芽吹く柳

 そらさん、ジャレド・ダイアモンドが書いています。文明の行く末は絶望が50パーセント、希望が51パーセント
 
だという意味のことを。1パーセントだけ上回る希望は祈りかもしれません。わたしも滅亡が現実になる日まで、1
 
パーセントを信じ続けます。ヒトのエゴから自由になれないので、考察を知らない生物だけがにぎわう地球を祝
 
福する気にはなれません。
 
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 白い花穂を付ける柳は雪が融けだす前から春の気配を感じさせてくれます。本州にいたとき柳といえばシダレ
 
柳のイメージでしたが、こちらに来てからは見た記憶がありません。写真の種はエゾヤナギでしょうか。だとすれ
 
ばやがて穂の表面に黄色い花粉をもつ雄蕊が目立つようになり、6月には盛んに柳絮(りゅうじょ=種を包む柳
 
の綿毛)を飛ばすことになります。