ワッカ原生花園夏

 
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 子どものころ産婆をしていた祖母がよくゲンノショウコを集めて乾していました。それで薬草として名が記憶に
 
残っています。どんな花だったかはまったく覚えていません。こちらでエゾフーロ(1枚目)が草原の夏を代表する
 
花の一つと知ったとき、ゲンノショウコの親戚とは思いもしませんでした。何年か前東京から来た友人がこの花を
 
見てゲンノショウコと言ったのをふしぎな気がしたものです。
 
 ムシャリンドウ(2,3枚目)はリンドウのイメージではないですね。分類としてもシソ科だから、大分類の目まで遡
 
っても合流しません。ムシャは近江の武佐という地名が由来とも言われるけれど、滋賀県には生育していないそ
 
うです。
 
 一度味見をしたいと思っていたハマボウフウ(4,5枚目)です。いまだ望みは達せられていません。こんなに育っ
 
て花が咲いたのではもうだめでしょうね。Hoさんの話では、わずかに葉が出たころに掘り出して根を食べるとか。
 
山菜はあまり興味ないけれど、ハマボウフウは好きだ、前は能取の海岸にいっぱいあったのに最近は採れる場
 
所がない、と彼は言います。
 
 次のタンポポに似た黄色い花、よく知っているはずなのに名前が出てきません。最近よくあるんですよ。いやで
 
すねー。黄金色の5枚花弁はキンバイの仲間でしょう。そのうちの何なのか、センターに寄って確かめておけば
 
よかった。葉はツルキジムシロに似ています。
 
 最後のハマヒルガオ、本州の海岸でもよく見るし、道内のたいていの浜にも咲いているから、ワッカ原生花園
 
も観光客に注目されせん。でもわたしは好きだなー。白のストライプがすてきだし、葉の緑とのコントラストがあ
 
ざやかですよ。