朝焼け雲

　赤ＦＤさん、美富のエゾエンゴサクはせせらぎ公園東屋付近より少し早く咲きますね。この前ニセアカシアを刈

 

っている人がいましたよ。茂って歩きにくいので勝手にやっているけど、外来種だからと。わたしみたいにこの林

 

が好きな人もいるんですね。ときどき人に会います。

 

　ところで、せせらぎ公園入り口近くの黒百合も、まとまった広がりがいいですね。知られたら採る人がいるかも

 

しれないし、黙っていたほうがいいのかなーとも思うけど、去年だったか、草刈作業をしていた人が雑草といっし

 

ょに黒百合の一部も刈っているのを見て、ちょっと心配にもなりました。

 

 

　そらさん、呼人のアズマイチゲ、小清水展望台のコケモモなど、珍重する人はあまりいないけれど片隅に少し

 

だけひっそり咲いている花を見つけると、なんだかとてもうれしくなります。

 

 

　オリオンさん、そちらはもうタンポポに綿毛ができているのですね。セイヨウタンポポでしょう。こちらもほとんど

 

はそうですが、サロマ湖の畔にたまに、そして霧多布岬にびっしり、まだ在来種のエゾタンポポが残っています。

 

盛りは五月ですけれど。

 

　エゾエンゴサクの季節だけでなく、こちらの森は四季折々にメルヘンチックな雰囲気がありますよ。本州のよう

 

に潅木が茂らないので見通しがよく、木々の間から木洩れ日が射して陰影が深くなりますから。雪深い森、若葉

 

の季節、葉が茂る夏、紅葉の秋、それぞれに風情があります。

 

　ところで昨日の写真のエゾエンゴサクは出初めなので５，６センチですが、だんだん花穂が伸びて、なかには２

 

５センチほどにもなるものもあります。

 

 

 

 

 

 

　雲の多い早春のある朝、陽が地平線を離れてからも、東の空に朝焼けが続いていました。色調は似ているけ

 

れど、夕方のオレンジ雲より生気があるような。