2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

霞む野付半島 2011年6月24日

花に蝶

2011年6月21日 野付半島 わたしに蝶の写真はけっこう難しくて、ミヤマカラスアゲハを除くと、まともなのは これくらいです。花はエゾタンポポかシコタンタンポポ、西洋タンポポではないと思い ます。蝶は尾部の色彩がきれいです。

薄霧の田園

2013年6月24日 小清水丘陵地帯 このところずっと雨でなければ曇りの毎日が続いています。6月は年間最高気温を記 録する年もありますが、今年のように本州の梅雨のような日々が続く年も。2013年 は今年に近いじめじめした6月だったかな。この日…

湿原のモウセンゴケ

2017年6月19日 釧路湿原温根内遊歩道 気づかずに通り過ぎる人がほとんどですが、この時季木道の一部の脇でモウセンゴケ が見られます。丸い捕虫葉から毛のようなものが伸びて、その先に粘液が溜まっていま す。嗅いでみたことはありませんが甘い匂い…

ハイキンポウゲ

2013年6月10日 場所不明 能取岬だったかせせらぎ公園だったか記憶がはっきりしません。朝の早いうちだった ような。鮮やかな黄色で明るさを抑えないとハレーションを起こしてしまいます。花以 外が暗いのは光を抑えたためです。

ある日の小清水原生花園

2013年6月24日 この日は霧がかかり時には霧雨も。その分花々の色彩もあまり冴えません。でも晴れ 着姿ではない普段着のような姿もまたいいものです。ちょうど夏だけの臨時駅に一両の 列車(一両で列車はおかしいですよね)が停車していました。

十勝山麓溶岩台地

2014年6月30日 十勝岳展望所 十勝岳は活火山です。明治以降だけでも、明治20年・21年、大正15年~昭和3年、昭和37年、昭和63年~平成元年と3回おおきな噴火があり、少なからぬ被害も出ています。その痕跡は展望所前の溶岩台地にはっきり…

美瑛の風景

2014年6が30日 美瑛の魅力は丘の上から見下ろす広い風景と様々な形のポプラの樹、それにラベンダ ーをはじめとする花畑です。少し季節が早すぎて、お花畑はいささか寂しい感じでし た。しかし丘から眺める玩具のような農家を取り巻く広大な田園は、オ…

天人峡の奇岩

2014年6月30日 天人峡は旭岳の裏側になります。層雲峡の柱状列石がよく知られていますが、天人峡 のそれも決して劣りません。見える範囲は狭いけれど、集中度は勝ります。それと、劣 化がより進んでいるような。いまにも崩落しそうな危うさがあります…

美瑛の青い池

2014年6月30日 美瑛町白金 十勝岳を中心とする山並みを見晴るかす十勝岳高原に行く途中、「青い池」に寄りま した。名前の通り湖面は白っぽい青。森の中のこじんまりした池ですが、観光客で賑わ っていました。

ヒオウギアヤメ

2014年6月21日 濤沸湖畔 アヤメ、ハナショウブ、カキツバタはどれも似ています。いきなり突きつけられて名 を訊かれたらわたしには答えられません。これらの写真がヒオウギアヤメと分かるの は、ここがその群生地と知っているから。クローズアップに…

昨日の夕暮れ

2020年6月19日 ウチの窓から 時刻は午後6時40分。窓から見える美幌川対岸の製粉工場が輝いていました。北海 道には梅雨がないといわれますが、このところ暗い空からときおり冷たい雨が降っては 止む天気が続いています。予報を見るとこんな天気が…

花咲くゴゼンタチバナ

2014年6月26日 川湯園地裏の森 エゾアカマツの大木が林立する暗い林床にゴゼンタチバナが広がって花を咲かせてい ました。名前もそうですがくっきり葉脈が走る葉も4枚の花弁も気品が感じられます。 ポツリポツリと咲いているのは他でも見ましたが、…

うす霧の風景

2013年6月10日 小清水高原 霧のある風景が好きです。灰色一色であたりがまったく見えなくては困りますが、部 分的に霧が滞ったり、遠景が霞んだり、逆に遠景が薄っすら見えていたり、霧が作る風 景も多様です。

イソツツジ咲く原野

2014年6月26日 硫黄山下原野(ツツジが原) 釧路湿原のイソツツジは散在して背も低いのですが、ここ川湯硫黄山の火山礫の広大 な原野には、ところどころに白樺の若木などがあるものの、あとは全体が花の海です。 イソツツジはエゾツツジの訛だとか。で…

丹頂の家族

2017年6月13日 国道191号線路傍 弟子屈市街を出て川湯に向けて少し走ったところでした。路傍の掘り返した土のところに一群の丹頂がいます。土のなかの虫を食べていたのでしょうか。間近からしばらく眺めていましたが、そのうちに木立に向かってゆ…

海に映るアオサギ影

2014年6月21日 小清水原生花園の海 アオサギはサロマ湖のような汽水湖や淡水湖あるいは川に多いような気がしますが、 この日は小清水原生花園の海に集まっていました。引き潮だったのでしょうか。浅い海 にさまざまな姿のアオサギの姿が映っていまし…

 仔馬駆る

2014年6月21日 濤沸湖畔小清水原生花園前 今はどうかわかりませんが、当時はヒオウギアヤメを目立たせるためにドサンコ馬が 放されていました。馬はアヤメや菖蒲を嫌って口にしないけれど、他の草を食べてくれ るのだそうです。群れの中には仔馬が混…

初夏の田園

2018年6月19日 美幌郊外 麦の若緑に遠景のカラー屋根がよく似合います。6月は気温が年最高を記録する年も あり、かと思うと一桁気温だったりもして気候が定まりません。それでも長い冬を乗り 切った植物は喜々として緑を広げています。

緑の小路

2019年6月4日 釧路湿原温根内遊歩道 ビジターセンターの裏を通って旧軌道敷跡の方から遊歩道を歩きはじめると、最初は こんな林のなかを貫く径になります。6月は緑が鮮やかな季節。ウグイスの声も響いて います。湿原にはまだ灰茶色が残っていますが…

霧多布のオオジュリン

2017年6月13日 霧多布湯沸岬 湯沸岬灯台の裏手斜面であそんでいました。初めの2枚はメスで後の2枚はオスのよ うです。つがいかもしれません。夏は北海道・東北で過ごし冬はより南の暖かい地方で 越冬するそうです。

湿原のクロユリ

2017年6月13日 霧多布湿原 クロユリは悪臭があると言われますが、近づいても手に取ってもそれほど酷くは感じ られません。横向き、下向きに咲くので正面からは撮りにくいのですが、指で支えて敢 えて正面を写すとなかなか端正です。せせらぎ公園にも…

海鵜営巣地

2017年 6月13日 霧多布湯沸岬 霧多布岬と総称される突端には、灯台のある湯沸岬と小島を望むアゼチノ岬の二つが あります。海鵜の営巣地があるのは湯沸岬の方。灯台の裏から海に向かって下ってゆく と、少し海を隔てた小さな島(大きな岩というほうが…

湿原に広がるワタスゲ

2017年6月13日 霧多布湿原 広い湿原を白く染め上げてワタスゲが咲き広がっています。釧路湿原などワタスゲが 見られる場所は他にも多いけれど、これほど密にしかも視界の限り湿原を白く飾りたて るところはここしか知りません。

湿原の貴婦人

2017年6月13日 霧多布湿原 「湿原の貴婦人」というのはクシロハナシノブに付けられた別称です。霧多布湿原セ ンター下の木道脇に咲いていました。別称の通り気品のある花です。カラフトハナシノ ブの変種だとか。釧路湿原や道東各地でも見られるとさ…

美幌峠の雲海

2019年6月4日 この時季の美幌峠は空が晴れていれば必ずと言っていいほど雲海が広がっています。 曇りの日は登り道の途中から濃い霧に包まれ、雲海どころかフロントガラスの前2,3㍍ しか視界が得られません。そういう日には小清水高原に行けば、屈斜…

エゾタヌキ

2019年6月4日 釧路湿原温根内遊歩道 去年の今日のことです。朝早いと鹿やミンクなどどうぶつに出逢うことがあります が、この日のお相手はエゾタヌキでした。タヌキは夜行性です。後にも先にも出会いは このときだけ。人が来ない時刻なので、巣に帰る…

コツマトリバナ

2019年6月4日 釧路湿原温根内遊歩道 去年の今ごろの釧路湿原です。早朝なので歩きはじめたときは人に遇うこともなかっ たけれど、やがて団体やら2人連れやら次々にすれ違います。今年は行くとすればマス クが必要になります。北海道は8月より6月が…

サロマ湖三景

2017年5月30日 サロマ湖沿岸2箇所 出かければ今年の写真が撮れるのですが、東京や横浜からの旅人と出会う可能性があ るので、過去の写真を。一枚目は栄浦の、ホテルが見える駐車場から。二枚目と三枚目 はキムアネップ埼遊歩道から。

葡萄の若芽

2020年5月30日 ウチの窓から ブドウの花は目立たないけれど、代わりに若芽が花のように美しい。朝だったから露 が真珠玉のようにはを取り囲んでいます。