2008-01-01から1年間の記事一覧

せせらぎ公園雪の朝

夢追い人さん、コメントありがとうございます。紅葉の奈良・京都に行かれましたか。若かりし日に妻 と二人、何度も訪れた記憶が蘇ります。お写真の風景は懐かしいです。かつては若草山に入園料は要らな かったような気がします。30年もたてば変わるところ…

湖氷の表情

月半ばの女満別湖畔の氷です。今は雪に覆われ、そろそろワカサギ釣りが解禁でしょうか。 おせち料理と言うにはおこがましいのですが、大晦日から正月に備え、煮しめを作りながら書いていま す。鶏肉、里芋、筍、干ししいたけ、ゴボウ、高野豆腐、車麩が素材…

氷紋さまざま 1

8時ごろサンルームのガラスに着いたたくさん氷紋に気づくことがあります。たいてい星が出て冷え込 んだ夜が明けた朝です。羽模様は共通でも、まったく同じ形というのはありません。背景や光の角度で色 調もちがいます。きれいだと思うのに、肉眼で見たとお…

雪と枝の共作

雪国の人には見なれた風景でしょうね。わたしも、毎年二階家が埋まるほど積もる山村でくらしていた 子どものころは、とくに気にかけることはありませんでした。4月までほとんど毎日暗い雲が低く垂れ込 め、ひたすら降り続く裏日本では、雪景色を楽しむ気持…

さようなら、キツネ君

「ほんじゃ、オレ行くぞ」 「うん、遊んでくれてありがとう。また会えるといいね」 「さーな、お前みたいに暇じゃねーんだよ。ま、元気でな」 去っていく足跡が新雪に刻まれていきました。 キツネ君のお話おしまい。 本州でも寒さが厳しく、日本海側などでは大雪の…

話をしようよ、キツネ君

「ほら、来てやったぜ。何して遊ぶんだ?」 「にらめっこしようか。アップップ」 「へ、ガキじゃあるまいし。おもしろくもなんともねーや」 「じゃ、お話しようか。前に阿寒湖へ行く国道で、君のお仲間が5,6匹群れて遊んでるのを見たよ。君 は一人かい?」 「そりゃ…

こっち来いよ!キツネ君

「話が遠いよ。もっとこっちに来いよ、キツネ君」 「おまえ、何たくらんでんだ。オラ行ねえよ」 「だいじょうぶ、何もしないって。来ないならこっちから行くよ」 「バ、バカ、来るな。近づいたらオラー逃げるぞ」 「わかった、わかった。ほら片膝ついたろう…

キツネくんみーつけた!

きのうの網走川原の話題の続きです。足跡をたどって行くうちに、100メートルほど先に動くものを 見つけました。逆光で黒っぽかったのですが、驚かさないように迂回して半分ほど距離をつめると、柴犬 より大きそうな黄褐色の姿態が見えてきます。確かにキ…

冬の網走川原

網走川は阿寒山群の北側に発し、相生、津別、美幌を経て、女満別で網走湖に入ります。湖東から再び 川になって、4キロほどでオホーツク海に達します。女満別側の美幌の町外れで美幌川を併せ、水量を増 します。今日の写真は合流前の川原です。上流の雪は春…

霧氷さまざま

ノンさん、きれいと言ってもらえると、へたな写真しか撮れないわたしでも励みになります。あなたの ブログ拝見しました。初めのころはわたしも迷いました。めげないでやっていると何とかなりますよ。で も、こんな愛想のない画面しか作れないわたしが言って…

凍る湖面の氷花

ガラスにできる氷紋や雪片は、何本かの軸に鳥の羽を思わせる模様が付いた形で成長しています。空気 中の水蒸気が気体のまま昇華して結晶が伸びていく結果だとか。くずれる前の雪片の軸が決まって6本な のも、なんだかふしぎです。湯気、霧、霞は気体でなく…

凍湖の葦

女満別湖畔のこのあたりでは、春先に白鳥が群れ、初秋はエゾミソハギが咲いています。いまは静まり かえって、枯れ葦だけが目立ちます。 夜中の1時過ぎに目が覚め、次の眠気の潮が満ちるまでと、『「知」の欺瞞』(アラン・ソーカル、ジ ャン・ブリクモン著 …

枯れ木に白い花

まだ暗いのではっきりはわかりませんが、1週間ぶりにうっすらと積もったようです。10センチほど だった先週よりは少ないみたい。玄関先はほうきで掃くだけですむかな。写真は今冬はじめて雪かきをし た日に白く装っていた木々です。 ガン治療薬の丸山ワク…

まだ弱い氷紋

南西に向いて庭に張り出したサンルームは、一枚ガラスと透明な波板で囲まれているだけなので、外の 冷気が侵入します。バケツに入れてある水はたいてい凍り、真冬日だと一日中融けません。それでガラス に氷紋が付くのですが、まだ外気もせいぜい-10度台…

零下の湖畔は静寂に

ここ数日は真冬日が多く晴れています。朝の国道39号線の露出した路面は乾き、ほとんど凍結してい ません。しかし、網走湖女満別湖畔には数日前の雪がそのまま残り、湖面は鏡のように輝いていました。 明るい日が射しているものの、車の外はまだ-10度に…

霧氷のはしり

まだ美幌川の川面に立ち込める霞は淡く、枯枝を飾る霧氷もそれほど厚くなっていません。霧氷のはし りというところでしょうか。それでも厳寒の季節に近づいている感じはあります。 少し長くなりますが、ニコチン中毒者の繰り言に付き合ってください。 わたし…

-13度の朝景色

未明の気温が-13度を下回った朝、斜里岳に昇る朝日を木の間越しに眺めながら川原を歩いてから、 公園に行きました。氷で装った枝ぶりのいい木が新鮮な陽の光に輝いていました。 非線形科学という言葉を見ると、難解な数式が思われて、腰が引けるところが…

石と雪と枯木立 続

月初めに北見で撮った写真は今日で終わり。明日からちゃんとした冬の絵になります。NHK北見のデ ータ放送では、今朝の美幌の最低気温は-17.5度、5時半現在の外気は-16.2度。最高気温は- 3度の予報です。きのうも真冬日。と言っても、美幌川…

常盤公園の水鳥 続

前に黒っぽい鳥の写真を載せました。今回はちょっ大きい方を中心に。カラスがちょっかいを出して水 鳥が騒ぎ、池の周りを散歩する人に連れられた小さな犬がそのカラスを追って走り回っていました。街な かにあるのどかな公園です。 きのうは久しぶりに雪かき…

緑ヶ丘の西洋庭園で

写真は西洋庭園と名づけられた北見緑のセンター前広場で月初めに撮りました。白っぽい緑の針葉樹は プンゲンストウヒ。北米原産で30-40mほどになるそうです。赤い実はヒメリンゴ。花はエゾノコリ ンゴによく似ているので、きっとわたしには区別できな…

石と雪と枯木立

石そのものは載せ終わりました。今度は背景を写し込んで。 きのうの夕食というか晩酌のメニューを紹介させてください。お酒は北の誉1.8ℓ1080円の品を 定量の360ミリ。主菜は昆布の上で焼いた牡蠣にユズ果汁を振りかけて350g(300円)。これだ…

落ち葉に薄雪

3日ほど前は真冬日だったのに、きのうは10月末ほどの暖かさ。少しばかり降った薄雪はすぐに消え ました。今日も昼は零下にならないみたい。明日からの週間予報では雪マークが並んでいます。日替わり で寒かったり暖かかったりでは、体が追いつきません。…

石の表情 3 我ここにあり

石そのものをテーマにしたシリーズの最後です。ことあるごとに揺れ動くわが心。でんと構えて動じる 気配のない石と対面していると、自分の卑小さが照らし出されるような。誰が見るか、何を感じるかな ど、我関せず。ただ在るだけなのに、たたずまいにも色の…

陽が昇る

町の郊外で日の出を追いました。雪景色だともっと印象的なのでしょうが、このあたりが雪原になるの はもう少し後になりそうです。 数日前のフリーペーパーに無暖房住宅の広告がありました。町の郊外に建築中だとか。ソーラーウォー ル、ガラスの内側にアルミ…

川面光る

美幌川はまだ雪に覆われていません。早朝の川面は、逆光だとさざなみに反射する光だけが目立ち、順 光だと両岸まで薄赤く陽に染まります。 今朝の朝日新聞に「フリースクールの道」という記事があって、あるフリーククール運営者の次のよう なコメントが掲載…

常盤公園の黒い水鳥

北見常盤公園の池にこの前行ったとき、水鳥が2種類来ているようでした。ひとつはマガモほどの大き さで、もうひとつの黒っぽいほうはやや小さめです。同じ種でも成鳥と幼鳥、雄と雌で大きさや色・模様 がとてもちがっていることがありますから、一種類かと…

石の表情 2 家族?

石の写真第二弾です。大きな石と小さな石が寄り添って、ごつごつしているのはお父さんと幼い息子か な。ならば、とりすましているのは母と娘、角が取れて落ち着いている二人は老人と孫。滑らかに丸いの はお年頃の娘たち。つやつや輝いているみたい。雪でち…

緑ヶ丘の温室棟

北見で木々の間を歩き回ってから緑のセンターに立ち寄りました。温室棟に入ったとたんカメラのレン ズもメガネも露で真っ白です。気温、湿度が熱帯植物用に管理されています。拭いたとたんに曇って、メ ガネははずすしかありません。前に来たときはまだ外も…

堤から見た朝焼け

12月に入って最初の朝、美幌川堤から朝焼けを眺めました。こちらの冬は空気が澄んで、朝夕の茜空 が鮮やかになる季節です。よく晴れて晩秋よりむしろ明るい印象の日が多くなります。でも陽光に誘われ て軽装で飛び出したりすると、耳が千切れそうになった…

石の表情 1

人から動物、植物、風景と関心が移り、今度は石というのは、無意識のうちに何かの準備をしてるみた いで、我ながらちょっと。きのうブログを書き終えて内窓を開けたら、南東の空が赤く染まって。その色 彩に誘われ、しばらくぶりに美幌川堤を歩きました。空…