カムイヌプリに霧が流れて

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 摩周岳はアイヌ語でカムイヌプリ(神の山)だとか。晴れて陸が暖められると、摩周岳も摩周湖も、途中

でさえぎるもののないオホーツク海の風が運ぶ霧に包まれます。この日もカメラをセットしているうちに

カムイがベールを下ろし、歩きはじめると一瞬開き、またすぐ閉ざす、の繰り返しでした。西別岳で撮っ

た湖は、多くの観光客が集まる第一展望台からは一番遠く、見えにくい部分かもしれません。


 このところ金土市のほかにも、町なかにある地元の食材を扱う市場や直売所をよく利用しています。昨

日は240円台のナンバンエビと一握りほどのアスパラの束を買いました。エビは青緑色の卵を抱えてい

て、集めると身の半分ほどの量になります。頭はお吸い物。アスパラは細いものだと60円台で買えてい

たのですが、そろそろ時期が終わるのでしょうか、100円でした。贈り物などには太いものが使われま

すが、これは高い。硬い部分の皮を剥いて根元まで食べるのなら太いほうがいいのですが、わたしのよう

な面倒くさがりは柔らかいところだけ使いますから、細くても困りません。それでも一人ですから、一束

で堪能できます。エビの刺身とお吸い物、アスパラのバターソティー。あと、前の家からもらった少し小

ぶりの大根を煮て、自家製の糠漬けを切り、それで夕食。目の前で抜いてくれた大根は、ちょっと火を通

すだけで、カブのように柔らかくなり、甘くおいしかった。