2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ミヤマカケス

そらさん、3・11までは、仕事がらみのトラブル、家族友人との諍い、病気や事故、収入や物価など、日常的な 悩みは尽きずとも、世の中では今日と変わらない明日が続くことを前提に、わたしたちはくらしてきました。そこに 突然、はるかな昔や遠い外国ではなく…

春を待つ田園

網走湖北岸の丘陵に広がる田園地帯です。雪を掘り起こしたり融雪剤をまいたり、農家の人々は耕作の準備 を始めています。3・11の悲劇は記憶に生々しく、福島原発からは放射能が出続けていても、季節はめぐり北の 大地に春の気配が濃くなります。 地盤が…

冬の名残の岬と海

本州はそろそろサクラの季節に入ったところもあるのでしょうか。こちらでは昨日もうっすら降りましたが昼には 融けて、南側軒下でチューリップの芽が頭を覗かせていました。農家の人たちがせっせと融雪剤をまいていま す。田園に少しずつ黒い色戻ってきまし…

日ぐれ間近な空と鳥

まりさんのブログに紹介されていたhttp://takedanet.com/は、福島原発事故の放射能の危険性を素人がどう 判断すればいいか、実にわかりやすい言葉できちんと伝えていると思いました。安全な原発に賛成する立場の 方みたいですが、誠実な科学者はちゃんと客観…

コガラは黒いベレー帽

ひかり+さん、ご訪問ありがとうございます。新たにブログを始められたところみたいですね。コメントをいただい たときには見に行きます。自分とちがうくらしや環境には興味がありますので、いろいろ書いてください。 そらさん、停電やら水・野菜の汚染やら、…

雲春めいて

冬は青空に浮かぶ白雲も薄く感じられ、今にも広がって雪を降らせそうで、見上げていても落ち着きません。3 月の半ばからは「もくもく」あるいは「ぽっかり」感が増して、空が春めいてきました。 福島原発事故はまだ収束の兆しが見えません。漏れた放射能の…

残氷の海 被曝の安全性

まりさん、事故の教訓を何とか今後に活かしたいですよね。 そらさん、太陽光発電と燃料電池を建物ごとに備えるなどの方向にエネルギー政策を根本的に転換すれば、 豊かさを手放さなくても原発は廃止できると思いますよ。 2週間前のオホーツク海はこんなでし…

砂湯のツグミ

まりさん、予め避けることができない悪い事態は、どうせ起きた後で苦しむのだから、事前に思い悩んで2度苦 しむことはない、これがわたしの人生哲学です。原発事故で最悪の事態は、原子炉や貯蔵槽で核燃料が臨界に 達し、放射された中性子が暴走的な核分裂…

北の森春めいて

今日は真冬日の予報ですが、気温がプラスになる晴れた日にはどんどん雪が融けます。せせらぎ公園でも林 や土手の斜面など、地肌の露出が広がっていました。もうすぐ福寿草の花やフキノトウが見られるでしょう。 平安初期の東北大地震 東北エミシ関係の文献で…

オレンジ色の雲

そらさん、被災者の現状や放射能汚染は目をつぶり耳をふさいでもやり過ごせないし。沈み込んでいても何に もならないとわかっていても、ストレスから逃れるのはむずかしいですね。せめて夕雲を眺めて一瞬でも気持ち を晴らそうと、外に出て下の写真を撮りま…

砂湯の白鳥

そらさん、ほんとに人に何がおきようと、自然は無関心に自分の営みを続けますよね。今度のようなことがある と、それが非情にも感じられます。わたしはまだ、去年と同じような気持ちで春を待つことができていません。でも だんだん平常心が戻って、変わらな…

去りゆく流氷

ユメラジさん、高量被曝による急性症状とちがって、低量被曝と発ガンの因果関係は判断が難しいみたい。自 然放射線、医療被曝(集団検診―日本はたいていの国よりずっとX線使用が多いとか―や診断用CTなど)を含 め、ここまでの線量なら安全という閾値は存在…

凍る枯れ草 原発事故情報の真偽

一ヶ月ほど前の写真です。いまもまだ真冬日も多いのですが、雪景色はともかくこんな霧氷はウチの近所で はもう見られません。何度も似たような写真をアップしたような気もしますが、わたしはそのつど新しい気がして。 原発事故情報の真偽 いまネットの海に…

雪山が美しい季節

サイタマンさん、ヒヨドリはスズメ、ツバメなどについでよく知られているようですが、海外では珍しい鳥みたい。 わざわざこの鳥を目当てに来る人もいるとか。こちらでは厳寒期でも木から木へ弧を描くように移る姿が見られ ます。留まるのはたいてい常緑樹の…

森の雪割る伏流水

3月6日、摩周湖北山麓の神の子池へ、往復4キロほどの森林ウオークが行われました。池から流れ出る札弦 川沿いの道です。無雪期なら車で林道に入れるのですぐ近くに感じられるのに、雪を踏んで歩くとけっこう登りを きつく感じます。池の水は摩周湖から地…

ヒヨドリ元気

星のしずくさん、心痛む日々ながら、あなたのバラの写真心が休まります。 健さん、仕事が終わってからのこの事態、複雑な心境ですね。 hellopapaさん、それぞれの場でしっかりがんばっている人たち、映像を見ていてもこみ上げるものがあります。 テレビを見…

摩周湖越しの白い山

健さん、頻発される緊急地震警報がほとんど空振りであることからわかるように、少なくとも現在の科学水準で は、実用的な地震予知は日本固有の幻想だと思います。原発の安全性も、儲けと効率に目を曇らされた人々が 流布させた神話でした。自然の人為で制御…

神の子池の雪景色

ユメラジさん、とろろ昆布手に入りましたか。送ることができればいいのですが、宅配も受付中止みたいだし。 タムラ、首都圏はこれからいろいろくらしに支障が出るかもしれませんね。必要なものがあったら、宅配が可能 になり次第送りますので、言ってくださ…

頭を上げて

東海・南海で連動する大地震の可能性は想像したことがありました。東北地方で観測史上最大規模は予想外。 何をする気にもならず、夜も昼もテレビをつけっぱなしにしてぼんやり見ています。繰り返し伝えられる被害の深 刻さに、吐き気がこみ上げます。 自然は…

ご無事でしょうか

たいへんな事態になりました。東北には知人友人はいませんが、千葉、埼玉、東京、新潟などの知った人たちの 様子が心配で落ち着きません。確かめたくても電話は通じないし。今後予想される日本経済の混乱も心配です。 とにかく、被災者の救出が速やかに行わ…

岬の海はさま変わり

hellopapaさん、あなたの写真にある日の出は6時過ぎですか。いまこちらは夜明けが5時40分台なので、そち らより少し早いのかな。 写真前半は一昨日撮った能取岬の海です。そして後半は2月15日。1カ月たたないうちに海は冬から春にさ ま変わりしてい…

今年の霧氷の思い出に

tosiさん、福島の朝の枯れ草、見慣れているようでどこかこのあたりと少しちがうような。しばらく早朝散歩をし ていないので、霧氷をまとった姿の印象が強いからかな。最近は似た感じかもしれませんね。 hellopapaさん、横浜の港はにぎわってい…

流氷と山影

写真は3週間前のもの。まだ流氷原の先にある山々はおぼろな白い影です。昨日昼過ぎに北見の千円床屋か らの帰路、フロントガラス越しに見えたのは、春めいた雲が浮かぶ空とくっきり白い斜里岳。そろそろ知床の山々 も輪郭がはっきりしてきたでしょうか。 …

軒下の輝き その三

まりさん、湖面まで降りられないので確かめられませんが、さざ波模様で凍っているのは表面だけのようです。 ゆっくりたゆたっている部分もありましたから、みぞれ状なのでしょうね。ところであなたの写真で咲いているのは クロッカスかな。こちらでも雪が消…

摩周湖半凍結

まりさん、日本のおいしいタバコもらったら、吸い尽くすまでやめられないでしょう。わたしは値上げ前に1ダー ス入りを7カートン買い込んであったので、なくなるまであと1年はかかりそう。 そらさん、このあたりの3月はまだ冬のはずですが、今年は2月か…

白い湖 ムダの効用 38(承前)

まりさん、検診お疲れさま。わたしもCTスキャンうけました。再発転移はないけど肺の細く白い線が気胸だと。 自覚症状がないと言うと、ふしぎですねー、で終わりました。くらしに不自由がなければ気にしません。気胸って 自然治癒もあるし。といっても、パ…

寒雀 ムダの効用 38

そらさんが小鳥をかわいいと言ってくれたので、今日は雀を。冬の雀にはふくら雀という俳句用語もあるみた い。寒さに対抗して羽をふくらませて丸くなった様子からでしょうね。 〔ムダの効用 38〕 まつろわぬ者たち(5) 葦(あし)原の 瑞穂(みずほ)の国を 天降…

和琴の野鳥

そらさん、エネルギーと食料の地産地消は、化石燃料関係と原発関係のすべての助成と税優遇をや めれば一気に進むと思います。各家庭の太陽光発電+水素燃料電池+電気自動車のバッテリーと、 電力会社の送電網を結んでコンピュータ管理することで、分散型エ…

輝く藻琴山

藻琴山の美幌に見せる東斜面はかすんでいますが、屈斜路湖に向いあう南斜面はくっきりと輝いています。と くに御神渡りのできた白い湖面越しの姿がいいですね。御神渡りが大きければもっといい絵になるのに。ともあ れ、これからの2,3ヶ月は雪山の遠景が…

和琴の樹氷

まりさん、6時から1時間半ほどネット接続のトラブルが多発するので、昨日はその時間を避けて朝食を先にし ました。ところで、お城の写真に写っていた湖畔の青いい花、なんだか気持ちをそそられるような。こちらはまだ 白を基調に色彩の乏しい風景が続いて…