2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月の空に白い雲

今日で9月も終わり。いま空はどんより曇っています。けど今月は晴れの日が多く、こんな雲も見られました。 空を撮っていて気付いたことです。逆光の青空は白っぽく順光の場所は黒っぽく写ります。上の写真では修正し ていますが、肉眼のようにはできません…

エゾリンドウ

黒岳五合目のエゾリンドウです。このあたりでは一番遅くまで咲いている野の花の一つ。能取岬に向き合う西 岸の低地で10月に見た記憶があります。どこでも開いた花びらは目にしていません。よほど条件がよくないと閉 じたまま終わるようです。変種の多い植…

知床の山に陽が昇る

知床連山は能取岬から真東に当たります。昨日は羅臼岳の山頂よりちょっと北の斜面あたりから陽が昇りまし た。時刻は5時15分くらいかな。山の端を離れるにつれて南上方に移動し、最後の一枚では羅臼岳と遠音別(お んねべつ)岳の間に差しかかっています。 …

秋の黒岳五合目

21日に黒岳五合目から見ると、7合目以上の斜面は秋色に染まっているものの、ケーブル駅周辺より下はま だ緑が優勢です。それでも遊歩道や登山道入り口で何とか黄色や赤を探して撮りました。葉がいい色になった ナナカマドは一本だけ。シラタマノキで白い…

ヘメロカリス

久しぶりに行った北見フラワーパラダイスの頂上で咲いていたヘメロカリスです。6月の野の花・エゾキスゲや エゾカンゾウの仲間。ここに植えられているのは園芸種でしょうか。一枚一枚の花びらの先は透けるように薄く、 重なり合うとまったりした深みのある…

9月の層雲峡

サイタマンさん、台風はたいへんでしたね。昔塾をやっていたころ、水の出た団地のなかを、車で子どもたちを それぞれの家に送り届けたことを思い出しました。こちらは風はたいしたことがなかったけれど、雨で作物に被害 が出た農家もあるようです。 北海道東…

大雪山の紅葉

今年は紅葉が遅いのかなー。21日の大雪山黒岳は上の写真のような状態でした。五合目のロープウエー駅 周辺ではまだ、カエデより早いナナカマドさえ赤くなっていません。美しい秋色に染まるはずのチングルマの葉も 色が浅く、シラタマノキやエゾリンドウは…

キムアネップ埼の草原

キムアネップはアイヌ語で「山・細長い」という意味だとか。地図で見ると、先端部は確かに細長くサロマ湖に突 き出しています。でも盛り上がっているというより低地・湿地が多いから、ここから見えるサロマ側の丘を「山」と 呼んだのでしょうか。エゾカワラ…

ヒマワリの丘

健さん、ご心配いただき、ありがとうございます。台風はそろそろこのあたりにさしかかっているのかもしれませ んが、朝目覚めてからいままで、雨は降り続いているものの風はありません。関東は新幹線が止まったり豪雨 が襲ったり、大変だったようですね。お…

サロマ湖秋晴れ

網走から海岸沿いに北上して稚内に至る国道238は、別名オホーツク国道。日本で一番北にある国道です。全 長319.7キロのうち、45キロほどはサロマ湖南岸をたどります。距離が距離なので、その間何ヶ所か道路わき にパーキングスペースが設けられいます…

トトキの花とトリカブト

「山でうまいはオケラにトトキ、里でうまいのはウリ、ナスビ」という俗謡があったのだそうです。スーパーに国内 外のさまざまな野菜が溢れている現在では、こんな文句を覚えている人はほとんどいないでしょうね。でもわたし の子どものころはまだ、田舎で自…

キムアネップ埼の水辺

サロマ湖は周囲87キロ、日本で3番目に長い湖岸線をもつ湖です。もともと湾であったところに砂洲が堆積し て、海と区切られてできた海跡湖です。東西に長く伸びていますが、キムアネップ埼で浅くなります。大きな西の 湖盆と小さな東の湖盆がここで合わさっ…

庭のコスモス

今日は15度ほどの気温で推移するようです。一ヶ月に亘ってウチの庭を彩っていたコスモスの花は、だいたい 終わりです。先日まだ蕾を残しているものを除き、大半を抜いて畑に掘った穴に埋めました。写真は1週間ほど 前、はなやかに咲いていたころに撮りま…

サンゴソウ無惨

そろそろ最盛期かと思い、卯原内のサンゴソウ群生地へ。ところが見るも無惨、黒く枯れたり草一本ない乾いた 泥地が広がっていたり。赤が残っている面積は平年の半分あるかないか。今年は問題が起きていることは知っ ていました。でもこれほどとは! それで…

9月の海岸草原

サイタマンさん、トリカブトの毒矢を受けたヒグマは即死はしないけれど、よたよた逃げてやがて倒れます。狩 人はその跡をたどって死骸を確認し、集落に戻り人を集めて運んだようです。毛皮や肝は誰が取り、肉はどう分 けるか決まっていて、子ども、老人、病…

オムサロ遺跡公園

オムサロ原生花園と国道を隔てた向かい側に小高い丘(一枚目)があります。ここに縄文早期から約1万年間 人々が住み続けた、合計208軒の竪穴住居跡が残っていて、道に遺跡公園として指定され、一部が公開されて います。 入り口に近い3号復元住居は側面が…

ハマナスの実はつやつやと

毎年いたるところで見るけれど、やはり明るい陽に輝くハマナスの実はきれいです。オムサロ原生花園でそう思 っていたら、キムアネップ埼のキャンプ場に続く遊歩道ではもっと密集して、つやつやと光っていました。それに ここの実はひときわ大きいような。ち…

海と雲、青い野の花

紋別市街は美幌に比べるとずっと大きく広がっています。と言っても、街なかの制限速度でも車は10分ほどで 抜けられる程度。そして郊外に出ると写真のような海と雲が待っていました。太平洋側西部のような工業地帯が ないので、オホーツク海沿岸の空は澄み…

サンゴソウのある風景

ゆめらじさん、わたしも三木成夫や時実利彦などの本で形態形成について読んだときに、中身はよく覚えてい ないけれど、とてもふしぎな気持ちがしたことだけは覚えています。合理性の論理からはみ出すものってあるみ たいな。 サンゴソウは卯原内のほうが広く…

原生花園秋の彩り

オムサロ原生花園ではエゾカワラナデシコが終わろうとしていました。ムラサキベンケイソウはちょっと見ると、 咲く前の蕾みたいですね。名前の後半が同じ花にハマベンケイソウというのがあるけれど、色も形もまったくちが います。そもそもベンケイソウ科で…

この海の色

サイタマンさん、有舌突頭器だと根元に突起がありますから、割った柄の先に差し込んで丈夫な樹皮か獣の皮 の紐で、締め付けて固定したのでしょうね。それだけだと獲物などに刺さったのを抜くとき、取れてしまうような気 がします。石に穴を開けて目釘を通す…

色づきはじめたサンゴソウ

秋晴れの空に誘われて紋別を海岸草原訪ね、帰りにキムアネップ埼に立ち寄りました。サンゴソウが色づきは じめていて、次々に車が来て写真を撮っては帰っていました。アッケシソウのほうが正式名称なのかな。ただ、こ の名の由来となった厚岸湾では衰退して…

色とりどり

遠軽のコスモス園にはコスモス以外にも色とりどりの花がいっぱいでした。虹の広場に入ってすぐの、ケイトウ やキンギョソウを中心とした寄せ植えは特に色彩が華やかです。そして扇形に広がるコスモス畑の要の部分に は、赤白紫黄色のヒャクニチソウが。林の…

白滝の石器

白滝で見つかった最古の石器は3万年前のものとか。まだ北海道が大陸やサハリンと陸続くになっていた氷河 時代です。そのころから、800年ほど前にアイヌ文化期が始まって北海道の石器時代が終わるまで、白滝は黒 曜石とそれを加工した石器の一大供給地で…

コスモスいろいろ

コスモスはもともとメキシコの高原が原産地で、明治時代に日本に入ってきたようです。このあたりの外来植物 では、ハンゴンソウやオオハンゴンソウが原生花園に侵入して問題になっています。コスモスはハンゴンソウほ どではないけれど、けっこうたくましい…

山の緑と遠い街

藻琴山7合目から見はるかす山肌も樹海もまだ緑。その先には、霞む知床の山並みとオホーツク海を背景に、 斜里市街が広がっています。小清水高原から斜里まで、50キロほど離れているでしょうか。左に目を転じると見 えてくるのは、多分網走市街の一部です…

コスモスだらけ

台風12号で西日本を中心に被害が広がっているようですね。ウチの庭でも昨日の風雨で、作物や花の一部が 倒れたり枝が折れたりしています。コスモスも3分の1ほどは根が浮きました。上の写真のように華やいでいた遠 軽のお花畑では無事だったでしょうか。…

10ヘクタールのコスモス畑

遠軽町太陽の丘にあるコスモス園で花がほぼ咲きそろっていました。パンフには、10ヘクタールの敷地に100 0万本のコスモス、と書いてあります。去年は遅れて散り際を見ることになりましたが、今年はちょうどいい時期。 8月末から9月初めと覚えておき…

小清水高原で

まりさん、毎日生食する他に、ジュースにして呑んだりソースで貯蔵したり近所に配ったり、このところ毎日トマ トの処理が日課です。ところで、まだイスタンブールは暑いのでは?夜の橋はイルミネーションがきれいですね。 八月末に藻琴山7合目に位置する小…

このごろのウチの庭

サイタマンさん、集まった人が人です。わたしが民主党に投票した理由は、「国益」という化粧をした経済界既 成勢力の利益擁護をまず考える自民党よりはましかなという程度でした。ただ、政権から離れてうまい汁を吸え なくなった自民党議員を巻き込んで、離…