春の雪山 原発はミサイルに対応できる?

 タムラ、以前の彩雲は巻雲だったと思うけれど、今度のはもう少し低かったような。夕方の西空にかかってい
 
た黒っぽい雲は層積雲じゃないかなー。その上部にかなり広く数種類の色が見られました。ここは層状の高積
 
雲だったのかも。暮れるまで1時間ほど持続したと思います。
 
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 今月5日に屈斜路湖外輪山の中腹を行く山路(道道102号)をドライブして、少しずつ角度のちがう地点で撮っ
 
た写真です。西には藻琴山の山肌が、東には斜里岳の遠景がくっきりあざやかでした。
 
 
 今朝の朝日新聞によると、東芝が自信をもって原発プラント売込みを推進する方針とか。すでに投資した額が
 
巨大なので、社益を考えたら到底撤退はできないということでしょうね。きっと企業の存続がかかっています。社
 
益と世界全体のヒトの利益を天秤にかけて客観的に判断しろと言っても、会社が破綻すれば責任を問われる経
 
営陣には無理な要求でしょう。
 
 プラントの安全性について、専門家にたずねたいことがあります。ミサイルの直撃を受けたらどうなるかというこ
 
とです。福島第一原発の損傷だけで今度の事態です。核ミサイルはともかく、通常ミサイルならもっている国が
 
たくさんあります。追い詰められて絶望的になった政権が、周辺国の原発を標的にして「無理心中」を図る可能
 
性がゼロとは言えないでしょう。それでも安全な設計になっているのでしょうか。
 
 日本で原発を推進したある専門家が過去に、ごくわずかな可能性まですべて考慮したら何にもできないという
 
意味の発言をしていたそうです。リスク評価は、万一のときの被害の大きさとリスクが生じる確率との積であるべ
 
きでしょう。想定される被害が小さければ、この人の発言も通用します。しかし世界中でいくつも原発事故が起き
 
て大量放射能が放出されたら、世界的な文明崩壊も考えられます。被害が最大級なのだから、確率は小さくて
 
も「想定外」の自然災害やミサイル直撃も無視はできません。
 
 それらの小さな可能性まですべて考慮して安全を確保するとしたら、生産される電力の単位あたりのコストは
 
どのくらいになるのか、これも専門家に試算して欲しいものです。税金でまかなわれる間接コストを除外したりせ
 
ず、すべて算入しても自然エネルギーによる発電より安いのかどうか。東芝の経営陣やトップ技術者に問うても
 
ムダでしょう。外部の専門家や良識ある東芝社員に答えてもらいたいと思います。