まだ弱い氷紋

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 南西に向いて庭に張り出したサンルームは、一枚ガラスと透明な波板で囲まれているだけなので、外の

冷気が侵入します。バケツに入れてある水はたいてい凍り、真冬日だと一日中融けません。それでガラス

に氷紋が付くのですが、まだ外気もせいぜい-10度台ですからあまり強度がなくて、太陽の角度が浅い

うちに崩れてしまいます。明るい光が正面に近づいても形が保たれるようになれば、もっと鮮明な絵が得

られます。北西面に近いストーブの排気口からは白い湯気が立ち上り、南西のガラスよりずっとたくさん

氷が付きす。でも、水が凍っても水蒸気が昇華した結晶のような美しい形になりませんせん。

 今冬のウチのサンルームには、乾燥野菜がぶら下がったり机の上に広がっていたりしています。以前は

干しシイタケの大袋を買いこんで何ヶ月も使いました。中国野菜でいろんな問題が報じられたとき、産地

を確かめたらやはり。こちらでは生のシイタケはとても安いのに、他の食品同様加工品はちょっと手が出

ません。そこで手作りを始めました。千切り干し大根も同じです。頂いた無農薬ミカンの皮もからからに

干しあげました。

 午後3時を過ぎるとたそがれの気配で40分後には日没です。朝は6時50分ころが日の出ですが、

ここは丘に囲まれた低地ですから、8時過ぎまで強い陽は射しません。野菜が光を吸収する時間は長くな

いものの、冷たい空気は乾燥していますから、よく乾きます。晴れた日の日中はガラスの内側がとても暖

かくなります。きのう暖房を切った室内の温度計が11時から1時ごろに30度近くになっていて、さす

がに驚きました。