黄金色のゼンテイカ
毎年6月半ばから7月初めにかけて、一度は海岸草原にこの花を見に行きます。場所によってゼンテイカ、エゾ
たしの記憶のなかに北海道の夏=ゼンテイカがインプットされました。
内の草原全体が黄金色に染め上げられているのを見て、圧倒されてしまいました。わたしの知る限りでは、これ
だけ広い範囲で、これだけ密集している場所は他にありません。今年もそれを期待して行ったのですが、残念な
ことに、早すぎて咲きはじめたばかり。最後の一枚のように、ほとんどがまだ蕾でした。それほど花期が長いわ
けでもないので、日帰り圏内に住んでいても、一番いい時季を逃さないようにするのは容易じゃなくて。
最初の一枚で左上に写っている白い点々は、ホッカイシマエビ漁のうたせ舟だと思います。今回は尾岱沼の観
光船には乗らず、近くから漁を見ることはできませんでした。なかなか風情のある光景なのですが。