釧路川悠々

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 釧路川屈斜路湖を源流として南下し、弟子屈(てしかが)、標茶(しべちゃ)、釧路町を経て、釧路市で太平洋
 
に注いでいます。もともとは下流に行くにしたがって蛇行が多くなり、流入する支流とともに広範囲の低地に水分
 
をもたらしていました。いまは釧路市に近い岩保木(いわっぽぎ)水門あたりから直線化された新釧路川に付け
 
替えられ、それ以降の湿原で乾燥化が促進されることになりました。
 
 写真は湿原北部のコッタロ展望台の高い位置で見た釧路川を、流れに併行する砂利道を走りながら、ところど
 
ころで車を停めて低い位置から撮ったものです。川岸まで近づいた場所と、じくじくした湿地に妨げられて道路か
 
らしか狙えなかった場所とあります。最後の一枚は塘路湖に近い橋の上からです。地層の露出は自然の侵食、
 
崖の崩落、橋梁工事の、どれが原因なのでしょうか。
 
 源流から10キロ弱と塘路湖から細岡までとはカヌーで下ったことがあります。岩をかむ急流はなく、両岸から
 
迫る深い緑が印象的なゆったりした流れでした。岸からの写真はその雰囲気を思い出させます。もっとも、緑豊
 
かなのは6月から早い冬までの5ヶ月ほどです。12月から3月までは霧氷が葉に代わって裸木と枯れ草を飾り
 
ます。