夏のオジロワシ

 
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 根室の春国岱ネイチャーセンターで
 
 「夏でもオジロは来ますか」
 
 「たいていいつもいますよ」と窓際に置かれた望遠鏡で探してくれました。
 
 「今はちょっと見えませんね。別海側の走古丹にもたくさんいるんですよ」
 
 それで国道44号、243号、244号をたどって反対側の砂洲にも行ってみました。だけどここでも空振り。あき
 
らめて野付半島へ。ナラワラに向かって車を飛ばしているときです。右手の乾いた泥の原に大型の鳥が2羽佇
 
んでいる姿が目に入りました。あわてて停車して撮ったのが上の写真です。
 
 わたしがこれまで夏のオジロを見たのは、霧多布岬とワッカ原生花園の2回だけです。そのときと印象がずい
 
ぶんちがうのですが、春国岱ネイチャーセンターの職員の言葉を思い出しました。
 
 「冬とちがって夏のオジロは汚いですよ」
 
 「わたしが見たのは真っ白でした」
 
 「それは5年以上の成鳥ですね。若鳥は汚れたような色だけれど、完全に成長すると首から上が真っ白になり
 
ます」
 
 この会話がなければ、写真の鳥はちがう種類と思ったかもしれません。確かに、羽色はともかく姿かたちは冬
 
美幌川で目にするオジロと同じです。ただ連れ立っているように見えた小さいほうはどうなのでしょう。