小鳥さんと会えるかな。 hellopapaさん、カゼに続いてお腹、お体が不調なごようす。原因がわかって、根治する日が早くくるとといいです ね。 普…

夏の小鳥

名前を調べてもすぐ忘れるのでもういやになります。どこがで前に見たことがあるような気がするけれど、今回 はいちいちこだわらないことにしましょう。花咲く草原や緑濃い木々の間をそぞろ歩いて、カレ、カノジョたちの歌 声に気づくたびに立ち止まり、一応…

トドワラ遠景 幼児の学習能力

トドワラとは尾岱沼に面した野付半島の先端でトド松が枯れて風化が進む一帯のことです。かつての浅海に半 ば沈む白い木の遺骸は見応えがありましたが、今では元トドワラと言ったほうがいいほど風化が進んで乾燥化し ており、木道を歩く楽しみが小さくなりま…

トドワラへの花の道

まりさん、国東半島の写真、しっとりとしていい風情ですね。わたしの周りには野性を感じさせる風景 が多く、こういう人の手が入った洗練がなんだか新鮮です。 そらさん、蝶も埼玉で見なれたのとちがう種類が多いような気がします。もっともそちらではあまり…

蝶三種

まりさん、来年ベテルギウスで超新星爆発が起きれば、その光景を地球で目撃するのは641年後になるので しょうね。2012年に爆発するというのは、1372年の爆発がこの年に地球に届くという意味なんだと思います。 でもほんとにきっちり640光年離…

初夏の夕焼け

タムラ、梨木香歩という名前はなじみがなかったよ。図書館で見つけたら手にとってみます。 はっきりしない天気が続いています。まるで本州の梅雨時みたい。庭の野菜に水をやらなくてすむ日が多いの は助かるけれど、なかなか遠出のタイミングがつかめなくて…