トドワラ

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  takapatiさんは北海道出身みたいですね。わたしは18で上京して以来ずっと東京と埼玉に住みまし

た。その間さまざまな季節に北海道を訪ね、すっかり好きになりました。奈良から青森まで、本州もいろ

んなところに旅行しています。それでも、妻を失い息子が自立し、仕事をやめてもいいかなと思ったと

き、終の棲家として浮かんだのは道東でした。気軽な独り身のこと、1年半前に身よりも知人もいない美

幌への移住を実行しました。

 いまはこちらのくらしにすっかり満足しています。四季の変化が多彩ですから、1年や2年では道東の

美しい風物を味わいつくすことができないようです。人情も首都圏の都会とはちがいます。埼玉に30年

以上住んでも、隣人と特に親しくなることはなかったのに、ここでは前後左右の隣家の人、それに自治

の同じ班の人たちにも、ずいぶん親切にしてもらっています。「人間らしいくらし」という気分です。


 今日の写真は野付半島のトドワラです。トドマツの枯れた林を意味することばかな。今回は尾岱沼の観

光船で行きました。10年ほど前は馬車でした。もっと枯れ木が多く、水中にも白い倒木がたくさん見え

ていたような記憶があります。朽ち果てたり流されたりして、この景観もだんだん失われていくのでしょ

うか。観光船のガイドさんも、「保護したいんだけれども、方法がない」と言っていました。