さようなら、キツネ君

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 「ほんじゃ、オレ行くぞ」

 「うん、遊んでくれてありがとう。また会えるといいね」

 「さーな、お前みたいに暇じゃねーんだよ。ま、元気でな」

 去っていく足跡が新雪に刻まれていきました。
 
 キツネ君のお話おしまい。


 本州でも寒さが厳しく、日本海側などでは大雪のようですね。美幌もようやく本格的な冬景色が。きの

うの積雪は3,40センチというところ。北海道では少ないほうでしょう。暖かかったきのうとちがっ

て、今日は晴れた真冬日の予報です。

 モスクワでは、-10度を上回ると「今日はじめじめしていやな天気ですね」が、-20度を下回ると

「きりっとした気持ちのいい日ですね」というような挨拶が交わされるとか。-10度ではともかく、わた

しも冬は0度を上回る日が嫌いです。雪は湿って重くなるし、道路は雪が融けて夜のあいだにアイス盤に

なります。

 -20近い晴れた朝の散歩は大好きです。美しい幻想的な田園風景が広がり、枯れ草は霧氷をまとって

透明に輝き、枯れ木の枝先は昇ったばかりの太陽の光を反射してきらきら光ります。日の出前の茜色の空

が目に入ったりすると、腕の痺れ痛みも忘れて飛び出してしまいます。でも厳重な防寒の用意に時間がか

かって、たいてい一番いい色は撮り損なってしまいます。それでも、アップしたい画像がたくさん溜まり

ました。