氷がつくる抽象模様

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 北側の玄関ガラスに着いた氷の模様は、壁紙、それも図案が具象ではなく抽象的なもの、に見られる繰

り返しでできています。でも、人工のものとちがって、似てはいるが同じではないパターンのつながりで

す。一枚目の中心部では基本が羽根模様のついた直線です。その意匠を拡大すると二枚目になります。周

辺では基本がつぶれた平面図形が揺らぎながら重なろうとしています。その構造に注目したのが三枚目で

す。機械的な繰り返しではないところが抽象画を思わせます。とはいえ、作者の意図を感じさせない無機

的なものですから、やはり絵ではなく模様と呼ぶべきでしょう。もっとも、あらかじめ抽象画だよと聞か

されていたら、何らかの意図を見つけようとするかもしれませんね。そうしたら絵になります。氷の抽象

模様を撮った写真はまだありますので、そのうちに続きを載せます。


 今朝9時以降は終日気温がプラスの予報で、しかも傘マークまで付いてる。まだ春じゃないつーの。誰

かさんの口癖じゃないけど、ホント、なんか狂ってるよ。いまはきのうのような霧氷・氷紋が常態じゃな

いの?岸から目撃できる流氷初日も、もう去年よりだいぶ遅れてるよ。まだ紋別ガリンコタワーからも

見えないんだって。まあ、屋根の雪を溶かして落としてくれたら、雪下ろしを頼まなくすむから財布が助

かるけどね。