2007-01-01から1年間の記事一覧

藻琴山に昇る朝日 2

残念、パソコン持ち込可と聞いて、当然ネットができるものと思っていましたが、昨日接続ケーブルの ことで問い合わせたら、インターネットにはつなげないと言われました。病院ですからケータイもダメで す。ということは、入院中はブログもメールもできない…

藻琴山に昇る朝日

ジャーン! 判決が出ました。大当たり、悪性腫瘍でした。いままでは映画を見たり本を読んだり家事 をしたりしていないとき、どっちかなーと不安な気持ちが頭をもたげていたのに(毎晩よく眠れてはいま したけど)、宣告を聞いたとたん、スーッと気持が落ち着…

雪と赤い実

一枚目は柿みたいに見えますがナナカマドです。二枚目はツツジに似た7・80cmの潅木です。名前 は知りません。 今日は通院術前検査最終日の胃カメラです。これまでも一日中下剤を飲み続けたり、20時間近い絶 食を求められたりしましたが、目覚めて以後…

枯れ枝に咲く白い花 3

今日の予報も曇りですが、いまは窓から朝焼けの赤い雲が見えています。本州の日本海側とちがい、美 幌の冬は概して明るいのです。一日中どんよりとした空という日はあまりありません。写真を撮った日 も、午後は一瞬晴れました。遅くなって枝の雪が落ちたり…

枯れ枝に咲く白い花 2

公園の築山周辺に植えられたエゾムラキキツツジに白い雪の花が咲いていました。今日の予報は曇りで すが、いまは陽が射しています。光と影が昨日とちがう冷たくも華やかな光景を演出しているでしょう。 さっそく出かけたいところですが、明日の注腸造影検査…

枯れ枝に咲く白い花 1

美幌に本格的な冬が来ました。ようやく庭のイチゴも白い布団に包まれています。今年は町営スキー場 のオープンが例年になく遅れていましたが、関係者の皆さんもこれでほっとしているでしょう。いつもは 見慣れた珍しくもない景色を、雪がさまざまな趣に造形…

トンビ

女満別湖畔には季節を問わずいつもたくさんのトンビがいます。オオワシよりは接近を許しますので、 わりあい簡単に撮れます。近くで比較すれば大きさが歴然とちがいますから、この二種の区別は容易です が、大空を舞っていたり遠景だったりするとどっちなの…

オオワシが帰っていた

12月7日のお昼ごろ、網走湖女満別湖畔に行ってみました。凍った水辺を歩いていると、突然目の前 を胸と尾が白い大鳥が横切ります。お久しぶりです、オオワシさん。街には雪がないので予期していませ んでしたが、すでに湖は白く凍結しています。そりを引…

鳥を撮るのはむずかしい

最初の2枚はたぶんヒヨドリです。例の騒がしい鳴き声でしたから。次の一枚はミヤマカケス。北海道 にカケスはいないとか。最後はシジュウカラ科のコガラと見当をつけました。コゲラと言うときつつきの 仲間ですから紛らわしい。全部11月から12月にかけ…

巨岩にしがみつく木が紅葉しはじめたころ

大雪山系の北西側から深く切り込んだ渓谷が層雲峡です。石狩川の両岸に柱状節理をあらわにした巨岩 がそそり立ち、割れ目に溜まったわずかな土壌を頼りに、草木がそこに這い登っています。銀泉台では紅 葉の終わった10月4日、岩壁にしがみついた木々はよ…

日暮れ雲

大雪山の四季を特集したテレビ番組を見ていたら、冬が8ヶ月続き、最低気温は-30度になる、と言 っていました。10月半ばから6月半ばが冬。美幌は最低気温が-20度ほどです。4月半ばには名残雪 になりますから冬は6ヶ月というところ。番組に、雪の…

雪の日のナナカマド

夜の間にすこし雪が降り夜明けにはよく晴れていた11月のある朝、色彩の乏しい公園でナナカマドの 実だけが赤く光っていました。 いま敬愛するS.J.グールドの『神と科学は共存できるか?』を読みはじめています。宗教と科学は 互いに重ならない別な領域…

千畳崩れ

人が積んだ石壁のような写真は、道道85号線を然別湖に向かって北上する途中で撮ったものです。巨 大岩石が自然崩落してできたとか。千畳くずれという看板がありましたが、固有名詞ではなく、このよう な地形を言うようです。ウェブで検索したら、この一帯…

藻琴山の雪化粧はまだ

都橋近くの土手から見る藻琴山はウチの近くで見るのと少しちがいます。角度が変わっていくらか別な 側面が視界に入るのでしょう。歩いているうちにもだんだん山頂が南西に移ります。斜里岳や雌阿寒岳は 真っ白なのに、この山はまだ雪化粧を終えていません。 …

冬枯れの川筋風景

明るくなってから見たら、昨日は大福にまぶした粉のような雪でした。今日はもう少し積もっているか な。美幌峠に向かって10分ほど国道をドライブして郊外に出ると、美幌川にかかる都橋があります。飽 きっぽく同じ場所にはすぐ退屈するので、昨日は車を途…

摩周湖拾遺

9月13日撮りの摩周湖から載せ残りを拾いました。 昨日「冬の深まりが遅い」なんて書いたので、仕事熱心な雪降らせ係が「生意気な、そんなに雪かきし たいならさせてやる」って思ったのかな。5時に新聞を取るとき見たら、暗くてはっきりはしないけど、 玄…

秋たけなわのころ

タムラが教えてくれたので、さっそく図鑑を確かめました。手持ちの2冊のうち片方に実の図が載って いて、オオウバユリで間違いなさそう。けっこう大きい花なのに、なぜ見逃したのでしょう。夏には遠く にばかり気が行っていて、せせらぎ公園の奥まで注意し…

せせらぎ公園11月末日

せせらぎ公園の秋の深まりを追うシリーズの最後、11月末日です。何日か前に降った雪が散歩道に残 っています。魚無川や湿地の氷の上にも。お昼時でいちばん陽が高い時刻なのに、わたしの影は長く伸び ていました。これからの公園は冬景色に変わるでしょう…

せせらぎ公園11月23日 食品値上げ

昨日の写真から一ヵ月後です。林の下草は枯れはてています。2mほどの茎に大きな実をつけている植 物は、葉も花もないので名前がわかりません。散策路脇の湿地の水が凍り、この間まで遊んででいた鴨た ちはもう去りました。水面が閉じない美幌川に移ったの…

せせらぎ公園10月24日

10月24日には、2週間前に色づきはじめていた桜がすっかり紅葉し、緑濃かった水辺や散歩道で は、枯葉と落ち葉が主役になっていました。 データ放送の最低気温と最高気温の数字についてNHK北見にメールしました件で、昨日局の人から電 話がありました…

せせらぎ公園10月10日

10月10日の公園はまだ緑でした。それでも桜の葉は色づいています。薄紫の花はエゾノコンギクで しょうか。図鑑で見るとこの花の色は白から濃い紫までさまざまです。魚無川沿いのエゾムラサキツツジ がいくつか花をつけていました。季節はずれの狂い咲き…

せせらぎ公園9月27日

ミネルバさん、コメントありがとうございます。ミネルバといえば梟を思い出します。知恵の象徴でし たっけ。 9月27日のせせらぎ公園の池には睡蓮(蓮かな?)が咲き、崖を登った道路わきには少し紫がかった花 (栽培種ですよね、名前は知りません)が盛りでし…

白鳥クローズアップ

降雪前に屈斜路湖と美幌峠で撮った一連の写真は、白鳥のクローズアップが締めくくりです。これから は、スリップ対応に自信のない身としては、なかなか峠越えに挑戦する気にならないでしょう。町内の冬 枯れた川筋や田園にはいい被写体がなかなか見つかりま…

鴨とユリカモメ

砂湯の水辺で、白鳥の周りにマガモとユリカモメが浮かんでいました。ユリカモメの名前は耳にしてい ましたが、実物をしげしげと眺めたのは初めて。鳥類図鑑の説明で、カモメは海だけの鳥という先入観が 正されました。 この鳥は白粉と口紅で厚化粧した女の人…

峠から見る美幌町

今月17日1時ごろ、国道を25キロ上った美幌峠から町を撮ったものです。わたしの安物レンズでこ れだけ細かいところまで見えているのは、きっと晴れていて気温が低く空気が乾いていたからです。暖か い季節ではもっとぼやけてしまいます。背の高いビルの…

青い湖水と白い雲 インチキ商品

11月16日午後1時、美幌峠から眺めると、湖水の濃いブルーと、カルデラ湖を縁取るように浮かぶ 雲の白が対称的で、空の薄い青がその間を埋めています。峠は見慣れて通過することが多いのですが、 時々車を停めて高台に登ると、そのたびにやはり魅せられ…

羽ばたく白鳥

じっと見ていると白鳥は時々羽ばたきます。飛び立つわけではないので、わたしたちがあくびをしたり 伸びをしたりするようなものでしょうか。一瞬ですから撮るのはけっこうむずかしい。肉眼で気づいて構 えたのでは間に合いません。ファインダーに目を当てシ…

和琴半島小春日和

中島はこんなに近かったっけ、和琴半島の湖畔に着いてまずそう思いました。でもこれは勘違い。日本 最大の湖中島は半島の付け根からは見えないはずです。かなたに斜里岳が白い頂上をちょこっと見せてい ますから、コタン付近の湖岸でしょう。3月に息子夫婦…

白鳥親仔 大きな歴史 3

黒いのは仔でしょう。もうずいぶん大きくなっています。それでもまだ親がしっかり付き添っているみ たい。去年美幌川に来ていた家族の例では、春になり飛び立つころには親と見分けがつかない白い羽にな っていました。 〔大きな歴史 3〕 今月のIPCC総会…

斜里岳くっきり 大きな歴史 2

美幌峠から屈斜路湖に向かって下りはじめるとすぐ、白銀輝く斜里岳が左手にくっきり見えました。オ ホーツク地方のほとんどどこからでも見える、道東の山々の盟主です。冷涼な冬の、空に水蒸気が少ない 午前中でしたから、輪郭も雪も鮮やかです。撮りたかっ…