2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ミニ花・フデリンドウ

2016年5月23日 ワッカ原生花園 花期は4,5月とされています(ウイキ)が、こちらでは5月の末から咲きはじめます。花 丈は5~10センチとされていますが、ワッカ原生花園で見つかるのは、その背の低い方 です。まさにミニの花。注意して探さないと見逃してしまい…

ヒメイズイ

2016年5月23日 ワッカ原生花園 袋状に細長い花です。口は下を向いて開いています。上を向いていたら提灯に似ているかも。クリーム色のかわいい花です。背の低い花なので、注意していないと見過ごしそうです。背の高い草に埋もれる前に咲こうと早々に花を付け…

ノビタキ

2016年5月23日 ワッカ原生花園 ワッカ原生花園や釧路湿原など、広い草原・原野で木の枝や葦の先などに留まっているのをよく見る小鳥です。北海道では低地にいる夏鳥ですが、本州では高原にいるのだとか。日本では中部以北で繁殖する夏鳥だそうです。翼に白斑…

センダイハギ

2016年5月23日 ワッカ原生花園 ワッカ原生花園では、ハマハタザオを追うようにセンダイハギが開花します。輝くよ うな黄色に、40㎝から80㎝の花丈の効果もあって、ハマハタザオと対称的によく目立ち ます。大きな群れを成して咲き集います。

ハマハタザオ

2016年5月23日 ワッカ原生花園 オホーツク海とサロマ湖に挟まれた海岸草原、それがワッカ原生花園です。雪融けと ともにスミレ、タンポポ(日本タンポポ)と咲いて、次に花開くのがハマハタザオです。 旗竿のように直立した茎とその頂点に咲く花からつけられた…

アイヌタチツボスミレ

2016年5月23日 常呂遺跡の森 5月も下旬に入るとワッカ原生花園にも遺跡の森にも花が咲きはじめます。今日はま ず遺跡の森のアイヌタチツボスミレ。スミレは種類も多く、違いが微妙なので、種を特 定するのに苦労します。その点、遺跡の森の花には名札がつけ…

林のなかの山桜

2016年5月13日 釧路湿原道路脇斜面 釧路湿原の温根内探勝路の西端は、鶴居村と釧路市を結ぶ道道に向かう林の斜面にな っています。その林にポツリポツリとエゾヤマザクラが咲いていました。街の公園のよ うに人手をかけて世話をされ、びっしり花を付けている…

岳樺いまだ萌えず

2016年5月13日 道道102号線沿い 屈斜路湖沿いに藻琴山に向かって高度を上げていくと、白樺に代わって岳樺が目につ くようになります。それらは5月の半ばになっても芽吹く様子はありません。奇妙に捻 じれたりくねったりする裸木のままです。湖から吹き上げる…

東藻琴の芝桜

2016年4月13日 東藻琴芝桜園 およそ渋滞とは無縁な田舎道ですが、芝桜の季節の休日だけは何キロもの渋滞ができ るのだそうです。この日は開園前の早朝に、園の外から撮りました。中に入って、花の 間を歩くと蠱惑的な香りに包まれるのですが、外からではそれ…

湿原に咲く

2016年5月13日 釧路湿原温根内探勝路 5月中旬では湿原に咲く花はわずかです。そのなかにはここでしか見られない花もあ ります。一枚目はホロムイツツジ。次はイソツツジの蕾でしょうか。開花は7月ですか ら、早すぎる気もしますが。次はネコノメソウ。そして…

湿原に芽吹く緑

2016年5月13日 釧路湿原温根内探勝路 葦原には新鮮な緑が生え始めていますが、遠景では昨年の枯れ葦が残り今年の芽生え を隠しています。近景ではヤチボウズと言われる枯葦株の盛り上がりの上に新芽が伸び ているのがわかります。旧軌道敷跡と斜面の林の間は…

エゾシカの群れ

2016年5月13日 釧路湿原温根内 釧路湿原温根内探勝路の半分は林になった斜面の下にあります。早朝に歩きはじめた この日、その林と探勝路との間にいる群れに遭遇しました。探勝路に人が多い昼間とは ちがって、わたしと目が合っても逃げようともせず、こんな…

森の残雪

2016年5月13日 小清水高原 小清水高原展望台の近くにキャンプ場があります。5月中旬になっても、そのあたり の林床にはずいぶん雪が残っています。タケカンバは裸なので光は林床に届きますが、 このあたりは針葉樹や笹が多いので、蔭になるのでしょう。ここ…

屈斜路湖の朝

2016年5月13日 小清水高原 高台の小清水高原から屈斜路湖を見下ろしたものです。対岸の高い山の谷筋はまだ白 いままです。湖面の氷はさすがになくなりましたが、湖畔の笹原にはわずかに雪が残る 場所もあります。ダケカンバはまだ芽吹きません。今は枯木のよ…

湿原のウグイス

2016年5月13日 釧路湿原旧軌道跡 若葉が伸びはじめる頃になると、湿原にウグイス声が響き渡ります。なかなか撮りに くい鳥で、声を頼りに近づこうとすると、すぐに飛び立って軌道敷跡から遠い木に移っ たり、背の低い草のなかに隠れたりします。でも、そんな…

コーン畑の丹頂

2016年5月13日 鶴居村郊外 釧路湿原に行く途中で見かけた丹頂です。数羽でコーン畑の落穂を啄んでいました。 丹頂は土地の人に大切にされているのであまり人を恐れません。それでも畑に踏み込む のは憚られ、小さくしか撮れませんでした。近年はできるだけ自…

エゾムラサキツツジ

2011年5月12日 美幌せせらぎ公園 せせらぎ公園の入り口からしばらくは桜並木が続き、その下にはエゾムラサキツヅジ が植えられています。この年の12日には桜は3分咲きといったところでしたが、ツツジ の方は満開です。この花を庭に植えているお宅はたくさん…

エゾエンゴサク色変わり

2011年5月12日 美幌せせらぎ公園 エゾエンゴサクは本来は青花なのですが、色の変異が多い花です。この年この日、せ せらぎ公園入口と美富自然公園の崖下で色変わりの花を探してみました。見つかったの は紫色と白。赤を発見した年もあるのですが、この年はあ…

オヤコツ地獄

屈斜路湖和琴半島 和琴半島は屈斜路湖畔でも熱湯噴出箇所の多い場所です。浴場も二つあります。オヤ コツ地獄では崖上に温気の出る洞窟があります。その説明は看板を読んでください(文字 が小さいけど)。どうやらこの洞窟は崖下の湖面まで続いているようです…

五月の屈斜路湖

2011年5月12日 屈斜路湖から釧路川に湖水が流れ出す湖口に近い方は完全に氷が融けて、さざ波が広 がっています。奥の方はまだ薄氷が残っているようで、白っぽい感じです。これが5月 の屈斜路湖です。湖を囲む山々にはまだ白い雪が残っています。落葉樹の芽吹…

小清水高原の春

2011年5月12日 道道52号から小清水高原への道の雪が融け、高度700mの高台から四方の景色が楽し めるようになりました。藻琴山の稜線にはまだ雪が残る場所もあります。知床の山々は 頂上が白いままです。カラマツなどの針葉樹は緑ですが、落葉広葉樹は芽吹い…

林床は花盛り

2016年5月8日 美幌せせらぎ公園 桜の開花に連動するように、せせらぎ公園の美富自然公園崖下の林床が花盛りになっ ています。オオバナノエンレイソウやニリンソウは目立ちますが、地味なフウキソウ(二 枚目の白い花)も咲いています。何より華やいでいるのは…

花木蓮

2016年5月8日 北見フラワーパラダイス 北海道に来てから他所では木蓮を見たことがありません。コブシなどとちがって、林 のなかで自然に生えることはないようです。もっぱら庭園などに植木として配置される のでしょう。フラパラにはあちこちに植えられてい…

春爛漫

2016年5月8日 北見フラワーパラダイス 今年のフラパラは連休の最中に花の盛りになったようですが、16年には連休がちょう ど終わったころから、エゾヤマザクラ、エゾムラサキツツジ、木蓮、コブシ、レンギョ ウなどが一斉に咲き、山全体が春爛漫の雰囲気にな…

白と緑のニリンソウ

2016年5月8日 美幌せせらぎ公園 ニリンソウは大きな群落を咲き広げます。緑のなかに散らばる純白の花はとても目を 惹きます。必ずしも名前通り二輪ずつ咲くわけではありません。まあ、そういう花が目 立つところから付けられた名前でしょう。咲きかけの蕾を…

咲きはじめたオオバナノエンレイソウ

2016年5月8日 美幌せせらぎ公園 せせらぎ公園の、美富自然公園の崖下に当たる部分がちょっとした林になっていま す。落ち葉が積んだり雨水がたまりやすかったりして、林床にはさまざまな草花が咲き ます。福寿草、スミレ、エゾエンゴサク、富貴草、ニリンソ…

花の山の花遅く

2016年5月3日 北見フラワーパラダイス 今年北見の桜の名所では既に見ごろを迎えていると報じられています。3,4年前までは フラパラの桜の見ごろは連休の終わりごろでした。2016年の5月3日はまだエゾムラサキ ツヅジは咲きそろわず、レンギョウもコブシもシバ…

ツツジとスイセン

2016年5月3日 北見フラワーパラダイス 花の山、北見フラワーパラダイスで最初に咲くのはエゾムラサキツヅジとスイセンで す。3日には4月末日の雪の影響は完全に消え、ツツジとスイセンが咲き誇っていまし た。ツツジの赤紫は落ち着いた色ですが、スイセンの…

魚無川の白い春

2016年5月1日 せせらぎ公園 公園の中心を流れる魚無川の土手には前日降った雪が残っています。青草が芽を伸ば し、フキノトウは背が高くなって花が開いています。春草と雪が共存する風景です。山 地ならまだ雪が残っていても不思議ではないけれど、いくら北…

せせらぎ公園のアオサギ

2016年5月1日 美幌せせらぎ公園 サロマ湖のキムアネップ埼、網走のモヨロ貝塚、阿寒湖の岸近い島など、アオサギの 棲息地はたくさんあります。でも、せせらぎ公園の魚無川や網走川の岸辺で見るのは珍 しい。それぞれ一回ずつ、それも一羽だけです。アオサギ…