2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月の雪景色

2012年11月21日 美幌郊外・ウチの庭 大雪ではありません。ふんわり被さるような優しい雪です。空には雲がなかったの で、陽が強くなったら融けてしまったかもしれません。でも朝のうちは気持ちのいい景 色を作っていました。

麦畑の緑

2010年11月30日 美幌郊外 この季節の田園で緑なのは小麦だけです。防風林のカラマツ並木もすっかり葉を落と して、枯木の姿です。わずかに家屋敷の周りにはエゾアカマツやイチイの緑が見られる こともあります。麦は寒風にも雪にも負けないけれど、人の方が…

きらめく

2012年11月21日 ウチの近所 もうすぐ12月という頃。緑はあまり残っていません。茶褐色の枯草に霧氷が着いて、 昇ったばかりの朝陽にキラキラ輝いています。月が変わると本格的な雪花と霧氷の季節 が始まります。

雲と青空

2010年11月30日 ウチの近所で まだら模様の雲が空の立体感を強調しています。雲の隙間からはオホーツクブルーの 空が覗いています。じっと見つめると吸い込まれそう。こんな空があるから北海道から 離れられません。札幌のような大都会では違うのかもしれま…

雪景色の始まり

2012年11月21日 美幌川土手 昨日朝はほぼ全面的に雪に覆われていましたが、昼までには日陰を残してだいたい消 えました。残雪も凍ってはいませんでした。2012年11月21日は降った量はほぼ同じだと 思いますが、気温が低かったようです。樹木の雪花は美しく、…

雪を待つ湿原

2010年11月24日 釧路湿原温根内探勝路 釧路湿原にはほとんど緑が残っていません。目に入るのは枯葦と泥炭地とガマの穂く らい。広大な湿地がいま待っているのは柔らかな雪の布団にくるまれて眠りにつくこと だけ。標高が低いし海風も届くので、美幌などに比…

白鳥空へ

2012年11月19日 屈斜路湖砂湯 何が合図なのでしょう。一羽の白鳥が湖面をつつ―と走りはじめます。浮いているだ けならともかく、足で水面を踏みしめるようにして駆け、体を浮かせるのだから力強さ が目立ちます。一羽が離水すると遅れてはならじとばかりに、…

薄氷の湖

2012年11月19日 美幌峠 予報では美幌の街は夕方6時以降零下ですが、それ以前は辛うじてプラス気温のよう です。たぶんこの気温では屈斜路湖は写真のような薄氷は張らないでしょう。足腰に痛 みを抱えた身としては積雪が遅いのは助かりますが、美幌峠の風景を…

白い林

2012年11月19日 美幌峠下 この年はちょうど今頃山の林は白く化粧していました。今年はまだこんな景色は見て いません。ここ2,3年降雪量も少なくなっているような気がします。さすがに深夜と朝方 の外気温はきまって零下になりますが、日中は写真のころより暖…

散り敷く落葉

2012年11月19日 近所の公園とウチの庭 公園の樹下には広く落葉が散り敷いています。なんだか懐かしいような、寝転んでみ たいような。手入れがされていない森はくっつく草の実や棘のある低木で寝転ぶどころ ではありませんが、手入れの行き届いた公園は気持…

山々の冬の装い

2012年11月19日 小清水高原 昨日冬タイヤに交換してもらいました。もういつ里も雪と氷の季節にはいってもおか しくありません。2012年には昨日と同じ日に山々が新雪に輝いていました。天気はよか ったのですが、風景は固く締まって感じられます。今年の昨日…

白鳥のカップル

2014年11月7日 屈斜路湖畔砂湯 求愛ダンスは動作が激しいのに、ひとたびカップルが成立してしまうと二羽は実に穏 やか。水面に羽影を落としながら並んで泳ぎ同じ方を向いて仲睦まじげです。ときどき 片方が鳴声を発するのは何かに相手の注意を惹くためでしょ…

白鳥の求愛ダンス

2014年11月7日 屈斜路湖砂湯 湖岸でも少掘ればお湯が沸く砂浜です。岸近くの水面はお湯と水が混じりあい、厳寒期でも水面が開いています。北から渡って来た白鳥は、長旅の疲れを癒しお腹を満たすと、さっそく求愛行動をはじめます。じっと目を見つめ合うのは…

かすむ湖

2014年11月7日 美幌峠 見慣れた屈斜路湖の風景も霧に霞むと墨絵のような効果が出て趣が深くなります。朝 早くいくと、この季節の峠はたいてい霧の中です。ときには濃い霧の中から突然対向車 が現れて驚かされたりします。

ナナカマドの秋

2013年11月3日 美幌霊園参道 11月初めだと霊園のナナカマドは実の赤さより紅葉の方が目立ちます。もっともこの 年は実のつき方がよくなかったようで、溢れてこぼれそうなほどの実りではありません でした。作物でもそうですが、ナナカマドにも年によって実の…

田園晩秋

2010年11月14日 網走郊外 このあたりは麦が植えられていないので一面耕土が露出しています。防風林の役割を 果たす雑木林はすっかり枯葉色。場所によっては幹と枝だけの裸木が目立ちます。空に は部分的に薄雲があるだけですが、特有のオホーツクブルー(濃い…

白いススキ

2010年11月14日 網走郊外 空は青空、剥き出しになった茶色の耕地を背景に、路傍の白いススキが一斉に風にな びいています。穂が枯れ散るころにはこのあたり一帯に雪原が広がります。一月の終わ りにはスリップを警戒しながら、この道を通って流氷の海に通い…

水鳥集合

2010年11月14日 濤沸湖白鳥台 鳥インフルがやましくなく、水鳥の餌付けがまだ行われていたころの写真です。観光 客の手にした餌を目当てにどかどん岸にも上がってきて、中には手を噛むようにして餌 を奪う白鳥もいました。今は白鳥もマガモもカルガモもここ…

葦枯れの湖畔

2013年11月20日 網走湖女満別湖畔 この年の11月下旬、まだ雪は溜まっておらず、湖面も凍っていません。でも、湖畔の 葦の群落はすっかり枯葉色です。まだ渡りに出発しないアオサギがが残っていて、晴れ た空を遊弋しています。空の青を映す湖面は静かに波う…

屈斜路湖の晩秋

2013年11月7日 小清水公園 雲が広がっていて屈斜路湖の湖面もどんよりとしています。いつ雪が降ってもおかし くない時季です。対岸を遠望しても硫黄山の噴煙はわずかに認められるだけ。湖を囲む 森の広葉樹はすべての葉を落とし休眠に入っています。この日の…

今朝の雪

2020年11月10日 ウチの窓から 窓の外が明るいので、窓を開けてみました。道や玄関は真っ白です。ただ白いところ を撮っても面白くないので、隣の空き地の白樺の木とウチの庭の楓にカメラを向けてみ ました。白樺は数枚の葉を残してあとは裸の枝だけです。ウ…

小清水高原晩秋

2013年11月7日 今日は11月9日、美幌にも薄雪が見られます。網走や北見では既に初雪が観測されてい たとのこと。2013年にも似たような時季に雪の季節のはしりが見られたようです。暦の 上では晩秋と言いながら、北海道はすでに冬ですね。

キガラシ

2013年11月7日 網走郊外 散り遅れた紅葉はあっても主役は白樺や唐松の枯葉になった季節に、鮮やかな黄色の 畑が広がっていました。畑のローテーションの都合で植えられたキガラシです。間もな く土に鍬き込まれるでしょう。

白鳥

2013年11月7日 濤沸湖 11月は冬鳥渡来の最盛期。この日も白鳥の他マガモ、川鵜、などさまざまな水鳥が見 られました。もう少しすると求愛ダンスが盛んになるので、被写体としてはそのころが おもしろいのですが、まずは白鳥到着の印として。

唐松黄葉

2015年11月5日 大空町郊外 落葉広葉樹はもう裸です。落葉樹で葉が残るのは黄葉した唐松だけです。そろそろ初 雪の季節です。札幌、旭川などはすでに雪が降ったようです。網走もと報道されました が、美幌ではまだ見ていません。今年の美幌は少し遅れているよ…

枯野

2015年11月5日 濤沸湖畔 湖畔にはもう緑は見えず、枯野原が広がるばかり。これからの5カ月余は氷雪風景で なければこんな景色ばかり。雪や氷はそれなりに変化に富んだ美しさもありますが、枯 野は味気ない。 トランプしぶといね。アメリカという国は…

忙しいエゾリス

2015年11月5日 美幌霊園 もうすぐ林床が雪に埋もれます。シマリスはとうに冬眠に入っているでしょう。冬も 活動するエゾリスは今が働き時。一つでも多くの木の実を蓄えておかなくては。冬の森 では雪を掘り返した跡をときどき見かけます。エゾリスが…

彩雲

2010年11月5日 美幌川土手 もう何年も彩雲を見ていません。この写真がちょうど10年前です。それからちょっ とした空の彩りは見たことがあますが、この写真のような鮮やかなものは記憶に残って いません。今はなにやら排水施設が作られ廃止になりま…

晩秋網走丘陵

2012年11月6日 網走の丘陵地帯にオホーツク海と濤沸湖を眼下に一望できる道があります。「感動の 径」と名付けられているようで、わたしはこの命名が好きではないのですが、景色その ものはたしかに整ってメルヘンチックです。北海道の農村地帯では住…

尾白鷲海に舞う

2012年11月6日 能取岬 少し波の荒い海岸線に沿って尾白鷲が一羽。越夏鷲ではなく北から渡ってきたのでし ょうか。流氷に先駆けるようにして尾白鷲も大鷲もやって来る季節です。雪が積もった りすると、美幌川にも姿を見せます。