2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

春を待つ田園

2011年3月24日 網走郊外 この年は3月末になっても田園は雪に覆われていました。待ちきれない農家の中に は、トラクターで雪を掘り起こし融雪を促しているところもあります。今年美幌の街は もう生活道路に至るまでアスファルトが剥き出しですが、田園はどう…

白鳥の落穂拾い

2011年3月24日 大空町郊外 ここは北見・網走地区では稀な水田地帯です。春の雪が疎らになるのを待ちかねたよ うに白鳥が集まってきて、雪の下から現れる落穂を啄んでいます。北帰行も間近です。 長旅に備えて体力をつけたいのでしょう。

雲間の日の出

2011年3月23日 美幌郊外 早春の日の出を撮ろうと出かけたのですが、あいにく東の空には雲が懸かっていて、 丸い太陽は現れませんでした。その代り、雲の黄金の輝きを見ることができました。北 国の3月は冬と春の交代期。きれいな青空と冬雲の名残がかわるが…

釧路川源流の早春

2016年3月21日 広大な釧路湿原を潤す釧路川の水源は屈斜路湖です。川は湖の最南端から流れ出て、 ひたすら南西の湿原に向かいます。河口から振り返れば、まだ湖を覆う氷と湖岸の白い 山々が見えます。水源帯はまず林を二つに分けて流れ下ります。林にはまだ…

峠はまだ冬

2016年3月17日 美幌峠 峠の駐車場に立って周囲を撮ったものです。風の強いところは枯れ草が頭を出してい ますが、ほとんどの場所はまだ白いままです。本州からは桜の便りが聞こえてくる季節 ですが、3月中旬では美幌の高地はまだ冬のたたずまいです。それで…

かすむ湖

2016年3月17日 屈斜路湖 3月中旬ですが、湖面はまだ氷が優勢です。この日は湖面全体が霧に包まれ、対岸も 山々も霞んでいました。いわゆる春霞 ?上空から眺めれば全体が雲海に包まれているの かもしれません。小清水高原に登って見れば確かめられるのですが…

カワアイサのいる凍湖

2016年3月17日 屈斜路湖和琴半島 屈斜路湖はまだ大部分の湖面が凍結していました。それでも和琴半島の岸近くでは、 部分的に水面が現れているところがあり、そこに数羽のカワアイサが集まってきていま した。この水鳥は首から上が黒く、頭の形に特徴があるの…

春を歓ぶエゾリス

2016年3月12日 せせらぎ公園 夜はともかく昼は陽射しが強くなった一日のことです。どこにこんなにいたのかと思 うほどの数のエゾリスが、公園中をを駆け回っていました。繁殖の相手を探す日だった のでしょうか。雪が少なくなって、地面に隠していた餌も見つ…

夜明けの雲の色彩 その二

2011年3月18日 美幌郊外 昨日の続きです。朝夕の空の色彩は似てはいても全く同じということはありません。 しかも見ている間に変化したり少し方向を変えるとちがったりして、飽きることがあり ません。気温や湿度によっても違います。薄紅色と白の他に青が加…

夜明けの雲の色彩 その一

2011年3月18日 美幌郊外 陽の光が次第に強くなる季節です。朝雲も微妙な色彩を見せてくれます。黄金色に白 のぼかしが入った雲は朝夕よく見ますが、黄金色だけでなく青みがかった薄桃色が混じ る空は、なかなか見られません。色彩は素早く移り変わるので、見…

能取岬の早春

2011年3月15日 暦は春でも能取岬はまだ雪に覆われ、わずかに枯草の茎がつき出しているだけです。 沖の残氷海に浮かぶ船影は流氷観光船のオーロラ号でしょうか。流氷の帯は網走海岸か らは遠ざかってしまいましたが、斜里・知床海岸にはまだ残っているので、…

せせらぎ公園の雪どけ

2011年3月15日 美幌せせらぎ公園で遅い雪どけが始まっていました。魚無川の川面はようやく部分的 に開きつつあります。中央部にある湿地にも雪の融けた部分が見られ、そこへ何羽かの 鴨が集まっています。散策路脇の斜面では木の根辺りの雪がくぼんでいます…

残氷

2011年3月9日 能取岬 東の沖には流氷帯が消え、大小の浮氷だけが残る海があります。南東の海には流氷帯 が残っていますが、ずいぶん薄くなっています。そして岬に接するあたりにはまだまだ 広く沿岸氷が残っています。割れて離れてゆこうとしている氷塊はず…

終わり近い霧氷の季節

2016年3月4日 美幌川土手 3月に入ると霧氷はそろそろ終わりです。再び見ることができるのはたいてい12月後 半からです。16年のこの日は青空は見られたものの、川筋には川霧がたなびき、霧氷は あまり美しくありません。今年はもうだいぶ前から見られなくなり…

能取の空を尾白鷲

2016年3月4日 能取岬 残氷の漂う能取の空を高く低く輪を描きながら尾白鷲が舞っています。尾白には留鳥 もいますが、多くは渡りをします。遠征をはじめるときにはこの空にたくさんの鷲が集まります。飛行のための集団は早春の行事です。この日は一羽だけでし…

沿岸氷

2016年3月4日 能取岬 海上の流氷帯は沖へ遠ざかりつつありますが、岬の沿岸にはまだ大量の沿岸氷が残っ ています。この状態ではまだ漁船は出漁できません。海明けにはまだしばらくかかりそ うです。それでも沿岸から遠い流氷帯でも氷の密度が下がり、浮氷帯…

ミヤマカケス

2009年3月15日 美幌せせらぎ公園 せせらぎ公園には大きな浸水地があります。その岸の疎らな木の枝で遊ぶミヤマカケ スを見かけました。頭は茶色、尾翼と尾にきれいな模様があります。屈斜路湖和琴半島 でも残雪の残る露天風呂付近でで遊ぶ姿を見かけたことが…

ヒヨドリ

2009年月14日 近所の公園 特別珍しい小鳥ではなく、日本では公園など樹木の多いところでふつうに見られるそ うです。だけど日本以外ではほとんど棲息せず、この鳥を見るために来日するバードウ オッチャもいるそうです。(以上ウイキから)スズメなどに比べと…

春を待つ摩周湖

2012年3月5日 摩周湖第一展望台 年によって早い遅いはありますが、この年は3月に入っても全く水面は開けず、湖氷 の上を雪が覆っていました。青い湖とは全く違う冬景色です。それでも2月の厳冬期に 比べると湖岸の寒さが少し和らいだような気がしました。全…

ゴジュウカラは逆さが好き

2012年3月5日 近所の公園 名前は似ていますが、シジュウカラとは外見がかなり違います。尾が短く体側にはっ きりした模様もありません。背中はほぼ濃い灰色一色。そして何よりの特徴は逆さの体 制で上から下に下りてきながら虫を探すことです。逆さが好きで…

芽吹くヤナギ

2009年3月14日 美幌川土手 まだ雪や氷が残っているところは多いのですが、早くもヤナギは芽吹いていました。 こちらでは柳(しだれヤナギ)を見た記憶はありません。わたしは区別できませんが、楊 (しだれていないヤナギ)は何種類もあるようです。図鑑「北海道…

早春のアカゲラ

2009年3月14日 美幌せせらぎ公園 アカゲラはまず音で存在がわかります。コツコツ、あるいはタダダという連打に耳を 留め慎重に見回していくと、遠くの木にわずかに赤い尾が見えました。急いで望遠に持 ち替えて狙います。今度はしっかり姿を捉えました。三枚…

冬の花

2012年3月5日 美幌河原 霧氷のびっしりついた川原の枯草の穂は重たげに垂れ下がって、秋の野で細長い茎に 着いた花を思わせます。一方冬枯れの枝には2月の霧氷とちがって、全体が白や桜色に 色づくのではなく、細い枝先に疎らに白い固まりが着き、早春の花の…

摩周湖畔から見える山々

2012年3月5日 摩周湖第一展望台 摩周湖第一展望台から見える山々です。一枚目は道東の山の盟主斜里岳。二枚目は西 別岳、花のきれいな山です。三枚目は阿寒三山の一つ雄阿寒岳。四枚目は同じく阿寒三 山の一つ、活火山の雌阿寒岳。最後は摩周湖の一方の壁面…

和琴のシマエナガ

2012年3月5日 白い顔につぶらな瞳で人気のあるシマエナガ。以前にせせらぎ公園の端で撮ったもの をアップしましたが、和琴半島で接写できたものをもう一度。背中には黒い模様があり ますが、顔から腹にかけては真っ白です。近づいてもすぐには飛び立たず、わ…

氷花

2012年3月5日 阿寒湖畔 阿寒湖畔のボッケに近い湖畔で見た氷の花です。網走湖でも見たことがあります。ど うしてこんな栗のいがやウニの棘にも似た形になるのか、想像もできません。人が加工 して作ろうとしても難しいでしょうね。

硫黄山の噴煙

2012年3月5日 あたりが寒いせいか硫黄山の噴煙は白さが目立ち、暖かいころより高く昇っているよ うに見えます。このあたりは屈斜路湖・摩周湖・阿寒湖とともにカルデラ噴火の候補地 です。カルデラ噴火は単独の火山噴火とちがう巨大噴火で、日本や周辺の広い…

和琴の霧氷

2012年3月5日 一口に霧氷と言っても、美幌川土手のものと和琴半島のものではだいぶ印象が違いま す。和琴半島では絶えず温水が湧き出しているので、空気中の水蒸気量が多いのでしょ う。美幌川では煙るような霧氷ですが、ここでは白い桜を間近で見ているよう…

摩周湖の薄氷

2011年3月6日 摩周湖第一展望台 3月では摩周湖畔への道は第一展望台までに限られています。第一展望台の湖岸は白 い雪と白樺の白い枝が主役です。湖面はまだ薄氷に覆われているように見えます。湖面 のくすんだ青と白い斜里岳の姿が対称的です。摩周湖の春は…

3月初頭の神の子池

2011年3月6日 摩周湖の裏側に位置する神の子池は、この日まだたくさんの雪が残っています。湧き 水が多いからでしょうか、それでも湖面には氷がなく、水面が現れています。どこかの 団体が早くもこの「神秘の湖」を見に来ていました。 ロシア軍がウクライナ…