常盤公園の黒い水鳥

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 北見常盤公園の池にこの前行ったとき、水鳥が2種類来ているようでした。ひとつはマガモほどの大き

さで、もうひとつの黒っぽいほうはやや小さめです。同じ種でも成鳥と幼鳥、雄と雌で大きさや色・模様

がとてもちがっていることがありますから、一種類かとも思いました。でも、別れて群れているのでやは

り別種かと。今日は小さめの黒い方をアップします。ちょっと調べましたが、名前の特定はあきらめまし

た。もうどうせまちがいますから。判別は野山の花よりもむずかしいですね。そもそも鴨の仲間と雁の仲

間がどうちがうのかもわかりません。これもどちらかだとは思いますけど。ひょっとすると両方ともカル

ガモだったりして。黒い方が幼鳥とか。


 ご近所の人にうまく眠れずに苦労している人がいます。同じ悩みの人が少なくないようですね。睡眠不

足は免疫力を低下させますから、疾患を持っている場合は苦痛が増幅されるかもしれません。何日か前に

触れた『臨床瑣談』のなかで、中井久夫さんが院内感染対策のひとつとしてですが、睡眠確保の方法をい

くつか書いています。内容をかいつまんで紹介します。

 睡眠薬もいいけれど、精神科で処方される抗不安薬だけでも効果がある。とりとめない不安にはアルブ

ラゾラム(商品名コンスタン、ソラナックス)を、細かく詮索したり同じ考えで堂々巡りしたりしている人

にはクロキサゾラム(セバゾン、エナデール)をまず使う。後のほうは夢を減らす傾向がある。個人差が大

きいので、最少量を半分に割るくらいから始めて様子を見る。長年の悪夢が消えた人も、全く効果がない

人もいる。人肌ほどに温めたミルク一杯は睡眠薬一錠の値打ち。風呂に入るなら早めにぬるめのお湯に。

うなじの筋肉のすぐ外側に、副交感神経が人体で皮膚のすぐ下に来ている唯一の場所があって、「眠りの

ツボ」になっている。強く押すと心臓に影響があるかもしれないので、片手の親指とひとさし指で柔らか

く押す。焦って眠ろうとせず、45分ごとにやってくる眠りの潮の変化をゆっくり待つ。早く目が覚めす

ぎる人は、寝る前に自分の体内時計に、7時まで寝ていていいのだよなどと、口に出すか心でつぶやくか

して言い聞かせる。
 
 「眠れないんだって。じゃ睡眠薬出すから。はい次の人。」こんな風に対応する。その人の個別事情を

丹念に聞いて対応してはくれない。そんな医者にしか出会えない人には、参考になるところもあるでしょ

うか。のんき者のわたしは、すぐ眠くなるのがむしろ悩みですけど。