美幌川冬のさかり

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 何種類かの地図を比べてみました。美幌峠西方標高450メートルあたりがこの川の源流でしょうか。

市街地手前の川原近くに海抜12・5メートルの標示が書き込まれていました。440メートルほどの高

度差を25キロ余で流れ落ちて、町内で網走川に合流しています。厳冬でも表面が凍らないのは、流速が

大きいからでしょう。

 流れてくるシャーベット状の塊は、日によって大きかったり小さかったり、多かったり少なかったりし

ます。見た目の深さは腰くらいですが、光の屈折がありますから実際はもっと深いかもしれません。釣り

人の姿を見かけますので、魚はいるのでしょう。でもわたしは魚影を確認していません。

 写真では冷たそうです。それでも凍結していないのですから、氷点下にはなっていないはずです。この

とき気温は-10度前後だったでしょうか。氷点近い水も、接する空気の温度がそれよりずっと低ければ

さかんに蒸発して、霞が湧きます。立ち昇る霞に低く陽が射すとなかなかいい雰囲気になります。そのう

ちに紹介します。

 日高地方の広尾町(襟裳岬近く)にも同名の川がありますね。ネットで検索していて気づきました。


 今年は流氷がなかなか接岸しません。2月中旬から下旬になる、遅い方の新記録になるのでは、という

予報を目にしました。去年はしっかり広がっていたけれど、今年は海水がまったく見えないほどにはなら

ないのかな。