ぜんぶが花園野付半島

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 知床半島根室半島が杯の前後の縁だとすると、標津(しべつ)町と別海町の海岸線は底になります。国後島
 
が、匙の先端みたいに、この杯に半分突っ込まれています。匙の先端と杯の縁と底に囲まれた海域が根室海峡
 
です。標津町の市街のはずれから海峡に突き出して、途中から別海町になる30キロ近い砂洲が野付半島
 
す。エビの尻尾のような形をしています。野付半島別海町海岸に挟まれた湾は尾岱沼(おだいとう)と呼ばれ、う
 
たせ舟によるホッカイシマエビ漁で知られています。
 
 去年は行きませんでしたから、お久しぶりという感じで、昨日野付半島に行ってきました。一昨年の今ごろはゼ
 
ンテイカ(エゾカンゾウニッコウキスゲ)の盛りで、海岸草原が見渡す限り黄金色の絨毯を敷き詰められたよう
 
になっていました。今年はまだ咲きはじめで蕾の方が多くて残念。その代わり、シコタンキンポウゲやセンダイハ
 
ギが見ごろ。シコタンタンポポや黒百合も残っていました。この半島はぜんぶが大きな花園みたいです。一般車
 
は半島の先端までは行けませんが、通行が許されている灯台近くまででも20キロほどになりますから、ずいぶ
 
ん広大な花園です。
 
 おいおいさまざまな花やナラワラ、トドワラの写真などをアップしますが、今日はとりあえず花の遠景だけ。