2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ワカサギ釣り

2月18日の日曜日、網走湖呼人湖畔はワカサギ釣りを楽しむ観光客でにぎわっていました。放置され たワカサギを係りの人が集めていたので聞いてみると、観光バスの客が天ぷらにして食べて、余ったもの は氷上に置いていくのだそうです。少し離れた場所では…

氷紋 石油減らせば会社は儲かる

温暖化の危険が知れわたり、新聞に、「みんなで身の回りの小さな節約を心がけて、温暖化を防止しよ う」、という類の投書がたびたび載るようになりました。読むたびにわたしは、なんかうさん臭い気がす るんです。書いた人の善意を疑うわけじゃないんですよ…

北方民族博物館 3

何種類かの橇(そり)がありました。犬に引かせたのでしょう。次はシャーマンの衣装です。意外にけば けばしくないですね。展示されている女性の晴れ着にはけっこうきらびやかなものもありました。彼・彼 女たちは、現代人が想像することのあるまがまがしい存…

北方民族博物館 2

館内に展示されているのは産業化前の社会で使われは品々です。穀物、電気、石油、化繊などはなく、 トナカイ放牧、獣・海獣や魚介・森や原野の樹や草や果実・それに海草の採取でくらしていたのでしょ う。小規模な栽培はあったかもしれません。わたしたち北…

北方民族博物館

網走市に道立北方民族博物館があります。北海道のオホーツク人、擦文人、アイヌをはじめ、サハリ ン・カムチャツカ・シベリアの諸民族、北欧のサーミ、アラスカのイヌイット、北方インディアンなど、 北半球の寒い地方のくらしたをしのばせる品々が展示され…

美幌夜明け 貧しいけどしあわせ

2月19日の美幌川提の夜明けです。 老境にさしかかり人生の帳尻を考えることもある。いまのところの決算は、「貧乏だけどしあわせ」 だ。シルバー会で「することがなくて退屈」と言った人がいた。わたしは1日に36時間はほしい。食べ ること、読むこと、…

ダイヤモンドダスト再び 支配欲

今朝はよく晴れ、-10度程度になりました。いくらかダイヤモンドダストが見られましたが、やはり -18度以下にならないと、本格的ではありません。 人の欲望の対象は人である、と言ったのは、カール・マルクスだっただろうか。いかにも彼らしい鋭い 洞察…

氷紋 熟年離婚

写真を喜んでもらえてよかった。今朝も寒さをこらえで30分ほど頑張ってみたけど、時々ちらほら光 の粒が流れるだけで、撮りそこなった華やかな光の乱舞の再現はありませんでした。載せたのは、悔し紛 れにシャツターを押した、玄関ドアの氷紋です。 女性の…

ダイヤモンドダスト

先週土曜日の朝でした。雪かきをしていて、昇ったばかりの太陽が隣家のガレージと家壁の間にさしか かったときです。自分が細かに輝くチリのような粒に包まれていることに気づきました。どのくらいの間 だったでしょう、周りで踊る光のシャワーを呆然と見つ…

網走夜明け

陽が出たとたんに川岸の木々がピンクに輝きました。河口近い網走川は幅が広く、もうもうと水蒸気が 立ち上ります。狭い美幌川より樹氷が着きやすいはずです。夜明けを待ちかねたように、大きなかばんを 引きずった観光客が、次々に橋を渡って行きます。海氷…

網走未明 冬のコンポスト

日が出る前に少しずつ明るくなっていく風景です。網走の宿で窓から撮りました。未明の凍て空に赤青 黄色に変る遠くの信号機が印象的でした。 北欧だったと思うけど、完全コンポスト化を実現した国があると、以前何かで読みました。最近わが家 の庭を見渡すた…

カモメ 働き方を選べたら

砕氷船おーろら号にまとわりつくカモメです。 リンデン・ホロリさんご心配ありがとう。雪かきは無事に終わりました。前の家の人が、自分とこが終 わってから、最後のしんどいとこを助てくれました。こういうのってうれしいですね。前の晩にぶり大根 炊いたの…

流氷再び

リンデンさんが流氷にびっくりと言ってくれたので、もう一度載せます。一枚目の黒い玉、何だと思い ます ? 乗船客も不思議がっていました。帰って考えたのですが、魚網の浮きがなんかじゃないでしょう か。それにしてもどうして黒いのかな。たいていブルーで…

流氷 イギリスの民営化

イギリスでサッチャー以後に民営化が進んで、社会の底辺にどうゆう変化が起きたか、その一端を垣間 見ることができる本がある。ポリー・トインビーの『ハードワーク』(東洋経済新報社 椋田直子訳 05年)である。高齢期にさしかかったジャーナリストの女性が…

網走夜景 民営化の危険な道

8日に泊まっていた網走駅前のビジネスホテルで5階から見た網走川沿岸の夜景です。 Wowowで録画しておいた、旅番の『レールウエイ・ストーリー』と社会ドキュメンタリーの『ザ・コー ポレーション』を続けて見ました。ノルウエーは鉄道が公営で、アメリカも…

老人パワーの片鱗を見た

写真は雪像のつづきです。 年度末が近いのでいろんな住民組織で来期の役員体勢が話題になっています。わたしも自治会の班長か ら役員か班長をやる気はないかと打診されています。75歳以上は免除されるのですが、現役の人は忙し いだろうからと、60台の引…

流氷まつりの雪の像

久しぶりに雪撥ねで汗をかきました。明るくなって外を見たら、気がつかないうちに除雪車が来たらし く、道路と敷地の間に雪の壁ができています。湿った雪ではないのですが、除雪車が撥ねた塊はけっこう 重く、なかなか減らないような。そうなると、よその家…

流氷 2

昨日につづいて流氷の写真です。一枚目は流氷帯に入るところ、二枚目と三枚目は流氷帯の中で、四枚 目は船が作る水路、五枚目は帰路で一瞬雪が小降りになったときの氷原です。 去年の網走は流氷が近づく日が少なく、そのせいか観光客も少なかったそうです。…

雪降るなかの流氷見物

三連休前日だし、流氷まつりもはじまっているしで、どうかなと思ったけど、昨日11時ごろ電話した ら宿が取れたので、取るものもとりあえず出かけてきた。今朝帰ったらトイレの暖房がついたまま。電気 温風だから危なくはないけど、いくら独り身の気楽さと…

美幌の街並み

美幌市街の東端から街並みを撮ってみました。 一口に北海道といっても地域によってさまざまです。函館や積丹半島の海岸沿いの集落は、東北などと 似ていて、内地で見たことがあるような風景があります。朱鞠内湖から旭川・富良野にかけての内陸部 は、冬は寒…

光が変える雪景色

陽が蔭ると少年の日々を過ごした越後の山村の陰鬱な風景を思い出します。何日も何日も降り続いて、 積もる雪は一階の窓を越え、板囲いした屋内で昼でも電灯をつけて過ごすのです。飯山線が一週間不通に なることもまれではありませんでした。こちらでは、一…

氷のもよう 2

ゆみこさんにおもしろがってもらえたので、4日の氷のもようの続きです。北側と南側から一枚ずつ。 自然の意匠の多様性には感心します。 年配の人には、性教育に反対し、「乱れた性」を嘆き、女性の子を産み育てる役割を強調する人が少な くありません。若い…

「家族がだいじ」と「家族再生」

同じような雪景色でも、季節の移ろいで微妙な差がでるみたい。最近は樹氷にも色彩感が増している気 がします。日差しが強くなっているのでしょうか。冒頭の2月3日の風景は、1月はじめと比べてどうで しょう。 早すぎた妻の死を思えば、いまでも自責の心が…

ガラスにできた氷のもよう

二日ほど乾いた雪が続きました。最低気温は-10度を下回ったようです。寒い朝は、北に面する入り 口のガラスに、雪片とちがう長い直線的な氷のもようが張り付きます。樹氷と同じで空気中の水蒸気が、 水を経ずに直接氷結したのでしょう。南東に面したサン…

鴨にもいろいろあるようで

1月の17日、21日、26日に撮った鴨です。 花の名前もそうですが、野鳥はスズメとカラスがようやく区別できる程度の、無知なわたしです。ちが う鳥だと恥ずかしいので、鳥類図鑑で鴨を検索してみました。鴨科には、体長24センチから65センチ 以上ま…

温暖化についてのIPCCの新しい報告に思う

元旦の絵のつづきです。 今朝の新聞で、IPCCの作業部会が承認した第4次評価報告の内容が、報じられています。これま で専門家が入手したデータからは、いま温暖化が進行している、今後も温暖化傾向が続く、と判断するし かない(確かなこと)。温暖化が…

久しぶりに歴史小説を楽しんでいます

元旦の雪片と風景のつづきです。 久しぶりに手ごたえのある歴史小説を楽しんでいます。藤沢周平の『義民が駆ける』(中央公論新社)で す。題材は天保11年(1840年)に荘内藩(山形県)で実際にあった転封阻止一揆。 天保期には、タテマエとしての武家統治=…

e-tax のふしぎな仕組み

網走税務署に行った帰りに、網走湖の呼人湖畔で車を停めてみました。オオワシでしょうかトンビでし ょうか、カラスとなにやらもめているのか戯れているのか、もつれたり離れたりしています。前から首を 突っ込んだり、カラスが後ろから尻尾の下に割り込もう…