樹海に湧いた霧のカーテン

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rps13_dddさん、励ましてくれてありがとう。これからも撮りつづけます。


 sekai3652000さん、「△△人は奴隷だ、○○人はバカだ、日本民族は優秀なんだ、日本軍の力を見せ付

けて、それを世界に認めさせろ、」みたいなことを言っているときには、日常のやり場のない感情を忘れ

られるのでしょうか。わたしも若いころ、方向はちがいますが、自分の視野の狭さがわからず、短絡的な

議論に酔うようなところがありましたね。

 昨日の朝日新聞の書評欄で、陰山英男三木清の『人生論ノート』の一節を引用していました。「愛す

るもののために死んだ故に彼等は幸福であったのではなく、反対に、彼等は幸福であった故に愛するもの

のために死ぬる力を有したのである」というものです。ほんとうの愛国心を期待する政治家は、日の丸や

君が代を強制するのでなく、国民の幸福のために努力しなければならないのに、ね。


 西別岳の稜線から東をのぞむと、オホーツク海の海岸に近いところにうっすらと霧がかかっているよう

に見えます。しばらくして、四角く区割りされた牧場の地面や、木々の海から水蒸気が湧き上がり、空か

ら降りた巨大なカーテンがゆれているような光景になり、近くの樹海にも霧の流れが迫ってきました。