ガラスにできた氷のもよう

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 二日ほど乾いた雪が続きました。最低気温は-10度を下回ったようです。寒い朝は、北に面する入り

口のガラスに、雪片とちがう長い直線的な氷のもようが張り付きます。樹氷と同じで空気中の水蒸気が、

水を経ずに直接氷結したのでしょう。南東に面したサンルームにはこういうもようはできません。元旦に

ここできたのは、比較的大きな崩れた雪の結晶のような形でした。いまはもっと小さな雪片が散らばって

います。気温、湿度、風向などの微妙な違いで、氷結してできるもようが千差万別です。

 6時ではまだ暗く、雪かきをしようと外に出ると、新雪の表面が街灯の光で、滑らかに敷き詰めた真綿

に銀粉をまき散らしたように光っています。十分に備えていますからそんなに寒くは感じません。スノー

ダンプに手を置いたまま、しばらく見入っていました。清潔な寒気に身をさらして薄明を待つ。陽を浴び

た雪原をさまようのとは、またちがう気持ちのよさです。風に吹き散らされてあまり厚くは積もっていま

せん。10センチほどの乾雪ですから、雪かきは汗ばむこともない朝食前の快適な運動です。