大草原
ほんとうは湿原なのですが、夏草が茂って大草原の感じです。どこかから馬に乗ったインディアンやロ
ーラ姉妹が現れてもおかしくないような。でも湿原センター近くの木道を歩いてみると、じくじく水が滲み
出していたり小さな流れが溢れていたりで、人も馬も原には入り込めないとわかります。
写真は霧多布湿原を東西に貫くMGロードの半ばに車を停めて撮りました。Marshy Grassland(湿原)
の頭文字を取って名づけられた2キロ弱の直線道路です。太平洋沿いの道道123号線と湿原センターを
つないでいます。舗装の下に水路が設けられていて、湿原の劣化を防いでいるとか。
6月のワタスゲ最盛期だと、晴れた日には原全体が銀色に輝きます。そのころ123号線沿いの木道で
は黒ユリが、センター下の湿原ではフタマタイチゲやクシロハナシノブ咲いています。いま遠目には緑一
道路沿いに大群落があります。その写真はそのうちアップします。