アカシア香る
クレマチスさん、こちらも夜まで雨の予報です。外気温は20度までいかないようで、いま中綿入りのチョッキを
着ています。美幌の空は気まぐれで、予報に反して太陽が顔を出すことも少なくないのですが、今日はどうでし
ょう。
タムラ、7月中には一度行くつもりです。でもさまざまな緑が茂って、見分けられないかもしれません。
アカシアと言い習わされていますが、本当はハリエンジュ属のニセアカシアです。同じマメ目のアカシア属は暖
かいところの植物で、関東より北では育たないみたい。本州でよく見られる種は、花の色が黄色やベージュでし
ょうか。こちらは上の写真のように白です。
花に強い芳香があります。いま美幌川の堤や魚無川の周辺などあちこちで香っています。花をてんぷらにした
り焼酎に漬けて花酒にしたりするとか。でも葉、実、樹皮には毒性があるそうです。実は外見が藤豆に似て、食
べられそうに感じなのですけれど。繁殖力の強い樹で、ほおっておくとどんどん増えるみたい。棘がありますか
ら、薮を歩くときには悩まされます。
せせらぎ公園には何本か大木があって、見上げるとびっしり白い花を付けた姿がみごとです。遊歩道に花びら
が散り敷いていました。