霧の美幌峠
いません。
先週9日、湿原に行くために通ったとき、美幌峠は濃い霧に包まれていました。写真を撮ろうと車外に出てびっ
くり。暖かさに慣れた体には真冬のように感じられる気温です。急いで何度かシャッターを切り、あわてて車に戻
ってヒーターを強くしました。その後はもっぱら窓から撮影。峠を下るにしたがって視界が開け、平地に霧はあり
ません。
タオルケットと毛布で寝ていた今朝は寒さで目覚め、この日のことを思い出しました。アメダス美幌で気温の過
去データを検索してみると、6日から昨日まで日平均が平年を下回った日は1日もありません。9日も最低気温
が9度ですから、町では霧の峠だけが極端に寒かったようです。一番暑かったのは最高気温が31.4度になっ
た13日(日曜)で、平年より13度ほど高くなっています。フリペによると、この日全国で記録された最高気温で、
美幌を含むこのあたりの市や町が上位をほぼ独占したとか。6月前半の日平均は例年が12,3度なのに、今年
は6日以降ずっと20度前後です。昼の室内では30度かそれ以上。まあそれでも、オホーツク地方の空気は乾
いていますから、じっとり暑い夏の埼玉に比べれば、そよ風渡る日陰はさわやかです。
季節はずれのこの暑さも今日は一段落のようです。いまは閉め切った室内で厚手の上着を着てパソコンに向
かっていますが、腰の辺りは少し冷えます。急激に変動し落差が大きい気候がこのあたりの特徴みたい。