湿原にようやく緑が

  アキホさん、ご訪問ありがとうございます。忘れ物のはなし、歳をとるといろいろ出てきますね。忘れ物ではな
 
いけれど、冷蔵庫の前まで行って何を取りに来たのか思い出せなくなったりとか、わたしにもあります。
 
 
 ユメラジさん、ほんとにシンプルにくらせるのはいいですね。仕事から離れてこちらに来て、お腹が減ったら食
 
べ、眠くなったら寝て、面倒な付き合いは避ける、そんな生活ができるようになって、穏やかな気持ちでいられる
 
時間が増えました。
 
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 釧路湿原で萌える緑が目立つようになるのは6月に入ってからです。上の写真は全部同じ日。乾いたところで
 
木々の緑が濃くなっても、湿った低地ではまだまだ冬の色が優勢です。やがて茶色の盛り上がりがすべてイソ
 
ツツジの花になり、伸びてきた新しい緑が枯れ葦を覆い尽くします。
 
 どこまでを釧路湿原と呼べばいいのか、その境界はさだかではありません。東部の高台にあるコッタロ展望台
 
から望むと、かすかに塘路湖シラルトロ湖の水面が見えます。周りに耕地や市街ができていますが、少し逸
 
れれば湖に流れ込む河川に出会い、その岸には湿地と林がまだらに広がっています。
 
 展望台に登る道にはたくさんの蝶が。カメラで狙ってみましたが、撮れたのはこの一枚だけでした。飛び交う黒
 
いカラスアゲハは、わたしをからかうように目の前をすばやく通り過ぎ、遠くの木陰で止まります。樹の多いところ
 
ではむずかしいみたい。もっと夏らしくなってから温根内の木道に行けば、たぶん被写体になってもらえるでしょ
 
う。