緑ヶ丘の西洋庭園で
写真は西洋庭園と名づけられた北見緑のセンター前広場で月初めに撮りました。白っぽい緑の針葉樹は
プンゲンストウヒ。北米原産で30-40mほどになるそうです。赤い実はヒメリンゴ。花はエゾノコリ
ンゴによく似ているので、きっとわたしには区別できないでしょう。実は3cmほどでだいぶ大いから、
わたしでもちがいがわかります。
かつて在校した中学は古い城跡に建てられていて、城壁跡の土盛にはもっと小さな実をつける野生リン
ゴの木がありました。食べてみましたが、酸味が強く渋みもあって、甘みに飢えていたあのころでもいく
つも口にする気にはなりませんでした。ヒメリンゴの実も同じようなものらしいです。花や実を観賞する
庭木に使われるとか。
今朝ウチの玄関前は3,4センチの雪で白くなっています。明るくなったら、今冬はじめての雪掻きを
しましょう。緑ヶ丘公園はもっと深く積もって、係員や作業員がセンターまで道をつけることでしょう。
熱帯植物が繁茂する温室棟も、誰でも園芸相談に乗ってもらえるカウンターも、無料で利用できます。山
全体が花園になっているフラワーパラダイスもそうでした。他の地方と同じで財政の厳しい北見市がよく
やっていると、感心しています。もっとも、どうせ高齢者の生活支援に支出するのであれば、こういう就
業機会を作るほうが、働ている誇りをもってもらうことができ、利用者も喜びます。結局賢明な方法なの
かな。