北国の早春

 そらさん、きのう屈斜路湖から上って藻琴山の中腹を横切る山道をドライブしました。屈斜路湖の大部分も山
 
道もまだ白い季節。こちらでは海ぎわは早春ですが、山はまだ冬の雰囲気です。それでも2箇所でキツネに、1
 
箇所で小鹿の群れに出会いました。野鳥だけでなく獣も春を感じているみたい。そちらはそろそろ春たけなわか
 
な。
 
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 一昨日美幌川の岸でフキノトウを摘みました。ほろ苦い味が春の始まり。関東のフキノトウはもっと小ぶりでし
 
たが、こちらのは7,8センチはあろうかという大きな種類です。天ぷらにしても抜けないほど苦味が強く、香りを残
 
してアクくだけうまく抜くのに苦労します。もう一ヶ月ほどすると茎が食べられるようになります。1本もあれば1人
 
前には十分な大きさで、軟らかいうえにアクも少なくて美味です。
 
 よく晴れた午後の川岸です。残雪はありますが水面は明るく、遠景の藻琴山と近景のシラカバの幹や枯れス
 
スキがくっきりあざやか。柳の穂は白く光っているけれど、葉の緑はまだ芽吹いていません。風景の基調が白か
 
ら緑に変わるのは5月になってからかな。
 
 
 北極圏のオゾン層が観測史上最悪の減少とか。オゾン層がなくなれば地上生物の生身が降り注ぐ宇宙線に晒
 
されます。原因の一つは人為的温室効果ガスの増加だそうです。宇宙空間に満ちている有害放射から生き物を
 
守る地球の機能が失われれば、ヒトは存続できません。福島原発事故が収束すれば解決するということではな
 
く、もっと深いところから方向転換しないと文明が崩壊するという、黄色信号が点灯しているみたい。