そらさん、昼の雲もさまざまですが、美幌の日の出も季節や天気でいろいろですね。映像でしか見ていないけ
れど、アフリカの砂漠とかモンゴルの大草原とか南極とか、場所がちがうとまた別な雰囲気みたい。
ある常呂遺跡の森でした。いままで気がつかなかったということは4月には行っていないかったのかなーと。天気
予報では週末から週明けは傘マーク。昨日朝、陽は出ないけど降らないみたいだから出かけようという気になっ
て、午前中に行ってきました。
ところがまあ寒くて寒くて。町内を通る自動車専用道路のサインボードに、気温零度・凍結注意と。真冬の-30
度なら、はなからそのつもりだからあまり感じないけど、5月下旬の陽気と報じられるような日が続いたりもしてい
たから、森でカメラを持つ手が凍えてけっこうこたえました。
たしかにアズマイチゲはありました。遊歩道のここそこに、竪穴住居跡の窪みの底にも、群れています。だけど
みんな花は閉じているのです。フリペの写真では開いていたから蕾ではありません。早朝には閉じているニリン
ソウから類推すると、光が足りないか寒すぎるかで花びらが支えられないのでしょう。
まあ全開でも特別目立つ花ではありません。形はマーガレットに似ているけれどずっと小さいし。花々がにぎわ
わけです。
がんばってはみたけれどここまでだわ、というような花も一輪。そんなのも含め、白く小さな円筒形が露に濡れ
た緑の葉のなかに点在しているほうが、かえって風情があるかも。