エゾカンゾウの季節

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 ゼンテイカニッコウキスゲ、エゾカンゾウと三つも名前のある花です。本州では尾瀬、日光霧降高原
 
など高原の花ですが、東北や北海道では海岸の平地で普通に見られます。ほぼ同時に咲くエゾキスゲ
 
や少し遅れるエスカシユリとともに、原生花園の夏を代表する黄花です。大学入学の年に初めて訪れ
 
たときからずっと、わたしの北海道イメージの筆頭は、これら三種の黄花に彩られる海岸草原です。
 
 今日の写真は21日に野付半島のネイチャーセンターからトドワラに続く道で撮りました。もう少しすると
 
半島の先端に近い半分(10キロほど)の両側が黄色い絨毯を敷き詰めたようになります。この日はまだ
 
緑のなかに見え隠れしている印象でした。最盛期もいいけれど、これはこれで風情があります。それで
 
も咲き誇った草原風景を今年も見ておきたいと思っているのですが、雨や曇り日が多くて行きそびれて
 
います。そのうちに主役がエゾスカシユリに交代してしまいそうです。こちらは海岸だけでなく国道脇や
 
山地など、そのつもりはなくても頻繁に目に入るので、エゾカンゾウほどには気持ちが動きません。